秋は綿毛布で赤ちゃん快適!綿毛布の特徴や使い方と洗い方のポイント
お店に行くと、赤ちゃん用毛布がたくさん売られていますよね。綿、ポリエステル、アクリル、ウール、カシミヤ、シルクなど素材もさまざまです。種類が多いとどれがよいのか迷ってしまうママも多いと思います。その中でも今回は、天然素材で馴染み深い綿毛布の特徴や取り扱いのポイントなどを詳しくご紹介していきます。
綿毛布ってどんなもの?特徴を詳しく解説
天然素材の綿でできた毛布で触り心地がよい
赤ちゃんの顔にふれたり、知らないうちに口でなめたり、くわえたりするかもしれないことを考えると、合成繊維や毛足の長いものは気になりますよね。そういった場合でも天然素材の綿毛布なら安心ですし、おばあちゃん世代では綿毛布をすすめてくる方も多いのではないでしょうか。
別の素材には、また別のよいところがありますが、安心して赤ちゃんにかけてあげることのできる毛布は綿毛布といえるでしょう。
綿毛布には、一枚仕立てと二枚仕立てがありますが、ベビー毛布は、軽い一枚仕立てになっているものが多いようです。
吸湿性が高く汗っかきの赤ちゃんにぴったり
赤ちゃんには、熱がこもらない吸湿性のよい素材のものが最適です。毛布や布団をかけすぎたり、服を着せすぎたりして体温が上がってしまった経験があるママも多いかもしれませんね。とくに冬は、寒いとかわいそうと心配になり、こういう状態に陥りがちです。
赤ちゃんは、大人の2倍の汗をかきますから、大人より1枚少なくてもよいのです。枚数が少なくても通気性が悪いと、湿気や熱がこもります。それを少しでも回避するためにも、化学繊維より綿毛布の方が、赤ちゃんは快適な眠りを得ることができるのです。
オールシーズン使える
また天然素材のため、静電気が起こりにくいのもメリットの一つです。赤ちゃんに使う上では、これは大きな魅力ではないでしょうか。
「春・秋・冬は分かるけれど、夏は必要ないのでは?」と考えるママやパパもいるかもしれませんね。しかし、最近では、夏は24時間冷房をつけたままという家庭も多く、寝ている時間が長い赤ちゃんにとって冷え過ぎてしまう心配もでてきます。その調節のためにも、綿毛布は夏も活躍するといえますね。
赤ちゃんすやすや!綿毛布の使い方と洗い方
かけ布団と相性がよく、1枚あると便利
ベビー布団はたいてい、セット売りされています。5点セット、7点セット、10点セット、11点セットなど予算や必要に応じてさまざまな形で売られていますが、敷布団、肌かけ布団(冬用と夏用)、布団カバー、シーツ、まくら、汗取りパッドは入っていても、毛布が入っているものは少ないです。
「冬用と夏用のかけ布団が入っていれば、綿毛布は必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、綿毛布は、冬はかけ布団との隙間を埋めて保温を保ってくれますし、夏は、お腹だけでも掛けておきたいときなどにも重宝します。
そのことからも、綿毛布は1枚は用意しておきたいですね。
綿毛布素材のスリーパーで寝冷えなし
スリーパーは、寝ていると首や顔にも当たりますので、肌にやさしい綿毛布素材がおすすめです。スリーパーには、チャックとスナップの2タイプがあります。チャックは大きいサイズまでありますので、成長しても使えますが、ねんね期には、スナップの方がよいかもしれません。
スナップはチャックと違い、寝たままでもすべてのスナップが外せ、上半分のスリーパーをはがすことができます。ただ、脚力の強い赤ちゃんは、足の力でスナップを外してしまうこともあるので注意が必要です。
綿毛布を丸洗いしていつも清潔に
綿毛布のタグに「洗濯機マーク」「家庭洗濯マーク」「手洗いマーク」がついていれば、家庭で水洗いができます。洗濯洗剤のマークが「中性」や「中性洗剤使用」となっていればネットに入れ、おしゃれ着洗剤で洗いましょう。
普段、赤ちゃんの衣服は赤ちゃん専用洗剤で洗っているというママにとっては、普段は使わない中性洗剤で綿毛布を洗うことに躊躇してしまうかもしれません。
しかし、中性洗剤は一般的な洗剤より刺激が少ないものです。なかには赤ちゃん専用洗剤を使わず、最初からすべておしゃれ着洗剤で洗っているママもいるようです。