4人家族で生活費はいくらが妥当？生活費の平均と子育て費用の考え方

2019,7,5 更新

教育にかかる費用はどれくらい？

教育費の目安は文部科学省が2年ごとに調査し発表している「子供の学習費調査」が参考になりますよ。2017年に発表された学年別の学習費総額の調査結果を見ると、以下のようになっていました。

【幼稚園3年間の合計】
・公立…約680,000円
・私立…約1,450,000円

【小学校6年間合計】
・公立…約1,930,000円
・私立…約9,170,000円

【中学校3年間合計】
・公立…約1,430,000円
・私立…約3,980,000円

【高校3年間の合計】
・公立…約1,350,000円
・私立…約3,110,000円

学習費には授業料以外にも、自宅学習や学習塾、習い事などの学校外活動費も含まれています。

進路別に教育費をシミュレーションしよう

子どもが将来どういう進路を選ぶか分かりませんよね。色々なパターンを想定してシミュレーションして、大体どれぐらいの教育費がかかるのか把握しておくとよいでしょう。

ここで進路別にいくつかのパターンで教育費の総額をご紹介します。

・幼稚園から大学まですべて公立の場合…約7,830,000円

・幼稚園から高校までは公立、大学（文系）は私立の場合…約9,300,000円

・幼稚園から中学校までは公立、高校と大学（文系）は私立の場合…約11,060,000円

・幼稚園と小学校は公立、中学校から大学（理系）までは私立の場合…約15,000,000円

・幼稚園は公立、小学校から大学（理系）までは私立の場合…約22,250,000円

まとめ

とくに大きな支出がなければ、毎月大体同じような生活費がかかっていて、その生活費が当たり前だと思っているママもいるでしょう。ただ、全国の平均や理想の項目別の生活費などと比べてみると、何か節約できそうなところが見つかるかもしれません。

これからの将来にかかってくる教育費を計算してみると、短期間で準備するのは大変です。今の生活に無理のない範囲で、毎月かかる生活費を少しでも節約し、貯蓄に回せるとよいですね。