ママでもできるバストアップ方法!正しいケアで産前の胸を取り戻そう
出産するまではハリがある胸だったのに、「卒乳してから胸が小さくなった気がする」と悩むママは多いのではないでしょうか。胸は女性の象徴でもあるので、いつまでもきれいな形を保ちたいですよね。ここでは、胸の形がくずれる原因や、出産後の忙しいママでもできるバストアップエクササイズなどをご紹介します。
目次
- 卒乳後はなぜバストの形がくずれるの?
- ホルモンの変化で胸が小さくなりやすい
- 胸を支えているクーパー靭帯が伸びてしまう
- ゆったりしたブラに体が慣れてしまった
- バストケアには下着の見直しから始めよう
- ブラジャーをつけない生活から卒業
- ナイトブラは授乳中でも使用できる
- 授乳用ブラはサイズが合っているものを
- バストアップが期待できる栄養素
- 女性ホルモンを整えるにはイソフラボン
- ボロンで産後に減ったエストロゲンを活発に
- バストアップは土台作りから!たんぱく質
- 授乳中でもできるバストアップエクササイズ
- 産後から大胸筋を鍛えよう
- 赤ちゃんを負荷にして楽しく筋トレ
- 乳腺マッサージは母乳の出にも影響が
- 生活習慣と姿勢を見直してバストアップを
- 授乳中の体勢はバストにも大きな負担
- 睡眠の質を改善して女性ホルモンを活発に
- ストレスも胸に影響が!上手に発散しよう
- まとめ
卒乳後はなぜバストの形がくずれるの?
ホルモンの変化で胸が小さくなりやすい
女性は妊娠したときから女性ホルモンの分泌量が増えるので、生まれてくる赤ちゃんに母乳を与える準備をするために乳腺が発達します。乳腺が発達すると胸が大きくなるだけでなく、ハリを出るためママは嬉しいかもしれませんね。
女性ホルモンは出産してからの2~3日がピークに分泌され、そこからは卒乳に向けて少しずつ分泌量が減っていきます。母乳を作る量が減っていくと乳腺脂肪も減少するため、胸にハリがなくなり胸が小さくなるママはたくさんいますよ。
胸を支えているクーパー靭帯が伸びてしまう
一時的にでも胸が大きくなると、クーパー靭帯と呼ばれる膨らんだ胸を支えている靭帯が伸びでしまいます。クーパー靭帯は伸びると元になかなか戻らないものなので、卒乳後に胸が小さくなるだけでなく「胸が垂れた気がする」という悩みを抱えるママは多いですよ。
クーパー靭帯が伸びると胸が垂れてハリを失ってしまうので、エクササイズやマッサージで予防しましょう。
ゆったりしたブラに体が慣れてしまった
「普通のブラはきつくて体がつらい」「ゆったりしたもののほうが楽」など、締めつけがないほうが楽に感じますよね。しぼんで垂れた胸を元の胸に戻すためには、下から胸をしっかり支えられるタイプのブラがおすすめです。
ゆったりしたものだと支える力が弱いため、自然と胸が下に垂れる可能性が高くなります。少しつらいかもしれませんがずっと着用していると慣れるので、胸をしっかりカバーできるようにワイヤーが入っているタイプのほうがよいでしょう。
バストケアには下着の見直しから始めよう
ブラジャーをつけない生活から卒業
しかし、家でブラジャーを着けないまま過ごしていると、胸が余計に垂れる可能性があります。ただでさえ授乳で少し胸が垂れている状態に重力がかかるため、先ほどご紹介したクーパー靭帯がさらに伸びてしまいますよ。
ノーブラで家事をこなす、子どもと遊ぶなど、活発に動くと、支えられていない胸は下に垂れるだけでなく横にも脂肪が流れます。いつまでもきれいな若々しい胸を保つためにも、ブラジャーはお家でも着用しましょう。
ナイトブラは授乳中でも使用できる
ナイトブラを着用すると、胸が垂れたり、横に流れたりするのを防ぐ、胸を正しい位置で保てる、脇腹や背中のお肉をスッキリさせるなどのメリットがあります。また、ナイトブラは普通のブラジャーと比べて布の面積が広いので、ボディラインをきれいに見せる効果が期待できますよ。
ナイトブラの中にも授乳がしやすいストラップが外しやすいタイプや、前開きのタイプのものなどがあります。生地もお肌に優しいものを選べば、赤ちゃんにふれても安心でしょう。
授乳用ブラはサイズが合っているものを
サイズが合ったものを着けられるように、授乳用のブラジャーを購入する場合はサイズを計り直したほうがよいでしょう。また、授乳時期によって胸の大きさが変わる可能性もあるので、ブラジャーのサイズ調整はこまめにおこなうことが大切ですよ。
フィットしていないものを使い続けると、胸の形が崩れたり、胸が垂れやすくなったりします。一度胸の形が崩れると元にはなかなか戻りにくいので、下着選びには気をつけたいですね。
バストアップが期待できる栄養素
女性ホルモンを整えるにはイソフラボン
大豆の胚芽に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと構造が似ていることで注目されています。先ほどご紹介したように、卒乳すると女性ホルモンの分泌が減ってしまうので、大豆や納豆、豆腐などを食べてホルモンバランスを整えることが大切ですよ。
イソフラボンの中には吸収されやすいアグリコン型と、吸収されにくいグリコシド型があります。吸収率をよくするためには、サプリメントで摂取すると効果が期待できるでしょう。