5歳児の特徴に合ったボール遊び!楽しく遊びながらルールを学ぼう
5歳児の運動や学習能力を高めるボール遊び
バランス感覚を養う「ピンポン玉レース」
チームごとに列を作り、先頭の子と2番目の子にお玉を持たせます。先頭の子のお玉にはピンポン玉を入れてスタンバイします。コースはスタートから折り返し地点を回って元に戻るようにしましょう。スタートと同時に先頭の子がピンポン玉を落とさないように進み、折り返し地点を回って戻ってきます。2番目の子のお玉にピンポン玉を移し、3番目の子にお玉を渡しますよ。早く運び終えたチームが勝利となります。
ドッジボールを楽しむために「中当て」
コートの外に2人の外野(または鬼)を置き、コート内の内野の子どもにボールを当てる遊びです。ボールを狙って投げることや、飛んできたボールを避けることを覚えられます。
中当てにはボールを当てた外野と当てられた内野の子どもが入れ替わるルールと、当てられた内野の子どもがコートを出て、内野が最後の1人になったら勝ちという異なるルールがあります。どちらがよいか話し合って決めるのもよいでしょう。
少し難しい「キック」や「ドリブル」
投げる動作にくらべると、5歳ごろは足の動きがスムーズにできないことが多いため、蹴る動作やボールをつきながら進むドリブルは難易度が高く少し難しいといえます。うまくできないと嫌になってしまい楽しめませんので、少しずつボールのコントロール方法が身につくようサポートしましょう。
ドリブルは続けることが難しいため、少しでも長く続けられたら褒めましょう。何回ドリブルができたかを数えるのもよいでしょう。
まとめ
ボールを投げる遊びにくらべると、サッカーやバスケットボールで必要となる、蹴りやつきといった動作をしながら進むドリブルは難易度が高くなります。うまくいかず嫌になってしまうこともあるため、少しできたら褒めて成功体験を重ねることで「もっとやりたい」と意欲が生まれます。繰り返し練習できると上達するでしょう。