保育園に長い休みはあるの?家族みんなで長期休暇を楽しむには
保育園では長期休暇がないことがほとんどです。仕事をしているママやパパにとっては、平日に子どもと過ごすためには、保育園を休ませる方法しかないかもしれません。保育園をプライベートな理由で休んでもよいのでしょうか。平日に保育園を休む際の注意点や、休み明けの登園で気をつけておきたいポイントなどを紹介します。
保育園を休んで遊びに行ってもよいの?
一般的に小学校のような長期のお休みはない
基本的には夏休み期間中であっても、土日祝日以外は預かってくれるところが多いようです。お盆期間中は、ママやパパも仕事を休みやすく、保育園に登園してくる子どもの数が減ることから、保育園自体がお盆休みを設けているところもあります。
夏休み期間中だからといって仕事を休むことができないママやパパにとって、お盆期間中以外に子どもを預けられる保育園は心強い味方といえるでしょう。
保育園を休ませて遊びに行くメリット
交通費やテーマパークなどの入園料が安く済ませられるほか、小学校に入ったらますます休ませづらくなることを考えると、保育園に通っている年齢で遊びや旅行に行くために休むことはデメリットばかりではありません。
子どもにとっても、ママやパパと一緒に多くの時間を過ごせたり、楽しい思い出を作ることができたりします。保育園をお休みしてママやパパと一緒に過ごすという特別感も味わえるのではないでしょうか。
休ませるかどうかは各家庭の方針で問題ない
そうなると、家族揃って過ごす時間を設けるには、パパのお休みに合わせる必要があります。自然と、家族で出かける遊びや旅行は平日が中心になってくるので、子どもには保育園をお休みさせて出かけたり家族で過ごしたりということになるでしょう。
ただし、保育園で行われる運動会やお遊戯会などのイベント前は、練習などが過密になってくるので、園に迷惑をかけないためにも、家庭の事情で休ませることは控えるというママもいるようです。
保育園の行事スケジュールなどを考慮して各家庭で判断するとよいでしょう。
保育園をお休みして家族の時間を楽しむコツ
お休みする日を決めるときに注意すること
ただし、休むタイミングや期間など、なぜ休むのかをしっかりと子どもに話して理解してもらうことが大切です。また、保育園の大切な行事や練習期間、クラス役員決めなどの肝心な日を避け、保育園に迷惑をかけないよう配慮しましょう。
子どもに休み癖や怠け癖がついてしまいそうと心配な場合は、パパがお休みの曜日だけにしたり、頻繁に休まないように心がけたりすることも意識しましょう。なぜ保育園を休むのかをしっかりと説明し、子どもの都合で休みたいときにも休むことができると勘違いしないようにしておくことが大切です。
休む理由は嘘をつかずに正直に伝えよう
そのため、平日に保育園を休むからといって、子どもに嘘の理由を言わせる必要はありません。保育園はなぜ子どもが保育園を休んでいるのか、理由を把握しておく必要があります。
インフルエンザなどの感染しやすい病気にかかっていないかなどの情報は得ておかなければなりません。病気で休むわけでなく、プライベートな理由で休む場合は、旅行に行く、家族で遊びに行くなどの理由をしっかりと園に伝えるようにしましょう。
お土産を渡す場合は園長先生にこっそりと!
お土産を渡す際は、ほかの保護者や園児がいないタイミングを見計らって、園長先生に渡すのがベストです。さらに、紙袋に入れるなどして、周りから見えないようにすることもポイントです。
また、お土産を渡したことをほかのママ友などに話さないように注意しましょう。プライベートな理由で保育園を休んでいるほかのママが、保育園にお土産を用意していなかった場合、余計な心配やストレスを感じさせてしまう可能性があります。
お土産を用意するかどうかは、各家庭での判断になるので、こっそりと見つからないように渡しておくのがよいでしょう。
休み明けの「登園渋り」の予防と対策
ごっこ遊びで保育園の生活を思い出そう
保育園ごっこで遊ぶときは、子どもに保育園の先生役をやってもらうのがおすすめです。子どもにとっては、大人になったつもりではりきって先生役をやってくれるでしょう。
ママにとっては、休み明けの保育園を楽しみにしてもらえるだけでなく、普段の保育園の様子を垣間見ることができるメリットもあります。保育園ごっこで大切なのは、保育園での生活が安心できるもので、楽しいものであることを思い出してもらうことです。
プレッシャーを与えないように楽しみましょう。