幼児期の環境は将来に大きく影響する?子どもへの影響や親の心がけ
家族の一員として子どもも参加する
もし可能であれば、子どもにお手伝いをお願いするのも名案ですよ。たとえば料理であれば、混ぜる、洗うなどの作業であれば小さな子どもでも手伝えますね。
大好きなママに「これを手伝ってくれる?」といわれると子どもは一人前として扱ってもらった気持ちになり嬉しく感じるものです。ママから信頼されていると感じられれば、子どもの自信へとつながります。
家庭内でママやパパの手伝いをするのが習慣になれば、自然と園や学校でも積極的に先生の手伝いをするようになりますよ。
親が間違ったら素直に謝る
しかし親であっても、自分の間違いに気が付いたら素直に謝る姿勢を子どもに見せるのも必要ですよ。ママやパパが間違いをごまかしている態度を見て、子どもも間違ったことをしたときにごまかすようになるかもしれません。子どもは親の背中を見ています。
たとえ間違いを犯しても、きちんと謝ることが大切という姿勢をママやパパが例になって教えるようにしたいですね。ママやパパが素直に謝るのを見て、子どもも謝ることを学んでいきますよ。
環境が変化するときに気を付けたいことは?
環境の変化にストレスを感じてしまうことも
【ストレスのサイン】
・おもらし、おねしょ
・爪かみ、指しゃぶり
・夜泣き、歯ぎしり
・感情の起伏が激しい
・甘えたがる
・便秘や下痢
・食欲減退 など
引っ越しや、家族が増えるなどの明らかな環境の変化であれば、ママも気にかけているかもしれませんが、「ママとパパがケンカ中」「ママが忙しくて、親子の会話が少なくなってきた」「習い事が嫌になった」など、気付きにくい変化もあるでしょう。
様子がいつもと違うなと感じたら、まずは子どもの話に耳を傾けてみてください。ママに受け入れてもらえたという事実が、ストレス軽減につながるかもしれませんね。
幼稚園などへの入園で環境が変化すること
また、初めて会うお友達と集団生活をするということにストレスを感じる子どももいると思います。「いじめっ子はいないかな…」「お友達はできるかな…」「おもちゃをとられたらどうしよう…」など、子どもなりの悩みがあるはずです。
入園してから新生活の環境に慣れるまで、しばらく時間がかかるという子どもも多いようです。そんなときママは、焦らずゆっくりと見守ってあげてくださいね。
ストレスを緩和するために注意したいこと
子どものストレスを緩和するために必要なことは「コミュニケーション」です。幼児期の子どもは、まだまだママに守ってもらいたい、甘えたいという思いが強いもの。忙しくても家事の手を止めて、子どもの話に耳を傾ける時間を作ってください。
その際注意したいのは子どものいうことを否定しない、ということです。子どもの気持ちになって、共感するように心がけましょう。不安な気持ちをママに話してもいいんだ、ということがわかれば、安心して次の行動に移せるでしょう。
まとめ
パパやママは、子どもにたっぷりの愛情を注ぎ、いつでも安心して帰ることができる場所にすることを心がけてください。子どもが幸せであることが、きっとパパやママの幸せにもなるのだと思いますよ。