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早生まれは保育園に入りづらい?4月の入園を目指すためにできること

早生まれは保育園に入りづらい?4月の入園を目指すためにできること

待機児童が多く、保育園に入りにくい状況の中、早生まれだと特に不利だといわれていますよね。働くママにとって保育園に入れるかどうかはとても気になるところだと思います。今回は早生まれは何が不利なのか、それでも入園できるようにするためにどんな行動をとればよいのかを詳しく紹介いたします。

早生まれは保育園入園に不利ってホント?

4月時点で0歳児の入園月齢に達していない

多くの認可保育園の場合、一番早くて産休あけの生後57日以降から預けることができるようになっています。これは労働基準法により産後8週間(56日間)の就業が禁止されているからです。

そのため、0歳児クラスの4月入園を前提としているなら、一番遅くても2月初めまでには生まれていなければいけません。ですが、2月後半から4月1日までの早生まれは月齢が足りず、条件を満たすことができないのでどうしても4月に入園することができないのです。

そして、ようやく入園できる月齢になった頃に保育園を探しても、募集枠の多い4月の入園を逃してしまうので、どこの園もいっぱいになっていて空きがなく、入園がさらに難しくなります。

入園申込の申請期限に間に合わない

認可保育園の入園申し込みは、前年度の秋頃から募集が始まります。4月入園の申し込みのほとんどが前年の12月には締め切られてしまいます。

自治体によって違いますが、「生まれている赤ちゃん」でないと申請ができないところがほとんどです。

予定日がわかっているにもかかわらず、1月2月3月の早生まれは、まだ生まれていないので申請することもできませんし、生まれる前に締め切りがきてしまうのです。

ただ、市区町村によっては4月1日に受け入れ可能な月齢に達していれば、妊娠中に申し込みを受け付けてくれるところもあるそうです。早生まれでも入園できるチャンスがあるかもしれないので、確認してみることをおすすめします。

1歳児クラスの入園は募集枠が少ない

1歳児クラスは0歳児クラスからそのまま持ち上がるので、募集している枠より実際に入れる人数が少なくなってしまいます。この受け入れできる空きの枠を、何十人もの入園希望者と競うことになるので、0歳児クラスに入園させるより難しくなります。

また、フルタイムで働いていることや兄弟がすでに入園していること、認可外を利用していることなどの加点ポイントを持っている人が有利になるので、それらの加点ポイントがない場合、1歳児クラスの入園はかなり厳しいようです。

そのため、1歳児クラスの少ない枠で競うより、育休を早めに切り上げてでも、競争率が低い0歳児クラスで競ったほうが、入園できる確率が高いということで、早くから保活をしているママもいます。

早生まれでも保育園の4月入園を目指そう

妊娠が分かったらすぐに情報収集を開始

実際に園に足を運んで話を聞かないとわからない情報もあるため、何カ所も見学に行かなくてはならなかったり、申し込みが早いもの順だったりということもあります。また、妊娠中から予約を受け付けてくれる認可外保育園もあるので、妊娠し、入園する時期がわかるようになったらできるだけ早く情報収集をし、行動することをおすすめします。

初めての子の場合、何から情報を集めてよいかわからないと思いますが、役所に問い合わせたり、今はネットで調べたりもできますよ。

保育の必要性が高い家庭が優先されるため、役所で自分のポイントがどれだけあるのかを知っておくことも大切です。それによって職場復帰後の勤務体制や家庭の状況を見直すことが必要になる場合もあります。

あらゆる保育施設に数多くアタック

保育施設には、認可保育園、認可外保育園、小規模保育園、認定こども園、事業所内保育施設、家庭保育、預かり保育がある幼稚園、ベビーホテル、ベビーシッター、その他託児ホテルなどさまざまなものがあります。

その中の、認可外保育園、小規模保育、家庭的保育、ベビーシッター、認定保育所などの有償保育を利用することで、保育の必要性を示すポイントを加算することができるのです。

認可保育園に比べて保育料が高額になることがほとんどですが、料金に上限が設定されていたり、保育時間が長かったり、少人数できめ細やかな保育を受けられたりするなど、メリットもたくさんあります。

数多く当たってみることで、入園のチャンスをつかむことができるかもしれませんね。

とりあえず認可外保育園を確保する

認可外保育園は国の児童福祉法に基づく認可を受けていない保育園のことです。園ごとに独自の選考をし、入園できる月齢や申し込みの開始時期もさまざまです。

生後何カ月以上と定めてあっても、実際の状況によって月齢が早くても受け入れてくれる場合もあれば、中には少数ですが妊娠中から入園申し込みができる園もあります。

認可外は「高い」「狭い」などよくないイメージもあるようですが、実際には様々な特色があり、内容の濃い保育をしてくれる園もたくさんあるのです。保育時間も長く対応してくれたり、教育面に力を入れているところもあったりすることから、料金は認可保育園にくらべるとやや高めになっていますが、自治体によっては認可外でも補助金が出るケースもあります。

早生まれでも諦めないで。4月以降の入園も

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