赤ちゃんがしゃべる時期と歩く時期はいつ?遅いときの対処法と注意点
赤ちゃんが歩けるようにうながす練習法と注意点
歩けるようになるための練習は基本的に不要
しかし、赤ちゃんがつかまり立ちや伝い歩きをしているのであれば、特別な練習をする必要はありません。伝い歩きなどを通して体が発達すると赤ちゃんは自然と歩くことができるようになりますよ。
また、体に十分な力が備わっていない状態で無理に歩かせようとすると転んでしまう可能性があります。赤ちゃんは頭が重いため、転んだときに頭や顔をぶつけるかもしれません。
転んだことがきっかけで歩かなくなってしまうこともありますので無理に歩かせようとせず、赤ちゃんが自然に歩くのを気長に待ってくださいね。
歩く練習をする前に部屋の環境を整える
赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったら、伝い歩きを始める前に部屋の環境を整えましょう。
まず、赤ちゃんが自由に行動してよい範囲をベビーフェンスなどで区切ってください。赤ちゃんが過ごすエリアを囲んで作ってもよいですし、入って欲しくないエリアにフェンスなどを立ててもよいですね。
次に、赤ちゃんの手が届く範囲にハサミ、ボタン電池、電気ケトルなどの危険なものを置かないようにしましょう。また、キャスター付きの家具はキャスターをはずしておくと安全です。
足腰の力とバランス感覚を鍛える
押すとおもちゃがカタカタとなるものやキャラクターものがあるほか、組み立て方を変えると三輪車のようになるタイプもあります。赤ちゃんがつかんでも倒れない安定性があるものを選んでくださいね。
また、ママやパパが赤ちゃんの両手を引いて歩いてみてもよいですね。「いっちに!いっちに!」と声をかけたり、行進のように足ぶみすると赤ちゃんも喜んで歩こうとします。
伝い歩きが上手になったら、つかまり立ちをしているときに少し離れた場所から呼んでみましょう。最初はすぐに尻もちをついてしまうかもしれませんが、繰り返すうちに1歩出るようになります。
まとめ
しかし、赤ちゃんの発達は個人差があるため、同じ時期に産まれた赤ちゃんだからといって同じ時期にしゃべったり歩いたりするわけではありません。
ほかの子に比べて発達がゆっくりでもあせらずに成長を見守り、発達で気になることがあるときは保健師や医師に相談してくださいね。