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2人目の子はなぜ育てやすいの?男の子と女の子の育てやすさの違い

2人目の子はなぜ育てやすいの?男の子と女の子の育てやすさの違い

2人目が女の子のメリットとデメリット

「兄妹」の異性きょうだいの場合

上が兄の場合、遊びが男の子寄りになるため活発な女の子になりやすいです。家にあるおもちゃなども男の子のものが多く、自然と遊びが男の子寄りになるでしょう。

また、小さいころはおもちゃや洋服もお下がりが使えますが、幼稚園ごろになると好みが出てきて女の子用のものを購入する必要があります。お下がりは使えませんが、それぞれのおもちゃや洋服を選べるのでママとしては楽しみが広がりそうですね。

下が妹の場合、上の子は下の子を女の子として接するので、守りたくなる存在になるでしょう。力ではお兄ちゃんが強いということは分かっているので、気持ちの上で優しく振る舞ってくれますよ。妹を守ろうとお世話を焼くなど、兄であるポジションをアピールする子も多いです。

反対に妹のほうは、お兄ちゃんの様子をいつも観察して自分がどのように行動したらよいのか学習していますよ。

デメリットは、お兄ちゃんとして男のプライドがあるので、妹に負けてしまったときにひどく傷つく可能性があることです。妹には絶対に負けたくないという気持ちが強いのでしょう。

「姉妹」の同性きょうだいの場合

兄弟の場合と同様に、上の子で使っていた洋服や靴、おもちゃを下の子へ使うことができます。しかし、女の子の場合は男の子と比べておもちゃや洋服への関心が高いため、「お姉ちゃんばっかり、新しいのずるい」とお下がりを嫌がる可能性があります。

友人の子どもは、気に入ったもののお下がりは受け入れても、気に入らないものは絶対に使わないそうです。上に新しいものを買うと、必ず下の子もほしがってしまうと悩んでいました。買うときはこっそり買ったり、貰いものだよと伝えたりするとよいかもしれませんね。

また、姉妹の場合はよい意味、悪い意味でも姉妹の結束が強くなります。遊びや習いごとが同じものになる可能性も高く、仲よく一緒に過ごすことができるでしょう。

その反面、口が達者な女の子が喧嘩をすると激しい言い争いがおきるのがデメリットでしょうか。また、妹は姉と同等の扱いを求めるため、妹扱いされると怒る子もいます。

妹は、姉の振る舞いや言動などを一番近くで見ています。そのため要領がよく、うまく立ち回ることができる子も多いようです。

【先輩ママに聞きました】2人目が育てやすいと感じる点はなんですか?

上の子と比べて2人目を育てやすいと感じるママが多いことが分かりましたが、実際に先輩ママたちはどんな点で育てやすいと思ったのでしょうか。育てやすいと感じる点を聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「上の子と一緒に遊んでくれる」と回答したママの体験談

  • 上の子は常に相手をしていないとダメでしたが、下の子は上の子を見ながら勝手に遊ぶようになってくれたので、私も自分の時間がとりやすくなりました。
  • 育てやすいというよりも、子育てに慣れてきてるから余裕があるんだと思います。また、上の子も下の子と遊んでくれたり見ててくれるのでつきっきりじゃなくていいところもありがたいです。

「音がしても起きない」と回答したママの体験談

  • 上の子は色々と敏感で小さな物音でも起きてしまい、そのたびに抱っこ抱っこで大変でしたが、下の子は騒がしい中でいつも過ごしているせいか、上の子が近くで遊んでいても気にせずよく寝てくれました。
  • 眠かったら勝手に寝てくれるのが1番助かりました。抱っこなどの寝かしつけも全くいらず、育てやすかったです。

「夜よく寝る」と回答したママの体験談

  • 上の子は全然寝なくて夜泣きもすごかったんですが、下の子は寝かしつけをしなくても気がついたら寝ていて、すごく楽でした。 いつもニコニコで機嫌が良くて、修羅みたいだった上の子のときとは大違いで、赤ちゃんの可愛さを堪能できました。
  • とにかく夜はよく寝てくれました。 上の子の夜泣きが酷く、ちょこちょこ起きては泣いていましたが、2人目はとにかくよく寝てくれました。朝まで寝てくれていましたが、不安になってときどきつついていました!

■編集部コメント

ママが子育てに慣れて心の余裕があること、上の子が下の子のお世話や一緒に遊んでくれることで、下の子を育てやすいと感じることが分かりました。よく寝てくれる子も、ママの体力回復にはとってはうれしい点ですね。

2人育児は大変なこともありますが、その分喜びも何倍にもなります。
ぜひ今しかない幼児期の子育てを、適度に力を抜きながら楽しみましょう。

続いてのコーナーでは、2人育児をスムーズにするコツを紹介します。

2人育児をスムーズにするコツは?

育児や家事の便利グッズを活用する

2人目は育てやすいといっても、子どもが1人のときと比べてママの育児や家事の負担はかなり増えますよね。忙しい2人育児でも心に余裕が持てるように、育児や家事の便利グッズを使ってみましょう。

たとえば、上の子に赤ちゃんを踏まれないように、ベビーベッドやバウンザーなどに赤ちゃんを寝かせておくと安心です。また、お風呂のときはバンボやバスマットなど、お風呂の時間が楽になるグッズがあると焦らずに2人をお風呂に入れられますよ。

子どもが2人になると育児に手を取られることが増えて、家事に集中できる時間が減ってしまいます。お掃除ロボットや洗濯乾燥機など、便利な家電の導入も考えてみましょう。家事が時短できると、子どもとの時間をまったり過ごせますね。

ネットスーパーの利用が便利

「小さな子どもを2人連れて買い物に行くのがつらい」「子どもが2人いると、ゆっくり買い物ができない」など、2人育児をしているママは、食材や日用品の買い出しに悩んでいる方が多いようです。小さな子どもが2人いると大人しく買い物に付き合ってくれないことも多く、ママは大変ですよね。

そのようなときに便利なのが、ネットスーパーです。ネットスーパーならスマホやパソコンからほしいものを注文するだけで自宅に届けてくれるので、買い物に行く手間が省けてママの負担も減らせるでしょう。

ネットスーパーは24時間受付のところも多いので、子どもが寝たあとにゆっくり買い物を楽しめます。お届け時間も決められるので、日中は働いているママでも安心ですね。

上の子との時間も大切にする

2人目が生まれると、どうしても赤ちゃんに手がかかってしまい上の子との時間が確実に減りますよね。上の子が「寂しい」などと言っていなくても、内心では「ママが構ってくれない」「赤ちゃんばっかり」とストレスを抱えているかもしれません。

2人育児をうまくこなしていくには、上の子がストレスを溜めないように接していくことが大切です。たまには赤ちゃんをパパや祖父母などに預けて、ママを独り占めできる時間をつくれるとよいですね。

また、赤ちゃんばかりを抱っこするのではなく、上の子とたくさんスキンシップを取りましょう。スキンシップは最大の愛情表現なので、スキンシップを日頃からこまめにとることで「ママから愛されている」と上の子の心が満たされますよ。

まとめ

2人目が育てやすいのは、一度育児を経験しているからではないでしょうか。余裕を持って子どもに接することができるため、その安心感が子どもにも伝わるのでしょう。ママの気持ちを子どもは敏感に感じ取ります。育児や家事の便利グッズを活用して、時間にも余裕を持てるように工夫しましょう。

2人目が男の子でも女の子でも、メリットやデメリットがあります。パパやママの接し方によってもきょうだいの関係性が変わってくるので、なるべく平等に接することが大切ですね。
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