パパが健康診断で引っかかった！ママの力でパパの健康を取り戻そう

2019,10,12 更新

お酒好きなパパには減酒を意識してもらう

お酒を飲むとつい食事が進み、カロリーを摂りすぎることが多いようです。パパが仕事帰りに同僚と一杯やって、締めにラーメンというのはよくあるパターンですが、健康によいとはお世辞にも言えませんね。

元来、日本人は飲酒で発生したアセトアルデヒドを分解する酵素が弱いため、お酒に強くない人が多数います。お酒を飲む機会が多いと強くなる可能性もありますが、過度の飲酒は肥満やアルコール性肝炎、脂肪肝などになりかねません。最悪の場合、肝臓がんということもあり得ます。

お酒を止められるのならよいのですが、お酒好きなパパだとストレスが溜まってしまう場合もあります。無理に禁酒するのではなく、減酒をおすすめします。「パパの健康が心配なの」の一言からスタートしてみましょうね。

子どもの応援とママのサポートで禁煙を

喫煙はパパ本人にだけではなく、ママや子どもにも「受動喫煙」によって悪影響を及ぼすと知られるようになり、喫煙者の数も減ってきました。しかしある駅では、がんセンターが近くにあるのに「喫煙コーナー」が設けられているほど、まだまだ愛煙者がいるようです。

喫煙自体が、がんや脳梗塞などの原因となり得るのですが、特に子どもの受動喫煙は影響が大きいといえます。小さい子どもは、心肺機能も十分発達していないため、喘息や肺炎のような呼吸器系疾患になる可能性があります。

自家用車内に染みついたタバコの有害物質も、子どもほど摂取しやすい状況にあります。タバコを止めると食事が美味しくなる人が多いようです。子どもから「パパ、タバコを止めてね」と言われるとパパも頑張れそうですね。

まとめ

若いころと違って、30～40代になると疲れが取りにくくなったり、体のあちらこちらでちょっとした異常を感じたりするようになります。これは加齢のせいだけではなく、普段の生活習慣が影響していることが多いのですね。

パパの受ける健康診断で病気のリスクやその原因が指摘されたときには、パパの生活習慣を見直し適宜アドバイスをしましょう。健康診断を受けることが少なくなりがちなママも、年に一度は健康診断を受けて家族で健康な生活を送りましょうね。