ネグレクトについて知ろう。他人ごとではない実態と起こる原因
子どもの接し方に悩んだときは相談すること
一人きりでずっと悩みを抱えていると、余裕もなくなり周囲が見えなくなってしまいます。そんなときに、客観的に自分や子どもの様子を誰かに見てもらえることができれば、もしも子どもとの関係性がおかしくなっていたらいち早く気づいてもらうことができます。
「なにを話したらよいかわからない」など、相談をすることが苦手な方もいらっしゃるかと思います。そんなときも、誰かに辛い気持ちをただ打ち明けて共感をしてもらえるだけで、心のストレスは和らぐはずです。
悩みは一人きりで抱え込まずに吐き出すようにしましょう。
子どもも一人の人間として尊重すること
子どもの意思や尊厳を無視するような行為は、ネグレクトに通ずるところもあります。
「この子は自分の子どもだから」と思うことは、親ならば当たり前だと思いますが、その考えが行き過ぎてしまうと、子どもから自由を奪ってしまうことになるでしょう。
よく、子どもを「大人の望むような理想の人格」に近づけて育ようとする親がいますが、そのような状態がひどくなると支配的な親子関係になってしまいます。
良好な親子関係を築くには、子どもも一人の人間として認め、気持ちや考えを尊重することが大切です。
まとめ
悲しい事件で犠牲になる子どもたちが少しでもいなくなるように、親にできることは何かを考え、明るい未来のために行動していきたいですね。