早生まれは保育園に入りづらい?4月の入園を目指すためにできること
待機児童が多く、保育園に入りにくい状況の中、早生まれだと特に不利だといわれていますよね。働くママにとって保育園に入れるかどうかはとても気になるところだと思います。今回は早生まれは何が不利なのか、それでも入園できるようにするためにどんな行動をとればよいのかを詳しく紹介いたします。
早生まれは保育園入園に不利ってホント?
4月時点で0歳児の入園月齢に達していない
そのため、0歳児クラスの4月入園を前提としているなら、一番遅くても2月初めまでには生まれていなければいけません。ですが、2月後半から4月1日までの早生まれは月齢が足りず、条件を満たすことができないのでどうしても4月に入園することができないのです。
そして、ようやく入園できる月齢になった頃に保育園を探しても、募集枠の多い4月の入園を逃してしまうので、どこの園もいっぱいになっていて空きがなく、入園がさらに難しくなります。
早生まれにハンデがあるって本当?早生まれの心配ごとやサポート方法 - teniteo[テニテオ]
早生まれの子を持つママは、まわりの子どもと自分の子どもを比べたときに、なにかと不安に感じてしまいがちですよね。生まれ月の差は子どもにとって本当にハンデになるのか。また、もしハンデがあるように思えたときには、子どもをどうサポートしていくべきなのか。一緒に考えてみませんか。
入園申込の申請期限に間に合わない
自治体によって違いますが、「生まれている赤ちゃん」でないと申請ができないところがほとんどです。
予定日がわかっているにもかかわらず、1月2月3月の早生まれは、まだ生まれていないので申請することもできませんし、生まれる前に締め切りがきてしまうのです。
ただ、市区町村によっては4月1日に受け入れ可能な月齢に達していれば、妊娠中に申し込みを受け付けてくれるところもあるそうです。早生まれでも入園できるチャンスがあるかもしれないので、確認してみることをおすすめします。
1歳児クラスの入園は募集枠が少ない
また、フルタイムで働いていることや兄弟がすでに入園していること、認可外を利用していることなどの加点ポイントを持っている人が有利になるので、それらの加点ポイントがない場合、1歳児クラスの入園はかなり厳しいようです。
そのため、1歳児クラスの少ない枠で競うより、育休を早めに切り上げてでも、競争率が低い0歳児クラスで競ったほうが、入園できる確率が高いということで、早くから保活をしているママもいます。
早生まれでも保育園の4月入園を目指そう
妊娠が分かったらすぐに情報収集を開始
初めての子の場合、何から情報を集めてよいかわからないと思いますが、役所に問い合わせたり、今はネットで調べたりもできますよ。
保育の必要性が高い家庭が優先されるため、役所で自分のポイントがどれだけあるのかを知っておくことも大切です。それによって職場復帰後の勤務体制や家庭の状況を見直すことが必要になる場合もあります。
あらゆる保育施設に数多くアタック
その中の、認可外保育園、小規模保育、家庭的保育、ベビーシッター、認定保育所などの有償保育を利用することで、保育の必要性を示すポイントを加算することができるのです。
認可保育園に比べて保育料が高額になることがほとんどですが、料金に上限が設定されていたり、保育時間が長かったり、少人数できめ細やかな保育を受けられたりするなど、メリットもたくさんあります。
数多く当たってみることで、入園のチャンスをつかむことができるかもしれませんね。
とりあえず認可外保育園を確保する
生後何カ月以上と定めてあっても、実際の状況によって月齢が早くても受け入れてくれる場合もあれば、中には少数ですが妊娠中から入園申し込みができる園もあります。
認可外は「高い」「狭い」などよくないイメージもあるようですが、実際には様々な特色があり、内容の濃い保育をしてくれる園もたくさんあるのです。保育時間も長く対応してくれたり、教育面に力を入れているところもあったりすることから、料金は認可保育園にくらべるとやや高めになっていますが、自治体によっては認可外でも補助金が出るケースもあります。