ウォーキングでバストアップ!産後の胸の変化や歩くときのポイント
妊娠中や授乳中は、おっぱいが大きくなって張りが出るママが多いでしょう。しかし、産後や授乳後にはしぼんだり垂れたりしがちです。バストアップする方法があったら試してみたいと思いませんか。ここでは、バストアップに効果的なウォーキングの方法をご紹介します。
卒乳後に気になるママの胸の変化
張りがなくなり垂れてしまう
おっぱいの大きさは出産後も授乳中は継続され、卒乳後はゆっくりともとの大きさに戻ります。ただ、一度伸びてしまった皮膚がもとに戻るのは難しく、おっぱいを支える役割をしているクーパー靭帯も伸びているため、張りがなくなったり垂れたりしてしまうのです。
おっぱいは妊娠中から発達するため、母乳育児をしなければ垂れないということでもありませんね。また、産後は授乳でおっぱいが引っ張られたり、抱っこ紐でおっぱいを押さえつけてしまったりなどで、形が悪くなることもあります。
原因は女性ホルモンや授乳による影響
また、授乳時の姿勢にもおっぱいの形が悪くなる原因があります。たとえば、授乳するときは前かがみで猫背になりやすいため、おっぱいが下に垂れやすいのです。また、血流が悪くなることで代謝も悪くなり、張りも失われます。
授乳が楽だからと多くのママが一度は試したことがあるであろう添い乳も、おっぱいが垂れたり、離れたりする原因となることがありますので気をつけましょう。
胸の変化にはウォーキングで対抗
バストアップの方法は、腕立て伏せやマッサージ、体操、ヨガなど、色々ありますが「子育てしながらでも簡単にできる方法を試したい」というママはウォーキングをしてみるのはいかがでしょうか。
後で詳しく解説しますが、いつもの歩き方を少し変えるだけでもバストアップの効果が期待できるので、時間的にも体力的にも大きな負担になることはないですよ。また、ウォーキングはベビーカーを押しながらでもできるので、赤ちゃんと一緒にお散歩がてらバストアップを目指しましょう。
ウォーキングでバストアップできる理由
血の巡りがよくなるから
リンパの流れがよくなることで、乳腺の新陳代謝もよくなりおっぱいに脂肪がつきやすくなる、老廃物がスムーズに排出されおっぱいに栄養が行き届くなど、バストアップの効果が期待できるからです。
ウォーキングは全身を動かす運動なので、体が温まり血の巡りがよくなります。血の巡りがよくなると、リンパの流れも促進されるようです。
また、体が冷えると乳腺の発達に欠かせない女性ホルモンの分泌が悪くなります。産後のママは貧血気味で冷え性になりやすいので、体を温めることが大切です。
大胸筋が鍛えられるから
ただ、ウォーキングは足腰の筋肉を鍛えられるイメージが強く「大胸筋を鍛えたいのにウォーキングは効果があるの?」と思われるママもいるでしょう。実は、しっかり腕を振って歩くことで、肩甲骨が動き大胸筋も鍛えられるのです。腕を後ろにしっかりと振り、肩甲骨を動かすように意識すると大胸筋の動きもよくなりますよ。
また、大胸筋を鍛えることで、おっぱいの支えとなっているクーパー靭帯への負担が少なくなり、伸びたり切れたりしにくくなります。家の中を移動するときでも、買い物に行くときでも、いつでも意識することが大切です。
ストレス発散して女性ホルモンの分泌を促す
ただ、ストレスが溜まると女性ホルモンの分泌量が少なくなります。子育てや家事、仕事と、毎日色々なことをこなすママはストレスが溜まりがちではないでしょうか。ウォーキングのような有酸素運動はストレス発散になるといわれています。
特別に時間を割いてジョギングをしたり、ジムに通ったりするのはハードルが高いですが、普段の生活でもおこなっているウォーキングなら子育てをしながらでも続けられそうですね。
バストアップできるウォーキングのポイント
正しい姿勢で踵から足を下ろすよう意識して
ここで、バストアップのための正しいウォーキングのポイントをご紹介します。
・体の芯がまっすぐになるように意識して軽く胸を張る
・肩に力を入れない
・踵から足を下ろすよう意識する
・直線状を歩くイメージで進む
踵から足を下ろすことで足首が柔軟になり血の巡りもよくなり、自然ときびきび歩くことができますよ。ただ、姿勢を意識していると足元ばかりを見てしまいがちです。顔をしっかりと上げて目的の方向を見ながら歩いて行きましょう。