子どもが履きたがる冬用の長靴って?子どもに冬用長靴履かせたい理由
子どもが幼稚園や保育園に通うようになると外での活動が増え、長靴は必需品になります。特に寒い冬に備えて雨や寒さから足元を守る冬用の長靴は用意をしておきたいですよね。そこで、今回は冬用の長靴を選ぶときのポイントや特徴について解説し、おすすめの冬用長靴をご紹介します。
冬用の長靴を選ぶときのポイント
靴より1cm大き目を選び中敷きで調節を
子ども用の冬用長靴を購入するときのポイントの一つが、サイズです。普段履いている靴より1cm程度大きめの長靴を選ぶようにしましょう。
個人差はありますが、子どもの足の成長は2歳までは1年で2cm、それ以降でも毎年1cmずつ伸びていくといわれています。履く回数がそれほど多くない冬用長靴であれば、成長を考えて少し大きめにした方がよいようです。
もし大きすぎるようであれば、中敷きを入れて調節をしてみてください。中敷きを活用すれば、大きめの冬用長靴を購入しても快適に履くことができます。
雪や雨でも分かるように目立つ色を選ぼう
悪天候で薄暗い日では、アスファルトの色も晴れの日よりも黒さが増して見えます。黄色や赤、オレンジ、青色などの目立つ色であれば子どもの存在に早く気づいてもらえて安全です。
傘やレインコートの色と冬用長靴の色を合わせれば、おしゃれさとともに安全対策にもなります。全身を目立つ色でコーディネートすれば、自動車や自転車の運転手にも早く子どもが歩いていることをアピールできておすすめです。
幼稚園や保育園で色指定があって落ち着いた色の長靴でなければいけないときには、踵の部分などに反射板が付いているものを選ぶとよいでしょう。
脱いだり履いたりが楽なタイプを選ぼう
おすすめのタイプは、マジックテープで留められる冬用長靴です。履き口にベルトやドローコードが付いているものもよいですよ。自分でベルトやコードを緩めて長靴を脱ぐことができます。
長靴の履き口の広さを紐で調節できるタイプのものもありますが、絞りがあるものであれば子どもでも簡単に脱いだり履いたりすることができます。
なお、長靴を選ぶ際には、店頭で子どもに実際に履かせてみて、楽に脱いだり履いたりができるかどうかを確認した方がよいでしょう。
冬用の長靴に見られる特徴とは?
なんといっても防寒対策
内側にボアやニットが使われている冬用長靴であれば保温性が高く、足を入れた直後から暖かいので、寒い日のお出かけでも快適に歩くことができます。また、長靴の履き口にベルトやドローコードが付いているものであれば、冷たい風が長靴の中に侵入するのを防いでくれておすすめです。
最近では、身体から出る水分を吸収して熱に変える素材や熱反射を利用した素材など、機能性の高い冬用長靴も販売されています。
すべり止め対策がしっかりしている
場所によっては、階段の上り下りをするときもあります。子どもの手を引きながらの階段の上り下りはそれでなくても大変なのに、子どもが階段の途中で滑って転んだりしたら大事故になりかねません。
すべり止め対策がしっかりされている冬用長靴を選ぶなら、ソールの素材と形状がポイントです。天然ゴムや合成ゴムのソールであれば、滑りにくい素材です。形状がラグソールだとタイヤのような凹凸があってしかも丈夫ですよ。
忘れちゃいけない大事な防水効果
子ども用の冬用長靴といっても、完全防水のものはあまりありません。歩きやすさや蒸れにくさなどを考えて撥水性や耐水性のある素材が選ばれているため、完全防水になっていない冬用長靴がほとんどです。
防水加工がされている部分は靴底から数cmのところまでが多く、日常使う上ではほとんど問題はありません。また、少しくらい水に濡れても浸水しない作りになっている冬用長靴が多いようです。
ただし、雪遊びが多いご家庭では、デザインや種類は限定されますが完全防水タイプの方が安心です。
冬の雨や雪におすすめの長靴3選
とにかく暖かい「ソレルウィンターブーツ」
ソレルの「ユートパックナイロン」は、子ども用に丈夫に作られた冬用長靴です。ナイロン素材で、耐寒性と保温性に優れています。またドローコードが採用されているので、脱いだり履いたりが簡単です。カラーは全5色。ママやパパとお揃いで合わせることもできます。
ソレルの「ユースカリブー」は、ソレルの中でも人気の高い「カリブー」の機能や構造をそのまま残し、子ども用にリメイクした冬用長靴です。インナーブーツにはアルミフィルムが採用されているため、とにかく暖かなブーツです。
上記はともに19cm~となります。