冬に出産の赤ちゃんに用意するもの!必需品とすぐには必要のないもの
出産を控えて、ベビー用品を買い揃えようと思うとわくわくしますよね。ですが、季節によっては一般的なものに加えて購入しておいた方がよいものがあります。今回は冬に生まれる赤ちゃんの必需品や揃えるときの注意点をご紹介します。出産後買い忘れがあって困らないように用意しておきましょう。
冬生まれの赤ちゃんの必需品ウェア3選
短肌着とコンビ肌着をそれぞれ5~6枚ほど
短肌着は一番下に着て、気温に合わせてコンビ肌着を着たり、ブランケットを上からかけたりします。コンビ肌着だけでは肌寒い日は前開きのボディスーツがよいでしょう。コンビ肌着は寝返りが始まってもはだけることがないので、長く着ることができますよ。
また、赤ちゃんは大人に比べ体温が高いので、暖房がきいている室内では暑すぎることがあります。汗をかいたままだと風邪をひいてしまうかもしれないので、洗い替えも多めにあった方がよいでしょう。それぞれ5~6枚あれば安心ですよ。
2パターン着れるツーウェイオール3着ほど
新生児のボディスーツは前開きのものがおすすめ。よだれで首元がシミになることなく、おむつをこまめに交換すれば汚れる心配もないので、3着ほどあれば大丈夫です。
また、スナップボタンが縦にまっすぐついているタイプとカーブ状になって片側の足についているタイプがあります。購入するときは留めやすい方を選ぶとよいですよ。
冬の寒さから赤ちゃんを守るために、防寒着をいろいろ買ってしまいがちですが、新生児は日中のほとんどを寝て過ごしています。新生児のうちはすぐに防寒着は必要ありませんよ。
退院から使える用途の多いアフガン2枚ほど
1年をとおして使える素材は「コットン」、冬に人気の素材は「ニットキルト」「フリース」「ウール」です。季節に合わせて素材を変えてもよいですね。
赤ちゃんはママのお腹の中にいたとき、体を丸くしていますよね。そのため、アフガンなどでくるむと赤ちゃんは安心するといわれています。アフガンを使うと寝つきもよくなりますよ。
さらに、アフガンは冬の防寒対策だけでなく、夏は紫外線対策としても活躍します。お出かけのときに使いやすいような機能が備わっているものもあるので、室内用とお出かけ用の2枚あるとよいですよ。
冬生まれの赤ちゃんの体調管理に必要なもの
体温調節が苦手な赤ちゃんに湿温度計は必須
まず、赤ちゃんは体温調節が苦手です。ママの体感温度では問題なくても、赤ちゃんにとっては暑すぎたり、寒すぎたり。さらに冬は乾燥しているとインフルエンザの心配もあります。
そのため、部屋の温度だけでなく、湿度もわかる湿温度計があると安心です。こまめに温度と湿度を確認して、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えていきましょう。
これには昔ながらの「アナログタイプ」と一目で温度と湿度がわかる「デジタルタイプ」があります。ママの使いやすい方を選んで用意するとよいですよ。日本製のものの方が品質がよく、保証がきくので安心ですよ。
乾燥しやすい赤ちゃんの肌を守る加湿器
加湿器は肌だけでなく、喉や鼻の粘膜も乾燥から守ってくれます。湿温度計とあわせて使うとよいでしょう。しかし、加湿器は手入れを怠ると雑菌が繁殖し、そのまま使用し続けると、赤ちゃんが体調を崩してしまうことも。大人にとってもあまりよくないので、手入れしやすいものがおすすめですよ。
妊娠中の買い物は大変なので、通販に頼ってしまうママも多いかもしれませんね。ですが、電化製品は店員さんに説明を受けながら自分が納得するものを選ぶ方がよいです。できれば店頭まで買いに行くようにしましょう。
赤ちゃん用のベビー布団セット
冬生まれのベビー布団の基本は、「敷布団」「キルトパット」「綿布団」「肌毛布」「枕」「シーツ」です。しかし、買い揃えるために、色々なお店に行くのは大変ですよね。ベビー布団はバラで買うより、セットで買う方がお得なこともあります。だいたい1万円前後で販売されているので、購入はセットの方がおすすめですよ。
また、赤ちゃんの布団は清潔に保ちたいですよね。現在では、家庭用洗濯機で丸洗いできるものもあるので、選ぶときの参考にしてみてください。
冬生まれの赤ちゃんにはすぐに必要ないもの
極暖素材の冬用あったか肌着
しかし、それは大人だけの話で赤ちゃんには必要ないでしょう。赤ちゃんは体温調節が苦手で、汗をかきやすいです。そのため、裏起毛やヒートテックのような冬素材の肌着では、あせもやふきでものなど肌トラブルの原因になることもあります。
生後1~2カ月の間は室内で過ごすことがほとんどなので、長時間外出するようになるまでは必要はないですよ。この時期は保温性よりも吸水性、通気性のよい素材の肌着を選ぶようにしましょう。