つらい寝ぐずりをそのまま放置?放置する危険性と寝ぐずりの対処法
寝かしつけをするときに、赤ちゃんがぐずることは多いですよね。たまにならよいですが、毎日寝かしつけの度に泣かれるとママも「早く寝てよ」とつらくなることでしょう。ここでは、寝る前にぐずる赤ちゃんを放置してもよいのかや、どのように過ごすと赤ちゃんはよく寝るのかなどをご紹介します。
赤ちゃんが寝ぐずりする原因は?
まだ睡眠のリズムが整っていないから
月齢が低い赤ちゃんが寝る前に泣くのは、睡眠のリズムが整っていない可能性があります。赤ちゃんは成長していくにつれて睡眠のリズムも整ってくるため、寝かしつけ時間になると自然と眠くなってママがずっと対応しなくても、ひとりで眠れるようになりますよ。
睡眠のリズムが整ってくる時期は、赤ちゃんによって違いがあるものです。月齢が低くてもスムーズに寝る子もいれば、1歳頃になっても1時間くらい泣いてからでないと寝ない子もいます。
日中に受けた刺激で興奮している
たとえば、人がたくさんいる場所に赤ちゃんと行った、テーマパークに遊びに行った、赤ちゃんが初めての場所に行ったなど、普段の生活とは違うような刺激を受けたときに、赤ちゃんの脳は興奮状態が続いています。大人でも普段の生活とは違う経験をすると、疲れているのに眠れないことがありますよね。赤ちゃんも同じように日中に受けた刺激によって、眠たいのに上手に寝られず泣いてしまうのです。
そのようなときは、優しく話しかけながら赤ちゃんがリラックスできるように接しましょう。
新生児期は意味もなく寝ぐずりすることも
新生児の頃は日中に受けた刺激によって興奮して泣くのではなく、意味もなく泣いていることがあります。赤ちゃんが泣き始めたときは、お腹が空いていないかやおむつが汚れていないかなど、まずは赤ちゃんが不快に感じていることがないかをチェックしましょう。
赤ちゃんの欲求が満たされているのに泣き止まないときは、意味もなく泣いている可能性が高いです。なかなか寝てくれないとママも対応するのがつらくなることがあるかもしれませんが、今だけのことだと思って優しく対応することが大切ですよ。
寝ぐずりをそのまま放置したときの危険性
もしかしたら体調不良を訴えている可能性も
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、体に異変が起こったときにすぐに対応しないと命に危険が及ぶことがあります。長時間泣かれるとママもストレスが溜まりますが、話せない赤ちゃんは泣くことでしか意思表示できないので、放置せずに対応するようにしましょう。
赤ちゃんがいつもの泣き方と違う、呼吸が荒い気がするなど、様子がおかしいと感じたときは早めに病院に行くことが重要ですよ。
サイレントベビーになる危険性も考えられる
泣いている赤ちゃんを常に放置してしまうと、サイレントベビーになる危険性があります。赤ちゃんは泣いたときにママが優しく対応してくれるという経験を積み重ねることで、悲しい、嬉しい、楽しいなど、さまざまな感情が発達します。しかし「ママにかまってほしい」と泣いても誰も相手をしてくれない状態が続くと「泣いても無駄なんだ」と感じるため、感情がない赤ちゃんになってしまうのです。
赤ちゃんを放置するのではなく、つらいときは周りに頼ることも重要ですよ。
信頼関係が築きにくくなることもある
また、泣いているときにママが優しく対応することで「どんなときもママは優しいんだ」「ママに愛されているんだ」と赤ちゃんは感じることができます。泣いているときに放置されると「ママに愛されていないのかな」と赤ちゃんは不安に思うので、赤ちゃんとの絆を深めるためにも放置せずに優しく接することが大切ですよ。
赤ちゃんが長時間ぐずって大変なときは、パパにの寝かしつけを頼むなどしてママは体を休めましょう。