パパとお腹の子どもと楽しく過ごそう!胎動を感じる時期と胎教の方法
ママのお腹の中ですくすく育っていく赤ちゃん。ママは自分の中で命が育まれていくことに日々感動しているかもしれませんが、同じ感動をパパにも味わってほしいと思うことはないでしょうか。そこで、パパでもできる胎教、パパがお腹の子どもと一緒に楽しく過ごせる方法をご紹介します。
胎動を感じられるのはいつごろ?
初めて胎動を感じるのは妊娠16週ごろから
個人差もありますが、大体妊娠16週ごろ、妊娠5~6カ月ごろまでに胎動を感じる妊婦さんが多いようです。それ以前は赤ちゃんが小さいため、動いていても子宮の壁にあたらずママが胎動として感じにくいのです。
初めての胎動はお腹の中でガスがポコポコ動く感じ、腸が動いている感覚など、かすかなものであることが多いようです。そのため、初めて妊娠したママには胎動であるかどうか判別がつかないこともあります。
妊娠25週ごろにはパパも胎動を感じられる
このころになると、そばで見ている人にも胎動が分かるようになってきます。ママのお腹にパパの手を当てて赤ちゃんがお腹を押す感覚を実感できるようになり、アクティブな赤ちゃんなら見ているだけでもお腹が動くのが確認できます。
パパと赤ちゃんの絆を深めるチャンスですので、夫婦の時間も兼ねてパパとママで胎動を感じるひとときを大事にしましょう。
ゆっくり過ごしているとき胎動を感じやすい
お腹の中の赤ちゃんはまだ昼夜の区別はなく、20分ごとの睡眠と覚醒を繰り返しています。ですから日中も胎動はあるはずですが、やはりママが動いているため気づきにくいのかもしれません。また、リラックスしているときはお腹の赤ちゃんに話しかける、お腹をなでるなどの行為をするママも多く、それに反応して赤ちゃんが動くこともあります。
妊娠7カ月ごろになると、赤ちゃんがママの声を覚えて反応し動くようになることもありますよ。
パパが胎動をより感じられるようになる方法
毎日同じ時間にお腹に話しかけてみよう
パパの声を聞くと胎動が止まってしまう経験をしたママも多いようです。赤ちゃんがパパの声に反応し「誰かな?」と緊張したり様子をうかがっていたりするため動かなかったのかもしれませんね。パパの声を覚えてもらうためにも、毎日同じ時間に話しかけてみましょう。
パパがいつでもママのそばにいる特別な存在なんだと分かってもらうことが、赤ちゃんの緊張をほぐすために必要です。
お腹に触れてパパの声や手を覚えてもらう
もしかしたら、ママを通して期待や緊張などが伝わっているのかもしれませんね。どちらにしても、声と同じようにパパの手の感触を覚えてもらって、パパなんだと認識してもらうことが赤ちゃんに普段どおり動いてもらうために必要です。
赤ちゃんがパパを認識し、大好きになってくれるとパパの声を聞いただけで胎動が始まる、パパがお腹に触れるといつもよりも激しく動くなど、パパにとって嬉しい反応を示してくれることもあります。
お腹に耳をあてて話しかけるのも効果的
いつもと違う音に赤ちゃんが反応して、耳をつけた部分をキックしたりパンチしたりする場合もあります。激しい胎動がなくても、お腹の中で赤ちゃんが動く様子を感じることができるかもしれません。
それ以外にも、パパには臍帯音というへその緒の中を流れる血液の音や、妊娠8カ月ごろならば赤ちゃんの心音を聞くこともできます。臍帯音は直接耳をつけられるパパにしか聞くことができないものなので、ママが羨ましがってみるとパパの満足度も上がりますよ。
パパも一緒にできる!胎教の方法
ベビーネームを決めて話しかけてみよう
ベビーネームは呼びやすく、親しみやすい名前であればなんでも構いません。「まめさん」や「ぴよちゃん」など、胎児の様子やイメージからつけるパパやママも多いようです。
パパが愛情をこめてお腹の赤ちゃんに話しかける様子をママが見れば、それだけで温かい気持ちになりますよね。きっと赤ちゃんにもパパが語りかけていることが分かるでしょう。
家族みんなが幸せな気持ちになれる、素晴らしい胎教の一つですよ。