LINEの安全な使い方を知ろう!トラブル防止のポイントを紹介
スマホをもっている人なら、必ずといってよいほど利用している「LINE」。連絡手段としてメールよりも使いやすいですが、設定次第で誰とでもつながることができ、トラブルに巻き込まれる危険が潜んでいます。そこで今回は、LINEで起きやすいトラブルの事例や、トラブル防止のポイントをご紹介します。
よく起こるLINEでのトラブル
知らない人が友だち登録されている
増えていった友だちリストの中に埋もれて、「あれ?この人知らない人なのに、友だち登録されてる」といった経験はありませんか?LINEのIDも電話番号も教えていないのに、知らない人が友だち登録されているケースはよくあることです。
この原因として考えられるのは、IDや電話番号を誰かに知られてしまったか、スマホの電話帳に登録している友だちの電話番号に変更があったときに、古い電話番号を削除しなかったことなどがあります。
削除しなかった古い番号をLINEが自動検索し、自動に友だち登録されてしまうことがあるのです。
友だちリストにいない人から電話やメッセージ
子どもが幼稚園や保育園に行くようになると、たくさんのママに知り合います。連絡網としてLINEのグループ機能を使うママたちが多いようですが、その中にはあまり面識のないママもいるでしょう。
LINEでは、連絡先を知らない人でも、同じグループに登録されているメンバーを自由に友だち登録することができます。そのため、自分は登録していない人から電話やメッセージがくることがあるのです。そのほかにも、自分の友だちがほかの友だちに連絡先を勝手に共有していることも。
知らない人が多いLINEのグループへ登録することや、親しくない人にIDを教えるのは控えましょう。
「無料」につられて友だちがいっぱいに
むやみに企業やお店の友だちを増やしてしまうと、必要ではない情報ばかり送られてきたり、友だちからの大切なメッセージが埋もれてしまったりするようなデメリットも。
よく使うクーポンが送られてくるアカウントなどは残し、必要のないアカウントは「ブロック」しましょう。ブロックしたアカウントとは、トークや無料通話などの送受信ができなくなります。
ブロックは完全に削除するわけではなく、「ブロック解除」することで再度送受信できるようになる便利な機能です。
安心してLINEを使うためのおすすめ設定
限られた人とのLINEなら自動追加はオフ
電話帳に登録している人の中には、友だちだけでなく、知り合い程度の人や、会社の上司やお客さんなど、あまりプライベートを知られたくない人もいるとおもいます。
自動追加をオンにしていると、そのような人たちも友だち登録されてしまい、プロフィールの写真などから家族の情報を知られてしまうことも。
限られた人との連絡手段としてLINEを使う方は、自動追加をオフにしましょう。設定は簡単で、「設定(歯車マーク)」から「友だち」を選択し、「友だち自動追加」のチェックをオフにするだけです。
電話番号で友だち追加されないように設定する
しかし、自分の電話番号がほかの誰かの電話帳に登録されていた場合、その人が「自動追加」をオンにしていれば、その人のLINEの友だちリストに自分が自動追加されてしまいます。この機能は、友だちがスマホを機種変更した場合は、友だちを検索し直す必要がないため、とても便利です。
しかし、自分の電話番号を不正に入手した人がこの機能を利用した場合、まったく面識のない人とつながってしまう危険があります。そういったトラブルを防ぐためにも、「友だち自動追加」の下にある「友だちへの追加を許可」のチェックをオフにしましょう。
友だち以外からのメッセージは受信拒否設定を
しかし、友だちが勝手に自分のLINEのIDをほかの誰かに教えていたり、自分の電話番号が誰かに盗まれていたりした場合は、上記の設定だけで十分とはいえません。突然、知らない人からメッセージが送られてきて、詐欺や出会い系サイトの勧誘に巻き込まれるケースもあるようです。
友だち以外からのメッセージは受信拒否する設定をしましょう。「設定」から「プライバシー管理」を選択し、「メッセージ受信拒否」のチェックをオンにします。ここまでの設定を行うことで、知らない人とつながることは避けられるでしょう。
ママにもおすすめしたい安全な利用方法
アプリロックで子どものイタズラ防止を
親しい友だちにしてしまった場合は、謝るだけであまり問題にはなりませんが、会社の上司やお客さんにしてしまった場合は大変ですよね。
そんな子どものイタズラを防止するために、アプリロックをしておきましょう。設定したパスコードを入力しなければ、アプリを起動することができなくなります。
「設定」から「プライバシー管理」を選択し、「パスコード」のチェックをオンにします。4桁の数字を2回とも同じものを入力すれば、簡単に設定することができます。