ベビーヨガの効果とは?赤ちゃんと自宅でできるやり方をご紹介!
赤ちゃんとの触れ合いタイムはどうしていますか?言葉を交わしてコミュニケーションをとることができない赤ちゃんのうちは、スキンシップをとって親子の絆を深めることが大切です。そこで今回は、親子の愛情と信頼関係を深める「ベビーヨガ」について、自宅でのやり方や簡単なポーズをご紹介します。
ベビーヨガとは?特徴とメリット
赤ちゃんと一緒にできるベビーヨガ
ヨガにも様々な種類があり、赤ちゃんにヨガのポーズをとらせるプログラムもありますが、赤ちゃんを抱えてゆらゆらと揺れたり、ママの背中に乗せたりなど、赤ちゃんとママが触れ合いながら一緒にヨガのポーズを行うのが特徴です。
スキンシップを通して親子の信頼関係を深める効果があると言われています。
ヨガのポーズをとるだけでなく、普段なかなか意識して触れることのない赤ちゃんの腕や脚に触れて、全身を使ったスキンシップを楽しみます。ベビーヨガは体を動かして鍛えるというよりも、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむものと言えます。
ベビーヨガによる「赤ちゃん」へのメリット
【脳の発達を促す】
赤ちゃんは体に触れられることで触覚が刺激され、脳の活性化を促します。また、体を動かすことによって脳が刺激されることが分かっています。
【運動能力の向上】
ベビーヨガでは普段の生活であまり使わない筋肉を動かすので、いろんな動きができるようになり、筋力もついてきます。脳や筋肉の発達によって運動神経を高めます。
【免疫力が上がる】
ベビーヨガで適度に体を動かすことで血液やリンパの流れを促し、体に栄養が運ばれることで免疫力が向上します。体に栄養が行き届けば、内臓も健康的に発達します。ベビーヨガは赤ちゃんの丈夫な体づくりに貢献してくれます。
ベビーヨガによる「ママ」へのメリット
【ストレス解消】
通常のヨガ同様、ベビーヨガでも深い呼吸を行っていきます。深い呼吸は副交感神経を刺激して、育児で休まることのないママの心を安定させ、体をリラックスさせてくれます。
【産後のシェイプアップ】
赤ちゃんと一緒にほどよく体を動かすことで妊娠出産で生じた骨盤の歪みをとり、脂肪燃焼にもつながります。呼吸と共に動くことで血液やリンパの流れがよくなり、体の回復にも貢献してくれます。
【赤ちゃんの成長・気持ちが分かりやすい】
ベビーヨガで触れ合うことで赤ちゃんの成長や体の様子がよく分かるようになります。また、コミュニケーションをとることで赤ちゃんの感情を理解しやすくなります。
ベビーヨガを始める前に知っておきたいこと
ベビーヨガは何歳からできるの?
赤ちゃんの成長具合や、ママの体の回復具合にもよるので、赤ちゃんの首すわりが完成してからか、もしくは1カ月健診のときに医師に相談することをおすすめします。
ベビーヨガを楽しめるのは、一人歩きを覚える1歳半~2歳頃までが一般的とされています。それ以降は、親子で一緒にいろいろなポーズをとっていく「親子ヨガ」もおすすめです。
ヨガに限らず、リトミックやダンスなどで親子一緒に楽しめる習い事を始めて、子どもが大きくなってもコミュニケーションをとっていきたいですね。
準備するものは?服装はどうする?
赤ちゃんの服装は薄手のものを選ぶと動きやすいのでおすすめです。手足を動かしやすく通気性が良ければ普段の部屋着でOKです。
水分補給も必要ですので赤ちゃん用のミルクやママの飲み物などは忘れずに準備しましょう。
部屋は体を動かせる程度に片付けをしてマットや滑らない敷物を敷きます。
ベビーヨガを始める前に赤ちゃんの体を軽めにマッサージをします。「今からベビーヨガをしようね」と声をかけながら、赤ちゃんを寝かせた状態で、手足やお腹、背中などをさすってほぐしてあげましょう。
ベビーヨガを行うときに注意することは?
お昼寝の前や、授乳・ミルク・離乳食などの食前や食後すぐは避け、食事をとってから1時間~2時間経ってから、赤ちゃんが活発に動くタイミングを見計らって行うといいですよ。
ママも含めてですが、食後すぐに行うと食べ物が消化しきれずに吐いてしまう場合があるので注意してください。
予防接種を受けた場合は、24時間以上経過してからにしましょう。
また、赤ちゃんの食欲がなかったり、普段より便や尿の回数が少なかったり、赤ちゃんの元気がないように感じるなど、いつもとは様子が違うようであれば、ベビーヨガは控え、無理せずゆっくり休むようにしてください。