6歳児は好奇心のかたまり!子どもの知りたい気持ちを伸ばす方法
好奇心の強い子どもは、知ることへの喜びを知っているため、学習意欲も高いといわれています。子どもの発達に大きく関わる好奇心をどう伸ばすか、気になっているママは多いのではないでしょうか。6歳児の知りたい気持ちを伸ばすためのコツや、おすすめの知育グッズなどを紹介していきます。
好奇心を持つためのコツとそのメリットとは
そもそも好奇心とは何?
1)拡散的好奇心
子どもがあらゆるものに興味を持つような、「知りたい」という気持ちをいいます。赤ちゃんが自分の手をじっと見つめたり、なんでも口に入れて確かめたりするのもこの拡散的好奇心です。
2)知的好奇心
拡散的好奇心から一歩踏み込んで、知識と理解を深めていくのが知的好奇心です。
3)共感的好奇心
物事に対してではなく、人の感情や考えに興味を示すのが共感的好奇心です。他人に興味を示すことで、コミュニケーション能力を高められます。
好奇心を持つことはプラスになることばかり
また、好奇心旺盛な子どもは「知ること」の楽しさを知っているため、学習意欲が高い傾向にあります。将来自主的に勉強に取り組む姿勢の土台となるため、ママが「勉強しなさい!」と注意する必要もないでしょう。
さらに、好奇心の強い子どもは常に「面白いことはないか」とアンテナを張って過ごしているため、活動的で生き生きとした印象を持たれやすいですよ。きっといつも楽しそうにしていて、周りから好かれる子どもに成長することでしょう。
子どもが興味を持ちそうな種をまくとよい
そのとき無理強いすることなく、子ども自身が目を輝かせるものは何か、焦らずに一歩引いて見守ることが大切です。そして興味を示したものに対して、さらに詳しい情報を提供できるようにサポートします。
子どもがどんなものに好奇心を抱くのかは、親にも分かりませんし、子ども自身にも分からないことです。子どもと関わる時間は家事やスマホの手を止めて、子どもにしっかりと向き合ってください。たくさんの種をまいて、芽が出てきたタイミングを見逃さないようにしたいですね。
好奇心を伸ばすためにできることと注意点
好奇心の芽を伸ばすように陰で支える
そこで、パパやママがインターネットで一緒に調べてみたり、図書館に行ってみたりして、「知りたい」という欲求を十分に満たせるだけの環境を提供します。
子どもが知りたい情報が、ママやパパが思うポイントと違うかもしれませんが、それでもあまり追求せずに子どものやりたいように見守ることが大切です。子どもの「知りたい」という意欲を奪わないように、子どもの気が済むまでつき合うようにしてみてくださいね。
親も一緒に楽しんで物事に取り組もう
「それは気になるね。調べてみようか!」と親が積極的に関わることで、子どもの好奇心はどんどん伸びていくでしょう。子どもから発信がなくても、気になっていそうなことやおすすめしたいことなどは、パパやママが率先して取り組む姿勢を見せるとよいですよ。
「やってみて」と言うよりも、親が楽しそうに取り組んでいる姿を見せるだけで、子どもは「やってみたい!」という気持ちになりやすいものです。
好奇心が育たなくなるNGな言葉とは
幼い子どもは時として、パパやママにかけられた言葉を重く受け止めることがあります。子どもの好奇心が育たなくなるような言葉を発しないよう、意識する必要があるでしょう。
〈子どもの好奇心が育たなくなるNGな言葉〉
・あなたにはまだ無理
・だからできないって言ったのに
・後にして
・この間も教えたでしょ?
・何度言ったら分かるの?
ついつい言ってしまいがちなワードばかりですよね。しかし、子どもはママに拒否されたという印象を持ち、深く興味を持つことを諦めてしまうかもしれません。
6歳の子どもの好奇心をくすぐる知育グッズ
知的好奇心をくすぐるのは「図鑑」
最近はタブレット端末やスマートフォンアプリなどのサービスも充実していて、これからの時代にマッチした図鑑も多くなってきています。パパやママ世代も一緒になって学ぶことを楽しめますよ。
IT技術が進んだ時代に生きる子どもたちなので、なんでもすぐに調べられる便利さは知っています。しかし大切なのは図鑑で調べたことを、後で実際に目で確かめに行くということです。テレビやスマートフォンの画面では分からなかったことも、しっかりと確かめることができますよ。