子育てに夫婦お互いイライラ。ママとパパ側のストレスの原因と解消法
夫婦2人のときはパパの行動も気にならなかったのに、育児中は細かいことが気になりストレスに感じるというママも多いのではないでしょうか。家族が増えて楽しいはずの毎日なのに、ギスギスした夫婦関係は嫌ですよね。ストレスを減らして夫婦で楽しく育児をするために、ストレスの原因や解消法をご紹介します。
小さな事の積み重ね。パパに対してのイライラ
スマホばかり!子どもと接してほしい
子どもと遊んでいても、横でスマホを見ているだけというパパもいると思います。しかし、それをそのままにしておくと、子どももパパのスマホに興味を持って一緒に見るようになり、「パパと遊ぶ=スマホを見ること」と考えるようになります。
スマホばかり見ている環境は子どもにとって良くないということを、夫婦で話し合うことが大切ですね。
子どもといるのにスマホばかり見ているのは、子どもとの接し方が分からないということも原因の一つにあります。遊び方ややってほしいことを、きちんと言葉で伝えるとパパも分かりやすいのではないでしょうか。
一人で自由に出掛けてしまう
パパも仕事を頑張っているので、たまには外出するなどの息抜きも必要だと思います。ですが、家族が増えても一人で自由に外出しているパパを見ると、家に残されたママはストレスが溜まりますよね。
パパは自分の自由な行動で、ママにストレスを感じさせているということになかなか気付けません。一人で自由に外出するのではなく協力してほしいということや、少しだけでも一人の時間がほしいということを伝えると、パパも分かってくれるかもしれませんね。
産後の容姿について文句を言ってくる
産後の体型がなかなか戻らなかったり、何カ月も美容院に行くことができなかったり…。自分が気になっていることを、人に指摘されると落ち込みますよね。
育児を頑張っているときに簡単に容姿の文句を言われるとイライラすると思います。文句を言われたらパパに子どもを任せて、自分磨きの時間を作るといいですね。体を動かしたり、美容院に行ったりすると、心も体もすっきりしてパパへのイライラも落ち着くかもしれません。
気をつけて!パパがママにイライラすること
家事や育児に対してダメ出しをしてしまう
ですが、家事のやり方や子どものお世話など、パパはママに比べたらうまくできないことが多く、「もっとこうしたらいいのに」と思わず横から色々言いたくなることがありませんか?
効率的にできるようにアドバイスのつもりで言っても、パパは「ダメ出しされた」と思ってやる気をなくして、少しずつ手伝いもしてくれなくなります。
パパが家事や育児に関心がなくなり、協力してくれなくなるとママも困りますよね。お互いに気持ちよく過ごせるようにするためにも、あまり口出しはせずに手伝ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えるとうまくいくのではないでしょうか。
隣の芝は青い?友達や周囲のパパと比較する
「よそのパパは協力的」「もっと家族と係わって」と、思わず言いたくなるかもしれませんが、グッと我慢しましょう。
誰かと比べられるのは気持ちがいいものではなく、パパも嫌な気持ちになります。ママも「よそのママはもっと頑張っている」と言われると腹が立ちますよね。
自分が言われて嫌な気持ちになることは、パパにも言わないように心がけるといいですね。
教育方針について勝手に決めてしまう
ママ友が増えてくると、習い事や学校についての情報を聞く機会も多くなります。地元の有益な情報が入ることもあり、ママが一人で決めてパパには決まったことを報告するだけということになりがちです。
ママが一人で決めてしまうとパパは疎外感を感じて、子どもの教育にあまり関心が持てなくなってしまいます。
子どもの教育はとても先が長いです。「パパに言っても分からない」と思わずに、小さい頃から夫婦で教育方針について話し合うことが大切ですね。
夫婦円満のためにできることはなんだろう?
コミュニケーションと思いやりを大切に
ママは気付いてくれないパパに腹が立って不機嫌になり、ママの機嫌が悪い理由が分からずパパも不機嫌になってきて…とお互いに腹を立てて夫婦喧嘩になることもあると思います。
ママは、「言わなくても見たら分かるでしょ」と思いがちですが、男の人は何をしてほしいかをはっきり言われないと分からないのです。手を貸してもらいたいときは、やさしい言葉で分かりやくお願いすると、パパも聞いてくれると思います。手伝ってくれたときは感謝の言葉を伝えるのも忘れないようにしましょう。
穏やかな毎日を過ごすには、お互いを思いやり、気持ちを言葉で伝えることが大切ですね。