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年子の子育てに疲れたママ必見!年子育児のストレスを軽減する秘訣

年子の子育てに疲れたママ必見!年子育児のストレスを軽減する秘訣

年子の子育てに疲れ、ストレスを抱えているママもいることでしょう。そこで今回は、年子の定義と年子妊娠についての現状、知っておきたい年子育児のメリットとデメリット、年子育児を上手に行うポイント、年子を抱えるママが元気を取り戻すためのストレス解消法などについてお話しします。

年子の定義と年子妊娠についての現状

年子とは同じママから生まれた1歳違いの子

「年子ってよく聞くけれど、実際はどれぐらいの差で生まれたら年子と呼ぶの?」と疑問に感じたママもいるかもしれません。その定義についてはっきりと把握していないママも多いことでしょう。

年子とは簡単に定義すると、同じママから生まれた1歳違いの子のことを指します。上の子がある年の何月に生まれたかは関係なく、下の子が翌年の12月31日までに生まれた場合、年子となるのです。

たとえば2018年の1月に上の子を出産し、下の子を2019年の12月に出産すると、2人の年の差はほぼ2年近くになりますが、実際には年子という扱いになります。

少し分かりにくく感じるかもしれませんが、実際に紙に書き出してみると理解しやすいかもしれません。

年子の学年には3パターンある

年子の学年には3パターンあります。

まず、同じ学年になるパターンです。日本では4月2日から翌年の4月1日までに生まれた子どもが同じ学年となりますよね。たとえば上の子が2018年4月2日以降に生まれ、下の子が2019年4月1日までに生まれると、2人は同じ学年になります。

次に1年違いになるパターンについてみてみましょう。たとえば上の子が2018年4月2日以降に生まれ、下の子が2019年4月2日以降に生まれると、2人は学年が1年違いとなります。

もう一つ、2年違いになるパターンもありますよ。たとえば上の子が2018年1月1日から4月1日までの間に生まれ、下の子が2019年4月2日から12月31日までの間に生まれた場合、2学年差となります。

高齢出産が増えて年子妊娠を望むママも

最近では35歳以降に第一子を出産する、高齢出産のママも少なくありません。最初の子を35歳以降で生むと、第二子がほしい場合、なるべく早く生まないとママの体にタイムリミットが訪れてしまいます。ママがいくら健康体であっても、年を重ねるごとに妊娠しづらくなりますよね。

年子になるように第二子を妊娠すれば、ママの体も妊娠出産に馴染んでいる状態ですし、気持ち的にも無理なく第二の妊娠生活を始めることができます。高齢出産の場合、2回目の妊娠出産は時間が空けば空くほど、ママの体力的に無理だと感じてしまうこともしばしばあります。

第一子を高齢出産で生んだ場合、年子妊娠をした方が肉体的にも精神的にも楽と考えるママもいるようですよ。

年子育児のメリットはたくさんある

育児期間が短く育児グッズがそのまま使える

何かと大変な年子の育児、どんなメリットがあるのか考えてみましょう。

赤ちゃんのお世話は昼夜なく続くので、心身ともに大変ですよね。年子ではない兄弟の場合、それを数年空けて別々に経験するため、第二子を妊娠したときに「またあの大変なお世話が始まるのか」と憂鬱に感じるママもいることでしょう。

しかし年子であれば、2人とも同時に乳幼児期を過ごすため、育児の大変な時期が短くて済みます。さらに育児グッズにおいても、上の子に使った肌着やおむつの保管に悩むことなく、すぐに下の子に活用することができるので無駄がありません。

また、年の差があると忘れてしまいがちな離乳食の作り方や与え方なども、まだ記憶が新鮮なうちに下の子の離乳食が始まるので手際よくすることができます。

遊びも練習も子ども2人で共有できる

年子の場合、2人の成長具合に大差がないため、2人で一緒に遊ぶことができます。

たとえば、年の差がある兄弟の場合、上の子と下の子が同じおもちゃや遊びを共有することは難しいですよね。

上の子のおもちゃの細かいパーツを下の子が口に入れてしまうのではないかとママがハラハラすることもあるでしょう。しかし年子であれば、2人とも似たような発達度合いのため、同じおもちゃで遊ぶことができるので安心です。

また、トイレトレーニングや着替えの練習など2人同時に始めることも可能です。別々で練習する手間を省くことができますし、下の子が上の子のすることを見て自然とできるようになるケースも珍しくないようですよ。

2人同時にできるようになると、ママとしては助かりますよね。

ママが早い段階で社会復帰できる

ワーキングマザーの場合、産休と育休について悩むママも多いのではないでしょうか。上の子の育休後に一度仕事復帰をし、1~2年してまた2人目の産休を取るのは仕事に支障が出る上に、将来的なキャリアの壁になるかもと躊躇することもあるでしょう。

しかし年子の場合、育児の大変な時期を一気に終わらせることができるので、ママが早い段階で本格的な社会復帰をすることができます。さらに年子の場合は、保育園入園が有利になるので、希望する保育園への入園も夢ではないことでしょう。

さらに市区町村によっては、子どもが2人が同時に保育園や幼稚園に通っている場合、補助金や割引があるケースもあるので、金銭面の負担を軽くすることができます。

年子育児のデメリットも知っておこう

年齢の違う2人を同時に育児する必要がある

年子育児にはメリットが多いように感じるかもしれませんが、これから年子の妊娠を望むママの場合、事前にそのデメリットについても知っておく必要があります。

年子はほかの兄弟に比べ、子ども2人の年齢が近いものの、実際には1歳違います。大きくなってからの1歳差はさほど大きな違いを感じないかもしれませんが、乳幼児期の1歳差は少し大変に感じることもあります。

たとえば下の子に授乳をしながら、上の子に離乳食を食べさせたり、下の子を抱っこしながらよちよち歩きの上の子の手を引いて歩いたりなど、体力的にも大変です。お風呂に入れるときは、下の子を洗っているときに上の子はどうするのかなど、順序をよく考えて手際よく済ませることが必要です。
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