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2歳の好奇心を引き出す工夫とは?好奇心の重要性や接し方のコツ

2歳の好奇心を引き出す工夫とは?好奇心の重要性や接し方のコツ

好奇心旺盛な2歳児に手を焼いているママは少なくないでしょう。しかし2歳の子どもの好奇心は、成長に欠かせない大切な要素です。好奇心旺盛な子どもは将来グンと伸びる可能性を秘めています。子どもの好奇心の重要性を知って、興味のあることに積極的にチャレンジできる環境を作っていきましょう。

好奇心の重要性と2歳の成長について

子どもの好奇心はすべての原動力

2歳くらいの子どもは興味のあるものを見つけると、それが汚れていようが危なかろうが、お構いなしに触ってみようとすることがありますよね。ママはヒヤヒヤの連続ですが、この強い好奇心こそが子どもの成長にとって欠かせない要素なのです。

「これはなんだろう?」「どうしてだろう?」「楽しそう!」と、次から次へと興味を持って動き回るうちに、自然と物事への積極性や自立心、集中力などが育まれていくでしょう。ママとしてはついつい「こら!そんなもの触らないの!」などと言って好奇心の芽を摘んでしまいがちですが、グッとこらえることが大切です。

子どもの好奇心はすべての原動力となります。「もっと知りたい、学びたい」という感覚はいずれ学習意欲へと発展していくでしょう。

2歳はできることや自己主張が増える

2歳になると、だんだんと「赤ちゃん感」が抜けてきて動きもしっかりとしてきます。よちよち歩きから、走る、跳ぶ、回るなど、動きがどんどん活発になるでしょう。手先が器用になり、自分でできることも格段に増えていく時期です。

できることが増える分、「もっとやりたい」「自分でやりたい」という自己主張が増えるのが2歳児の特徴です。やりたい気持ちと、実際にできることのギャップにストレスを感じ、「イヤイヤ」する、いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる時期になります。

この時期の子どもは、「好奇心の塊」といってもよいほど「知りたい・やってみたい」という欲求にあふれています。一方で正しい判断はできないため、見ているママはいつもヒヤヒヤしてしまうことが多いでしょう。

様々な体験で好奇心や興味を伸ばそう

子どもの好奇心は、どこにきっかけがあるか分かりません。ママがどんなに「これ楽しいよ」とおすすめしても興味を持たなかったのに、まったく意図しないところで深い興味を示すことはよくあることです。

興味を持ったものを通して様々な体験をすることで、さらに深い「知的欲求」が生まれるでしょう。子どもによほどの危険がおよばない限り、ママはできるだけ子どもの好奇心を尊重するように心掛けたいですね。

決して無理強いすることなく、興味の赴くままに子どもが動けるよう、しっかりと見守ることが大切です。そして子どもが目を輝かせた瞬間を見逃さないようにしましょう。子どもが興味を持ったら、その感情をサポートして、さらに深く学べる環境を作れるとよいですね。

2歳の好奇心を引き出すアイデア

外遊びは様々な刺激を受けるチャンス

子どもの感覚を刺激することは、決して難しいことではありません。一歩外に出れば、そこはもう2歳児にとって興味の対象があふれる場なのです。空を見上げれば雲、太陽、月、星、鳥、飛行機…と、大人ならまったく気にも留めないようなものでも興味津々といった様子で眺めるでしょう。

下を見れば水たまりや不思議な形の石、虫や花など、立ち止まって触ってみたいものばかりです。外出の目的を作ると、ママはつい「早くして~」と言いたくなるので、予定を立てずに外遊びができるようにするとよいかもしれません。

ママも子どもと一緒に出かけると、「こんなところにこんなものがあったんだ」と新たな発見があるはずです。2人で見つけた不思議なものを後で一緒に調べてみるのも楽しいですよ。

お手伝いで「自分でやりたい」を叶えよう

2歳児は「イヤイヤ期」といわれることが多いですが、ほかにも「やるやる期」といわれることがあるのを知っていましたか?なんでも「やりたい!」と言って聞かないこの時期ならではの呼び名です。

この素晴らしい「やる気」を無駄にせず、欲求を満たしながらも学びの機会を作りましょう。おすすめは「お手伝い」です。2歳児でもできるお手伝いは意外とたくさんありますよ。もちろん後でママの手直しは必要ですが、失敗を恐れずどんどんチャレンジしてもらいましょう。

〈2歳でもできるお手伝い〉
・洗濯物を取り込む
・床の雑巾がけ
・お米を研ぐ
・電子レンジのスイッチを押す
・食卓にお箸やスプーンを並べる
・ママの肩たたき など

うまくいかなくても、ママはおおらかに見守りましょう。

手先を使うパズルやカラフルな積み木で知育

子どもの脳を刺激する「知育玩具」と呼ばれるおもちゃがたくさん販売されていますが、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。

2歳児なら、背伸びしすぎたものを選ぶよりも、ブロックや粘土といったポピュラーなおもちゃを選ぶのがよいかもしれません。高価な知育玩具を購入しても、子どもが興味を示さないということはよくある話です。

2歳になると手先がだんだんと器用になってくるので、ピースの大きなパズルや積み木が楽しめますよ。特に興味を示したものがあれば、難易度を上げたおもちゃを買い足す、といった具合にしていくと失敗が少なくなります。児童館やおもちゃ屋さんで子どもが気に入るものはどんなものか、リサーチするのもよいでしょう。

上手な関わり方のポイントと注意点

子どもの「やってみたい」を尊重しよう

イヤイヤ期の2歳児とうまく関わるには、いくつかのポイントがあります。中でも大切なのは、子どもの「やってみたい」という気持ちを尊重することです。やってみてできないこともたくさんありますが、それでもまずはチャレンジすることが大切です。

できなくて機嫌を悪くすることもありますが、そんなときは気分を損ねない程度にママがサポートしましょう。「ほら、できないんだからママがやるよ!」などと、子どものチャレンジ精神を折らないようにしてくださいね。

子どもがかんしゃくを起こしても、「うまくできないね~」「できなくて悔しいね」と気持ちを代弁しながら落ち着くのを待ちましょう。そして「こうしてみるのはどうかな?」とゆっくりサポートしてみるとよいですよ。
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