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赤ちゃんの髪の毛が薄いけど大丈夫?原因や対処法について知ろう

赤ちゃんの髪の毛が薄いけど大丈夫?原因や対処法について知ろう

生まれたばかりの赤ちゃんは、髪がとても薄いことがあります。何カ月たっても髪が薄いままだと、「薄いままだとどうしよう」と心配になってしまいますよね。赤ちゃんの髪が薄くても大丈夫なのでしょうか?今回は赤ちゃんの髪が薄い原因や、髪が薄いときの対処法を紹介します。

ママは赤ちゃんの髪の毛が薄くて心配

赤ちゃんの髪の毛は産毛の状態だから

生まれてすぐの赤ちゃんの髪は産毛の状態で、まだしっかりとした髪が生えていないのが一般的です。

黒々とした髪が生えた状態で生まれる赤ちゃんがいる一方、生まれたときは産毛がまばらに生えているだけの赤ちゃんも珍しくありません。産毛は細くて柔らかいうえ、色素も少ないので実際よりも量が少なく見えるようです。

また、産毛は通常の髪に比べて伸びるのが遅いため、髪の短い状態が長く続きます。「生まれたときは薄くても、時間が経てばフサフサになるはず」と思っていたママは、なかなか髪が伸びなくて不安に感じるかもしれませんね。

さらに、生え変わりのために抜け落ちる産毛もあるため、タイミングによっては「生まれたときよりも髪が薄くなった」と感じることもあるでしょう。

赤ちゃんが薄毛になりやすいのは遺伝もある

赤ちゃんの髪質や髪の濃さは、パパやママの遺伝による影響を受けます。そのため、パパやママの髪が薄いと赤ちゃんの髪も薄くなる傾向があるようです。

ただし、パパやママの髪が現時点で薄いからといって、赤ちゃんの髪も薄くなるとは限りません。大人の髪はさまざまなストレスを受けているため、髪質が変わっていることも多いからです。

また、成長するにつれて髪が生えそろい量が増えていくことも多いので、パパやママの髪が多いからといって赤ちゃんも髪がフサフサした状態で生まれてくるとは限りません。

もし、赤ちゃんの髪が薄いと感じる場合、パパやママが赤ちゃんだった頃はどうだったか調べてみるとよいでしょう。パパやママも、赤ちゃんのときは髪が薄かったかもしれません。

赤ちゃんが自分で抜いてしまう場合の対処法

赤ちゃんにとって自分の体は、もっとも身近なおもちゃのようなものです。赤ちゃんが自分で髪を抜くのは、手足を口に入れるのと同じ「遊び」の一つなので心配する必要はありません。

通常、赤ちゃんの体が発達して視力などが備わってくると興味の対象が移り、髪を抜くことは少なくなっていきます。一時的なものと考え、無理に制止せず見守っておいても問題ありません。

ただし、髪を抜くのがどうしても気になるという場合は、おもちゃなどを使って髪以外に興味を向けさせて別の遊びに誘導してもよいでしょう。

また、ストレスを感じているときに髪を引っ張ったり、むしったりする赤ちゃんもいます。ストレスを取り除かない限り髪を抜く行動が続きますので、原因に応じた対処が必要です。

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赤ちゃんの薄毛や抜け毛の原因とは

生え変わりで抜ける【新生児生理的脱毛】

赤ちゃんの多くは大人のようなしっかりした髪ではなく、柔らかくて細い産毛が生えた状態で生まれてきます。赤ちゃんの抜け毛が一時的に増えることがあるのは、産毛が一気に通常の髪に生え変わるためです。

この、産毛から通常の髪に生え変わるときに起こる脱毛を「新生児生理的脱毛」と呼びます。おでこの上から頭の産毛が一気に抜け落ちて薄くなるため、生まれたときよりも薄くなったと感じることもあるでしょう。

「このまま生えなくなるのでは」と不安になるかもしれませんが、抜けてから少し経つと新しい髪が生えてきますよ。

髪が抜け始める時期や生え変わりが終わる時期には個人差がありますが、生後1~2カ月頃に抜け始め、生後6カ月頃に生え変わりが終わる赤ちゃんが多いようです。

摩擦で抜ける【乳児期後頭部脱毛】

生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを仰向けに寝た状態で過ごしています。とはいえ、ずっと天井を眺めているというわけではありません。

生まれたばかりの赤ちゃんは首の力が弱く頭をあまり動かしませんが、首の力が付いてくると音や光の刺激に反応して頭を動かすようになります。このとき、後頭部がシーツなどにこすれて産毛が抜けて起こるのが「乳児期後頭部脱毛」です。

赤ちゃんによっては後頭部ではなく側頭部が薄くなることがありますが、いずれの場合も摩擦が原因なので心配する必要はありません。お座りができるようになると自然に目立たなくなることがほとんどですよ。

脱毛の時期には個人差がありますが、新生児~生後3カ月頃に始まり、生後6カ月頃には目立たなくなります。

頭皮の毛穴が詰まる【脂漏性湿疹】

赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえ、ママから受け継いだホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になっています。この、皮脂の過剰分泌が原因で起きる肌トラブルが「脂漏性湿疹」です。

湿疹が頭皮にできると黄色いフケやかさぶたのようになって毛穴を詰まらせ、抜け毛の原因になることがあります。

かさぶた状になった湿疹を爪などではがそうとすると髪の毛が一緒に抜けたり、頭皮に傷がついて出血したりします。傷から雑菌が入って化膿することもありますので、無理にはがそうとしないでくださいね。

脂漏性湿疹はベビー石けんなどを使って頭皮の汚れと脂を洗い流すことで防ぐことができます。また、小さな湿疹であれば頭を洗ったときに自然に落ちますが、症状がひどいときは医師に相談しましょう。

赤ちゃんの髪の毛が薄いときの対処法

赤ちゃんの髪が生えなくてもあせらない

赤ちゃんの髪が薄かったり、なかなか生えなかったりすると不安を感じることもあるでしょう。とくに、生理的脱毛や後頭部脱毛が重なる時期は、抜け毛が多すぎて「病気なのでは」と心配になるかもしれません。

しかし、髪の量や質、伸びる速度には個人差があります。大人に「3カ月に1回カットするだけでよい人」と「毎月カットする必要がある人」がいるように、髪がぐんぐん伸びる子と、なかなか伸びない子がいるのは自然なことです。

赤ちゃんの髪が伸びなくても、あせらず生えてくるのを待ちましょう。頭皮にひどい湿疹があるとき以外はケアなども基本的に必要ありません。

また、髪が生えないからといって育毛剤を使用しないでください。頭皮が荒れたり副作用が出たりすることがあります。
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