子どものモチベーションを高めたい！ママと引き出すやる気スイッチ

2020,1,22 更新

否定的な言葉でモチベーション低下

子どもがご飯を食べないとき、どのような声がけをしていますか？例えば「しっかり食べないと大きくなれないよ」と言うかもしれません。一方で「しっかり食べると大きくなるよ」と言うママもいるでしょう。

前者と後者では「しっかりご飯を食べて欲しい」という気持ちは同じなのに、受け取る側の印象は大きく違ってきます。子どもにとって前者のような否定的な言葉は、モチベーションを低下させる原因の一つです。

子どものやる気を上げるためには、行動の先に楽しいことや嬉しいことが感じられるように肯定的な声かけをするとよいですね。否定的な言葉が出そうになったときは、一呼吸置いてみましょう。肯定的な言葉は子どもを励まし、やる気が出るように背中を押してくれますよ。

干渉しすぎず見守ることも大切

子どものやる気がなかなか起きないと、ついママが手伝ってしまうことがありますよね。着替えや片付けなど子どもに任せると時間がかかったり上手にできなかったりすることも多く、ママが先回りして行ってしまう場合があるかもしれません。

しかし親が子どもに干渉しすぎると、子どもが自ら経験して成功体験を積む機会を奪ってしまいます。そうするとその行動から達成感などが得られず、やる気も起きなくなってしまうのです。

子どもが望むなら手伝えることは手伝ってあげたい、と思うママもいるかもしれません。しかし、子どもを信用して任せることで子どもの自主性が育ち、やる気が引き出せるのです。「失敗は成功のもと」と思って見守ることも大切ですよ。

まとめ

「どうやったら子どものやる気スイッチが入るのか」は、子どもの成長とともに出てくる悩みの一つですよね。今回ご紹介したように、子どものやる気は子どもを信頼して認め、たくさんの経験を積むことで培っていくものです。

子どもが大切だからこそ、心配する気持ちも十分わかります。しかし、将来子どもに必要な力は親がしてほしいことができる力ではなく、子どもが自分の力で人生を切り開いていく力ですよね。そのため子ども自身からやる気が湧くように、ママは環境やきっかけ作りに専念してみましょう。