子どもと公園巡りを楽しもう!嬉しい効果や人気の公園をご紹介
「子どもの体力があり余ってしまうから、公園遊びが日課」というママも多いと思います。ママにとってはちょっと大変な公園遊びは、子どもの体力の発散だけでなく、心身の発達にも効果を発揮してくれる大切な時間です。時間がある日には、公園巡りも楽しんでみましょう。公園遊びの嬉しい効果と人気の公園をご紹介します。
公園は子どもの成長に欠かせないスポット
体を動かすことで運動神経が発達する
例えば、幼稚園や小学校で走るのが速い子は、小さな頃から公園や広場を走り回っていたというケースが多いのです。こうしたケースは、たくさん体を動かして遊ぶことで神経回路が発達し、運動神経が向上していった実例です。
体を動かして遊ぶには、脳から脊髄、末梢神経、筋肉へと神経へ信号を送る必要があります。小さな頃から頻繁に体を動かすことで脳にさまざまな神経回路ができあがり、その結果、運動神経が育つということになるのです。
運動神経は遺伝などの先天的な影響だけでなく、後天的な影響も大きく関係していることがわかりますよね。
遊びを通して考える力が育つ
考える力が育つ例でわかりやすいのは、砂場遊びです。「サラサラの砂をどうやって窪ませるか、どうやって山の形を作るか」など、砂場遊びでは色々な形を作るためにたくさんの思考をめぐらせながら遊んでいますよね。
うんていやジャングルジムなども、「手と足をどのように使えば前に進めるのか」を考えながら行う運動なので、運動神経だけでなく思考力の向上にもなります。ドングリ拾いや落ち葉集めなどの遊びも、周りを探索しながらお目当ての物を探しつつ、「傾斜のある地面をどうやって進むか」など、遊びながらも思考力をフル回転させています。
お友だちとのかかわりで社会性が養われる
トラブルにはひやひやしてしまいますが、こうした体験も大切なのです。というのも、公園にある遊具でひととおり遊ぶだけでも、自分の遊び場の確保のしかたや、譲り合いの気持ち、順番を守る忍耐力など、自然とさまざまな経験を積むことになります。
また、年上の子どもや年下の子どもとのかかわり方、遊び方なども公園遊びで自然に経験することができます。
トラブルを含めたお友だちとかかわりや遊び方のルールなど、公園は子どもの社会性が養われる大切なスポットともいえますね。
公園巡りに持って行くと安心なものは?
貴重品を入れて持ち歩ける「サブバッグ」
公園遊びではママやパパも一緒に遊ぶことも多いですよね。そんなとき、「手荷物をどうしよう」となることも多いと思います。ベンチに鞄を置いて少し離れた場所で遊んでいるママを見かけることもありますよね。でも、貴重品などもあるので鞄から離れるのもちょっと心配です。
そんな不便と不安を解消するためにも、公園遊びには貴重品を入れて持ち歩けるサブバッグを持参しましょう。斜めがけができるサブバッグなら、お財布とスマホをサブバッグに入れて身につけたまま遊べるので安心です。
暑くない日も持っておきたい「水筒」
子どもは新陳代謝が活発です。暑い季節でなくても走り回った後にはたくさんの汗をかくことがあるので、脱水症状にならないように水分補給をしてあげる必要があります。遊んでいる途中に、「少しだけ喉を潤したい」ということもあるので、いつでも飲み物を与えられるようにしておくと安心です。
公園に出かける前には、水筒にミネラルの摂れる麦茶やミネラルウォーターなどを用意して、鞄の中に入れておきましょう。
汚れるのは当たり前「着替えやおしりふき」
ただ、子ども本人が不快に感じるほど汚れてしまうこともあるので、着替えがあると安心です。遊びの途中に着替えなくても、車に乗る前に着替えさせれば車内やお家の中に砂や土が入り込むのを防げます。おむつを使っている月齢であれば、替えのおむつとおしりふきがあれば安心ですね。
おしりふきはウエットティシュ代わりにもなるので、手や足を汚してしまったときの一時的な拭き取りや、帰宅時におもちゃの汚れを拭き取るのにも使えますよ。
一度は行きたい!公園巡りに人気のスポット
恐竜が人気「総合レクリエーション公園」
一つ目にご紹介するスポットは、東京都江戸川区にある「総合レクリエーション公園」です。この公園は東西3kmに渡って色々なジャンルの遊び場が配置されています。東西線の西葛西駅に最も近い「子供の広場」には大きな恐竜の滑り台があり、子どもたちに人気です。ブランコや小さな滑り台つきの複合遊具もあり、砂場にはトリケラトプスもいますよ。
7~8月には水遊びも楽しめる滝の噴水と、球体の噴水がメインの「虹の広場」や、木の実拾いや幼児向け遊具が楽しめる「新田の森公園」、無料でポニー乗馬が楽しめる「なぎさ公園」も人気です。