赤ちゃんのお絵描きはいつから?クレヨンの選び方と楽しむコツ
お絵描きを楽しむコツと注意点とは
思い切りお絵描きできるように準備をしよう
お絵描き遊びをするときは汚れてもよいスモックなどに着替え、紙の下に新聞紙やビニールクロスを敷くとよいでしょう。服やテーブルが汚れることを気にせずのびのび描くことができます。
また、模造紙などを使って絵を描くのもおすすめです。たくさんスペースがあると描いた絵から着想を得て次の絵を描くなど、お話を展開するように絵の世界が広がるかもしれません。
クレヨンで絵を描くときはある程度の力が加わるため、描いているときに紙が動くことがあります。テープを使って固定しておくとよいですね。
クレヨンは子どもの手が届かないところへ
また、クレヨンを誤飲してしまったり、手に持って歩いているときに転倒して目を突いたりするかもしれません。言葉で注意していても興奮すると忘れてしまう子どもが多いので、小さいうちは目の届く範囲で遊ばせる必要があります。
自由に絵が描ける環境を作るのはよいことですが、子どもが小さいうちはクレヨンを手の届かない場所に片づけておきましょう。
また、クレヨンだけではなくペンや鉛筆などの筆記具や、ママの口紅、シャチハタ、スタンプインクにも注意してくださいね。鉛筆や水性ペンならまだしも油性インクなら落とすのに一苦労ですよ。
絵の出来ではなく描いたことを褒めよう
しかし、紫なのは想像上の「ブドウ味のリンゴ」だからなのかもしれません。正しいことを伝えるのは重要なことですが、このような場面では「想像の否定」になるので避けたほうがよいでしょう。
また、子どもが描いた絵を褒めるときに「うまいね」という言葉を使うと、子どもは「うまい」と言われなかったときに不安を感じます。ママの評価が気になって自由な発想で絵を描けなくなるかもしれません。
内容を評価する言葉ではなく「描いたこと」自体を褒めましょう。「たくさん描けたね」「楽しく描けたね」と声をかければ、もっと描きたいという気持ちが高まりますよ。
まとめ
ただし、2歳ごろまでお絵描きに興味を持たない子どももいます。無理に絵を描かせようとすると絵が嫌いになる可能性もあるので、無理に始めようとはせず自然に興味を持つまで見守ってください。
パパやママがペンを使って絵や文字を書く様子を見ていると興味を持ちやすいようです。お絵描きをしてほしいときはママがお手本を見せてもよいかもしれませんね。