2歳児の発達を促す遊び方を知ろう!上手な接し方のコツやポイント
2歳児といえばイヤイヤ期で困っているママもいるでしょう。イヤイヤ期にもうまく対応しながら、2歳児の発達を促すような遊びができるとよいですね。2歳児の発達の特徴を知って、上手な接し方のコツやポイントをご紹介します。2歳児という対応の難しい時期をママも気持ちよく接してみましょう。
2歳児のさまざまな発達や特徴を知ろう
運動能力が高まり動く範囲が広がる
走りはじめるようになるのもこの頃です。そのほかにもジャンプをしたり、くるくると回ったり、ママが子どもの動きについていくのが大変になるほどよく動くようになります。
運動能力が高まり、動くことを楽しみながらさらに活発になりますから、動く範囲も広がります。室内でも室外でも行動範囲が広がりますから、転んでけがをしたり、ママが目を離したすきにいなくなったりすることもあるかもしれません。事故やけがをしないように注意したいですね。
言葉の発達で「イメージ」ができるように
この時期に2語文がなかなか出てこなくて心配するママもいると思いますが、言葉を話さなくても理解しているようであれば心配ないでしょう。時期がきたら今までを取り戻すかのように言葉が出てきますよ。
言葉をどんどん吸収して覚えますし、興味が広がりいろいろなことを聞いてくる時期でもあります。言葉を聞いてイメージを膨らませるようになってくるのもこの頃です。
こうしてイメージを膨らませることで象徴機能が発達しますから、さらに多くの言葉を使うようになるでしょう。こうして言葉が発達していくのです。
自我がめばえて自己主張が強くなる
自分でしたいことも増えますし、ママの言うとおりにはせず自分で考えてしたいという気持ちもめばえてくるのです。そうした思いを抱えながら、思いどおりにいかないとかんしゃくを起こして泣き叫ぶこともあります。
子どもがしたいと言ったことは、できるだけさせて見守りましょう。待つことは大変ですが、子どもがママに思いを受け入れてもらえたと感じれば、自信を持つことにつながるのです。
自己主張が強くなることも大切なことなのですね。そして少しずつすべてを受け入れてもらえるわけではないと学んでいくのです。
2歳児の遊び方のコツやポイント
たくさん身体を動かせる環境を!
公園遊びは遊具を使っていろいろな遊び方ができますし、ほかの子どもと遊ぶ体験もできるかもしれません。身体を動かすにはよい環境です。
室外でなくても児童館や室内遊園地など身体をたくさん動かせる場所はあります。ずっと家にいるとなかなか身体は動かせませんから、室内外で身体を動かせる場所を知っておくとよいですね。
思いっきり身体を動かすことでストレス発散を促し、情緒が安定することもありますから、子どもとママにとって大切なことです。身体を動かせる環境や機会を作りましょう。
やりたいことはできる範囲で見守る
子どもがやりたいことがあるときは、できる範囲で見守りましょう。時間制限や危険などでできないこともありますから、すべてを受け入れるのは難しいかもしれません。
子どものやりたいことをできるだけさせて、できなくても「ほーらできなかった」などと否定的な言葉をかけるのはやめましょう。子どもが自信をなくしてしまいます。
自分がやりたいことを言ったら、ママは受け入れてやらせてくれると思えることが大切なのです。子どもが、自分が受け入れてもらえたと感じることにつながるでしょう。
わかりやすい言葉で褒めよう
子どもが話していても理解して話しているのではなく、ただ真似しているだけということもありますよ。ですから、子どもに話しかけるときはわかりやすい言葉で話しかけるとよいですね。
話しかけるときもできるだけポジティブな言葉で話しかけると、前向きに考える思考力もできそうです。ネガティブな言葉ばかりを覚えられるのも困りますよね。
もちろん、褒めるときもわかりやすい言葉で端的に伝えましょう。子どもがママに褒められているのかわからなければ意味がないですよね。
2歳児ができる発達を促す遊び方
積み木遊びは想像力や創造力が育つ
積み木は長方形や立方体などいろいろな形のものがあります。積み木をとおして形を学ぶこともできます。
いろいろな形をした積み木をどのように組み立てたら崩れないのか、作りたい形にするためにはどうやって組み立てたらよいのか、などを考えて遊びますね。こうして積み木で遊ぶことをとおして、想像力や創造力を養うことができるわけですね。
積み木たった一つでも車や人形などに見立ててごっこ遊びもできますから、イメージを膨らませながら楽しむことができます。三角形や四角形、丸などのただの形からさまざまなものが生まれるのですからすごいですね。