DINKsが一戸建てに住む魅力は?特徴と部屋づくりの工夫をご紹介
安全で快適に暮らすためのポイント
親と二世帯住宅のプランを考える
たとえば玄関とホールを共有部分とし、そこから左右に分かれて自分たちの世帯、親の世帯と分けるのか、キッチンやお風呂場などの水回りを共有にして互いに個室を持つのかなど熟考したいですね。
共有部分を持たない、玄関から完全に分離したタイプの住居であれば、親がいなくなった後に賃貸として貸し出しが可能です。貸し出しをすれば夫婦の収入にも繋がるのでメリットがありますね。
まずは親と自分たちの日常生活のスケジュールを表にして眺めてみましょう。来客が多いのか少ないのかなども考慮してみてください。自然とどんなプランが合っているのか見えてくるはずです。
バリアフリーについて考慮する
バリアフリーの基本として、玄関そして室内の段差を減らすのが重要です。年を取ると足が思うように上がらず、ちょっとした段差に足を引っかけて転ぶ危険性があります。
廊下や室内はもちろん、お風呂場についてもチェックしましょう。また、車イスでの移動に備え、廊下やドアの幅を広くとったり、扉を引き戸にしたりなど工夫したいですね。
トイレや脱衣所での暖房設備についても夫婦で相談しましょう。冷え込む季節に居間との温度差が大きいと脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす可能性もありますよ。
家の防犯対策もしっかり立てる
たとえば高い塀で囲まれた家はプライバシーが守りやすいかもしれませんが、その分外から見えにくく侵入者が隠れやすいというデメリットがあります。
また、2階の窓まで植木に登れば届く、カーポートの屋根をよじ登れば2階に入れるといった家も危険です。家を建てる場合は、泥棒が侵入しにくい構造にしたいものですね。
建売物件を購入する場合は、防犯対策についてよくチェックしてから考えるようにしましょう。人の動きを察知して点灯するライトや、玄関ドアのカギを二つ以上設置するといった対策も有効です。
まとめ
どんな家に住むかは夫婦の価値観により異なり、よい悪いはないと思います。しかし、必ずしも子育てしやすい土地を選ぶ必要のないDINKsは、手放すときに売りやすい土地というのも条件の一つに入れるとよいかもしれません。
資産価値が落ちにくいことと、自分たちの趣味や暮らしにマッチする場所であることのバランスが取れた家を選べるとよいですね。
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