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子どもとの散歩はよい効果がたくさん!散歩のポイントや靴選び

子どもとの散歩はよい効果がたくさん!散歩のポイントや靴選び

「最近運動不足だなあ」と考えているママも多いのではないでしょうか。子どもとのお散歩には、運動不足が解消されるほかにもさまざまな効果が期待できるのです。この記事では、子どもとお散歩するときのポイントやお散歩に適した靴選びなどのお役立ち情報をお伝えします。

子どもと散歩するとどんな効果があるの?

五感が刺激され、脳が発達する

子どもはお散歩で外出するといろいろな刺激を受けます。

青い空や白い雲を見たり、虫の音や鳥のさえずりを聞いたり、草花の香りを嗅いだり、農家のおじいちゃんからもらったトマトを味わったり、手で土に触れたりと五感をフルに使います。五感をフルに使うことは脳が活発に動くことにつながりますので、記憶力や想像力が伸び頭の回転もよくなるのです。

お散歩していて子どもが転ぶとママもあわててしまいますね。しかし、子どもは「転んでひざをすりむくと痛い」ことを覚えると、転ばないように足元に注意することや、つまずいても手をついてかばうなど、自分の体を守ることを覚えます。これはとても大切なことなのです。

このような経験・記憶があるから子どもは成長していくのですね。

基礎代謝が上がり、心肺機能が高まる

お散歩に出て活発に外遊びをする子どもは、ピョンピョン跳ねたり、寝転がったり、走ったりと目が離せません。でもこれが子どもの運動機能の発達には重要なことなのです。

このような激しい動きによって子どもの基礎代謝が上がり、手足の力だけではなく心肺機能も高まるのですから。まだ育ち切っていない自律神経の働きもよくなる効果があるのです。

草むらなどで裸足になって遊びまわるのは、子どもの身体能力を高めるために大切なステップの一つです。子どもは裸足で遊ぶことによって土踏まずができあがっていき、足裏だけでなく足指も使い体を動かすことを覚えられるのです。

ママも子どもと一緒に裸足で草むらを遊びまわりましょう。ママはあらかじめガラス片などがないか、気をつけてあげてくださいね。

親子のコミュニケーションが豊かになる

ママと子どもが2人でお散歩に出ることにより、親子のコミュニケーションがより豊かになるという効果もあります。家に閉じこもっているとストレスが溜まり気持ちに余裕もなくなりますが、外出することにより子どももママもストレスから解放され穏やかな気持ちになりリラックスできるため、コミュニケーション効果が高いのです。

木々や池などの自然に触れたり、鳥のさえずりに耳を澄ませたり、道行くおばあちゃんに「可愛いね」と声をかけられたりすることで、「水が冷たくて気持ちいいね」「あの鳥は何だろうね?」「おばあちゃんが可愛いっていってたよ」などと子どもとの間に自然に会話が生まれてきます。

これでママと子どもとの絆が深まることは間違いないですね。

子どもと散歩するときのポイントは?

天候や体調に気をつけ、無理をしない

「今日は冷たい雨で外に出るのがいやだけど、お散歩は毎日の日課だしなあ」そんな風に無理して毎日お散歩に出たりしていませんか?

ましてや、ママの体調が優れないどころか、子どもの鼻がぐずつき気味だったりするにもかかわらずお散歩するなどということはないでしょうか。

ママと子どものお散歩は楽しい気分で行わないとつらいだけのものになってしまいますし、そんなことでは親子の絆が深まる効果も生まれてきません。ただの苦行になってしまいますよね。

雨の中お散歩に行かなくても、日中雨が上がったらお出かけすればよいのです。雨上がりの虹を2人で見てそのキレイさに感動を覚える。こちらの方がよっぽどママと子どものよいコミュニケーションになりそうですね。

カッコいいウオーキングの姿勢は?

街中で見かける背中を丸めて歩いているサラリーマン。会社に行ってもきっと元気が出ないのだろうなあと感じませんか。

子どもとお散歩するときママがそういう姿勢で歩いていたら子どもも同じ姿勢で歩く習慣がついてしまいますよね。

では、運動能力を高めカッコよく見えるウォーキングの姿勢とは?

まずは背すじを伸ばしあごを引きます。このとき大事なことは首すじも伸ばすようにすることです。自然にお腹が引っ込み胸を張るようになります。

次に肩と腕の力を抜き両手を軽く握ります。足は少し大股でまっすぐ出し、かかとから着地してつま先で後ろにけります。

ひじを軽く曲げ1・2、1・2と足の運びに合わせリズミカルに振ります。これでカッコいいウォーキングの完成です。

子どものペースに合わせ、ゆったりと

本来子どもは歩くことが大好きですし、何よりお散歩しながらあちこちで寄り道するのはもっと好きです。お散歩に出ると「あれも面白そう!これも楽しそう!」と気にかかるものがたくさん目につくのです。

子どもの知的好奇心を伸ばすには、自然や新しい人と出会えるお散歩が格好の機会といえます。そのためには子どもと歩くペースも考えましょう。

もうちょっと早く進みたいからと、すぐ立ち止まってしまう子どもをせかしてママのペースで歩くのは、その機会を逃すことになりかねませんよね。

子どもが寄り道したら、ママも「これはアリさんだよ」と話しかけてあげてください。子どものペースでゆったり歩くことによって子どもとの会話が生まれ、よりお散歩が楽しくなりますよ!

子どもの足に合う靴の選び方を知ろう

子どもの成長には足に合った靴が大切

子どもの足は体の成長とともにどんどん大きくなります。そのためママたちはサイズの大きい靴を買いがちですが、これは避けた方がよいでしょう。

ママが自分で靴を履くときを思い浮かべてください。1~2cm大きい靴を履くと、つま先が前の方にずれてかかとの位置が定まらず歩くときに不安定になりませんか。

筋力がまだ付いていない子どもの場合は、大きい靴を履いたり小さい靴を履くと、より不安定になり痛みがともなうため靴を履いて歩くのを嫌がってしまうでしょう。それどころか、まだ柔らかい子どもの足がつま先でつまることにより変形してしまうかもしれないのです。

やはり子どもには成長に合わせて、そのときにぴったりフィットしたサイズの靴を選んであげるのが一番ですね。
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