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赤ちゃんができたら不安になった!パパママの不安を取り除く方法

赤ちゃんができたら不安になった!パパママの不安を取り除く方法

赤ちゃんができるのはとても幸せなことですね。でもその反面、大切な赤ちゃんが元気に成長してくれるのか、妊娠中はどう過ごせばよいのかなど不安も尽きません。今回はママだけでなくパパの不安にもフォーカスをあてて、不安との向き合いかたや赤ちゃんへの影響についてご紹介します。

ママたちが不安になる原因と注意点

ホルモンやストレスで不安になりやすくなる

妊娠してから気分が落ち込みやすい、ちょっとしたことでイライラしてしまうなど、感情のコントロールがうまくできなくなったと感じるママは少なくありません。

これは女性ホルモンの影響によるもので、生理前に情緒不安定になってしまう女性が多いのと基本的には同じ原理です。妊娠すると赤ちゃんを守るために、さまざまなホルモンの分泌量が変化します。これによるホルモンバランスの乱れがママの心を不安定にし、感情のコントロールができない状況を引き起こすのです。

またつわりの不快感も情緒を不安定にする原因だといわれています。常に気分がすっきりしない状況が続くと精神的にも参ってしまいますよね。いずれにせよ妊娠中の情緒不安定は正常な反応といえますので、心配し過ぎないでくださいね。

ママたちが不安になる色々な理由とは

妊娠中のママは、流産しないだろうか、赤ちゃんは元気に産まれてくれるだろうかとさまざまな不安を抱えています。さらにパパになった意識が低いパートナーがどうすれば変わってくれるのか、今後の働き方をどうしていくかなど、悩みも尽きません。

そこに先ほどお伝えしたようなホルモンバランスの変化やつわりなどの体の変化まで加わるのですから、ママが不安定になるのは致し方がないともいえるでしょう。

ですから「こんな状態でママになって大丈夫かな」「赤ちゃんがかわいそう」なんてマイナスに考えないでくださいね。不安を感じるのはそれだけ赤ちゃんのことを大切に思っている証です。素敵なママになれているのだと自信を持って、ポジティブに過ごせるとよいですね。

ママの不安がお腹の中の赤ちゃんに影響

不安によるストレスがお腹の赤ちゃんにどのような影響を及ぼすのか、はっきりとした研究結果はまだ出ていませんが、日常生活の中で一時的にストレスを感じたという程度であれば心配ないと考えられています。しかし日常的なストレスは赤ちゃんによくない影響を及ぼす可能性があります。

例えばストレスを感じると血管が収縮し血流が悪くなります。すると赤ちゃんに十分な酸素や栄養素が届かなくなり、発育不足や低体重で産まれてしまうのではないかといわれているのです。

またストレスを感じたママから分泌されるホルモンがお腹の赤ちゃんに届いてしまい、これによりアレルギー体質や情緒不安定な赤ちゃんが産まれるのではないかという説もあります。赤ちゃんのためにもリラックスして過ごしたいですね。

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パパだって不安になることがある

10人に1人は「パタニティブルー」になる

産後のママが気分の落ち込みや不安感などの症状に悩まされる「マタニティブルー」。原因はホルモンバランスの変化だといわれています。

しかしこのような症状が起こるのは実はママだけではなく、およそ10人に1人のパパにも同じような症状がみられるといいます。その名も「パタニティブルー」。

ホルモンバランスが変化しないはずのパパがこのような症状に悩まされる原因は、家族を守らなければというプレッシャーや、赤ちゃんが産まれて生活が変わったことによるストレスだといわれています。

パタニティブルーを防ぐためには、産前からパパも親になる準備を進めることが大切です。両親学級に参加したり夫婦で会話をしたりして、産後の生活をイメージできるようにしておきしょう。

なんと!パパもつわりになることがある

パタニティブルー以上に驚きなのが、パパのつわり「クーヴァード症候群」です。つわりに苦しむママのパートナーが吐き気や食欲不振、食の好みや味覚の変化など、ママのつわりと同じような症状に悩まされることを指します。

医学的な根拠は見つかっていませんが、つわりに苦しむママの気持ちに寄り添い過ぎて同調してしまうのではないかという説や、親になるプレッシャーからストレスを感じて起こるのではないかという説などがあります。

つわりがつらくて支えてほしいのに、パパが一緒にダウンしてしまうのはママとしては困りものですが、ママのつらい気持ちを理解しよう、しっかりした親にならなければ、と考えている優しく責任感のあるパパほどかかりやすい症状です。責めないようにしましょうね。

パパのつわりの診断方法と治療法

パパにつわりのような症状があらわれた場合、どうすればよいのでしょうか?病院に行けば血液検査やレントゲン撮影など、症状に合わせた検査を受けることができます。

しかし先ほどもお話ししたように、クーヴァード症候群はママの気持ちに寄り添ったり親になるプレッシャーだったりが引き起こす、心の問題であることが多いものです。

つまり「この数値が高いからクーヴァード症候群でしょう」と断定できるものではなく、また医師にも認知度が低いため、夏バテや胃もたれと診断されるケースも少なくありません。

たとえクーヴァード症候群と診断されなくても、胃薬や鎮痛剤など症状に合ったお薬を処方してもらうだけでつらさが和らぎますので、パパがつらそうなときは早めの受診をすすめてくださいね。

不安を解消して穏やかに過ごすには?

アロマでホルモンバランスの乱れを解消

アロマにはホルモンバランスの乱れを解消して、心を落ち着かせる効果が期待できます。アロマオイルさえ準備すればアロマディフューザーをお持ちのママはもちろん、専用の道具がなくても熱湯を入れたカップにたらしたりハンカチに数滴しみこませたりするだけで手軽に香りを楽しめます。

アロマオイルはマッサージにも利用できますが、妊娠中は肌の状態が変わりやすく刺激を感じるママも多いので、基本的には香りを楽しむ「芳香浴」に留めておきましょう。

またアロマの中には生理や子宮の収縮を促すなど、妊娠中には好ましくない効果をもつものもあります。アロマオイルを選ぶときは香りとともに効能も確認し、心配なママは事前に主治医に確認をとってくださいね。
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