職場復帰時の挨拶やメールは大切!育休復帰をスムーズにするコツとは
ワーキングママにとって、育休明けの職場復帰は一大イベントですよね。「うまく仕事と育児を両立できるかな」と不安は尽きないことでしょう。できるだけママの職場復帰をスムーズにするために、復帰時の挨拶やメール、スケジュール管理の仕方など、復帰前後の時期に気をつけてもらいたいことについてご紹介します。
職場復帰をスムーズに進めるには
育休中も職場の情報を把握しておく
産後すぐの時期のママは、育児や母体を回復させることに手一杯になりがちです。しかし育児が落ち着くにつれて、スムーズに復帰できるかどうかが気になってくるのではないでしょうか。
復帰当初はどんなママでも、休んでいた間に行われた人事移動や仕事内容の変更点など、知らないことの多さに戸惑い、孤独感や無力感を覚えるものです。復帰後に「浦島太郎状態」にならないように、休業中も上司や同僚とマメに連絡を取り合い、人事異動や会社のシステムの変更点に関する知識を持っておくようにしましょう。
復帰後の勤務について綿密に相談する
しかし、ママの悩みはそれだけではありません。入園に備えて卒乳する、病児保育やファミサポなどに関する情報を集める、仕事内容の見直しをするなど、課題は盛りだくさんです。
とくに、復帰後の仕事内容については、職場と綿密に打ち合わせをする必要があります。子どもの発熱による急なお迎えがあったり、出張や残業が以前のようにできなくなったりすることから、産休前と同じ業務に携われないこともありますよね。時短勤務を利用する場合には、月収やボーナスがどの程度減るのかを事前に確認しておくことも大切です。
朝夕の流れをシミュレーションしておく
保育園のお迎えから寝かしつけまでも同様に大忙しの毎日になるため、「仕事と育児の両立ができるのだろうか」と心配になるママは多いでしょう。
実際に復帰してからでないとわからないことも多々ありますが、職場復帰をよりスムーズに進めるためにもシミュレーションは欠かせません。子どもが多少ぐずっても保育園に間に合うようにするにはどのような時間配分で行動すればよいのか、目標の時間までに寝かしつけるにはどうすればよいのかを考え、その流れを事前に何度かシミュレーションしておきましょう。
復帰時の挨拶の内容やメールの文面を準備
復帰初日のママの印象は重要
遅刻はしない、急に休まないなど、最低限のマナーは守りたいところですが、小さい子どもがいると難しいケースも多々あります。子どもの急な発熱で早退したり、保育園のお迎えに間に合わせるために残業ができなかったりと、産休前と同じ働き方はできなくなりますよね。
復帰初日に印象のよい挨拶をすることは、周囲の理解や協力を得る上で大切です。上司や所属部署のメンバー、社内関係者などの元へ直接出向き、ていねいに挨拶をしましょう。
復職の挨拶はどんな内容がよい?
直接出向いて挨拶することが恒例となっている職場もありますが、朝礼時に復職の挨拶をうながされる職場もありますよね。そのような場合にはあまり長々と話すのはよくないので、1〜2分程度にまとまるよう事前に考えておくとスムーズですよ。
休んでいた間に仕事を引き継いでカバーしてもらったことへの感謝の気持ち、自身のブランクや子どものことで迷惑をかけるかもしれないこと、今後の抱負などを挨拶に盛り込むとよいですね。自分らしい言葉で真摯に伝えれば、今後快くサポートしてもらえるかもしれませんよ。
メールで連絡する場合の文面例
【社内向けの挨拶の例文】
〇〇部のみなさま
大変ご無沙汰しております。
本日より職場復帰することになりました〇〇部の〇〇です。
育児休業中はご迷惑をおかけしました。
〇カ月もの長い間、育児に専念することができたのも、ひとえにみなさまのサポートのおかげだと心から感謝しております。
復職後は〇〇の業務を担当いたします。しばらくは時短勤務となるため、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、精一杯努力いたします。
メールでの挨拶となり大変恐縮ですが、取り急ぎ復職のご挨拶とお礼を申し上げます。