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赤ちゃんのお絵描きはいつから?クレヨンの選び方と楽しむコツ

赤ちゃんのお絵描きはいつから?クレヨンの選び方と楽しむコツ

子どもの遊びには色々なものがありますが、お絵描きは昔から人気がある遊びです。手軽に遊べて子どもの成長を感じられるのでママからも人気がありますよね。ところで赤ちゃんはいつからお絵描きを始めるのでしょうか。今回はお絵描きを始める時期やお絵描きを楽しむことができるクレヨンの選び方やコツを紹介します。

お絵描きを始める時期と様子とは

お絵描きに興味を持ち始めるのは1歳前後

生まれたばかりの赤ちゃんは手に当たった物を握ることはできますが、自分から物をとるということはありません。個人差はありますが自分で物をつかめるようになるのは生後4カ月ごろからです。

ただし、このころの赤ちゃんは物を持って振るのがやっとという程度で、力を入れて紙に絵を描くことはできません。手にクレヨンを持たせて紙の上をなぞらせても、すぐにクレヨンを離してしまうでしょう。

生後9カ月ごろには握る力が強くなるだけではなく手首にも力が入るようになり、筆圧をかけなくても色がつくマーカーであれば絵を描けるようになります。

お絵描きに興味を持ち始めるのは1歳ごろで、手指に充分な力がつくため、クレヨンをしっかり握って絵を描けるようになる赤ちゃんが多いようです。

紙に色がつくことを楽しむことからスタート

絵を描けるようになったばかりの赤ちゃんは、大人のように「リンゴを描こう」などと考えて絵を描いているわけではありません。

絵を描くスタートは「手に持ったものを紙に擦りつけたら色がついた」という発見から始まります。何もなかった場所に色が突然現れるので、赤ちゃんにとっては魔法のような魅力があるのではないでしょうか。

好奇心旺盛な1歳ごろの赤ちゃんは、色がつくことを発見したら手の動かし方や持ち方を変えながら「なぐり書き」を楽しみます。

このころの赤ちゃんは言葉の発達が進み、自分の気持ちを表現したいという気持ちが強い時期です。赤ちゃんが「描いたものが言葉の代わりになる」ということに気づくと、なぐり書きが意味を持った絵に変化します。

お絵描きは脳に刺激を与えて感性を豊かに

言葉の発達が未熟な赤ちゃんにとってお絵描きのメリットといえば、やはり「自己表現できること」です。気持ちを表現し、伝わったと実感することで意欲や自信を身につけられるのではないでしょうか。

また、紙を破かずに色をつけるために力をコントロールする能力や、イメージしている色や形を描くための腕や手を動かす能力も身につきます。指を使うことで脳が刺激され「地頭がよくなる」といわれていますよ。

絵を描くためには色や形を観察する力が必要です。空間認識能力や集中力が高まるほか、様々なものを見て覚えるため記憶力も向上します。

さらに、なぐり書きは腕や手、指を動かす訓練になるため、たくさんしていると文字の習得が早くなるといわれているようです。

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赤ちゃんも安心して使えるクレヨンの選び方

素材にこだわって選ぶなら食品由来を

一般的にクレヨンは石油から作られる「パラフィンワックス」と色の元となる顔料を混ぜて作っています。手で触るだけであれば問題ないかもしれませんが口に入れたり舐めたりするのは不安ですね。

近年、赤ちゃん用のクレヨンとしてミツバチが巣を作るときに出す「蜜蝋」や米ぬかから抽出した「ライスワックス」を使ったものが販売されています。食品由来成分なので赤ちゃんでも安心して使うことができますね。

また、顔料に食品用の着色料を使用したり、野菜の粉末や色素を使用したりしているクレヨンもあるようです。界面活性剤不使用など天然素材にこだわったクレヨンを選びたいですね。

ただし、食べても安全とは限りませんので、折れたかけらを飲みこまないよう注意してくださいね。

のびのびとかける水で落とせるクレヨン

3歳ごろになると紙や線からはみ出さずに色を塗る能力が身につきますが、3歳以下の子どもは腕全体を動かすように描くため紙から線がはみ出すことがあります。

また、1歳ごろでは紙だけではなくフローリングの床や壁、家具などに絵を描くことも珍しくありません。テーブル一面にクレヨンで描かれた芸術作品をみて怒るべきか褒めるべきか悩むママもいるのではないでしょうか。

一般的なクレヨンは主成分である油脂が水をはじくため、通常の拭き掃除ではなかなか落とすことができません。

水で落とせるクレヨンであれば簡単な拭き掃除だけで落とせるため紙からはみ出しても気になりません。ママがイライラしないので、赤ちゃんものびのびと描くことができますね。

握りやすく誤飲を防ぐのは太めのクレヨン

小さな子どもは手全体を使ってクレヨンを握るため、クレヨンが細いと折れてしまうことがあります。短いクレヨンは使いづらく、お絵描きを楽しむことができなくなるかもしれません。

また、折れたときに小さなかけらができると赤ちゃんの誤飲を招く可能性があります。お菓子のように見える赤や茶色のクレヨンは幼児でも誤飲しやすいのではないでしょうか。

強く握ったり投げたりしても折れにくい太めのクレヨンは握りやすく描きやすいのでおすすめです。折れにくいということは誤飲のリスクを下げることにも繋がるので安全性が高いといえますね。

スティック状のクレヨンではなくボールのような形をしたクレヨンを使うのもよいでしょう。熊手づかみができる1歳ごろから使えますよ。
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