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兼業主婦が部屋を片付けるコツ。ひとりで頑張らずに家族で協力しよう

兼業主婦が部屋を片付けるコツ。ひとりで頑張らずに家族で協力しよう

仕事を持つ兼業主婦のママは家のことにまで手が回らず、それがイライラの原因になることもあるでしょう。とくに、仕事から帰ってきて散らかった部屋を見るとげんなりし「なんで片付けできないんだろう」と自己嫌悪してしまうこともありますよね。そこで、兼業主婦が家の中を整理整頓、綺麗に片付けられるコツをご紹介します。

兼業主婦がストレスを感じやすいこととは

兼業主婦は片付けられないことがストレスに

働く女性を対象にしたあるアンケートで、おもしろい結果が出ました。子どもあり、なし、そして自分はストレスが高いと思うか、思わないかによって四つの分類に分けた女性に目標を聞いたところ、多くの働く女性が「貯金をする」と答えたのに対し、子どもあり、ストレスが高いと思っている働くママだけは「片付けられる人になりたい」がもっとも多くなったのです。

子育て中の兼業主婦は、お金よりもダイエットよりも「家の中を片付けたい!」と強く思ってしまうようです。それほどまでに、働きながら子育てをしていると片付けをすることが難しくなってしまうんですね。

片付けようと思っていてもなかなかうまくいかないことが、ストレスの原因になっているようです。

散らかった部屋にいるとリラックスできない

誰にでも落ち着く空間というものがありますが、多くの人はどこから何が出てくるか分からない散らかった場所より、綺麗に片付けられている場所の方を好むのではないでしょうか。綺麗すぎて落ち着かないという人もまれにいますが、どちらにしても自宅で落ち着かないというのは悲しいですよね。

散らかった部屋に帰ると心の底からガッカリしてしまうことがあります。「片付けなくては」と思いながらその時間と気力が捻出できないと、それが自己嫌悪の原因になってしまうことも。

兼業主婦のママは仕事よりも掃除の方に負担を感じるという人が多くいるようです。「部屋の状態は心の状態を表す」ともいいますが、部屋が散らかっていることでママの心にさらに負担をかける悪循環を生んでしまうこともあります。

完璧を目指さずにハードルを下げよう

許容範囲は人によって異なり、同じ部屋の散らかり具合でも「これくらいならよい」と考える人もいれば「こんなの無理」と思う人までいるものです。ママが片付けたいと思っていても、ちょっとその許容範囲を広げて、鈍感になることもときには必要かもしれません。

また、「毎日掃除するべき」「いつも綺麗にしておくべき」といった決まりを自分に課すのもママを追い詰める原因になります。完璧を目指すのは素晴らしいことですが、できなかったときのダメージは大きいですよね。

ストレスをためないためにも、日常のハードルを少し下げて「たまには掃除代行に頼もうかな?」「掃除をサボってしまおうかな?」と自分を甘やかすことも大事ですよ。

ママの負担を減らして部屋をきれいにしよう

汚れが目立つ床は粘着クリーナーが便利

掃除をする上で大きな面積を占めるのが「床」ですね。床掃除は掃除機をガーッとかければよいと思われがちですが、コードを引っ張ったり重い掃除機を持ち上げたりと意外と手間ですよね。

しかし、床の汚れは目につきやすく、ほこりや食べこぼし、髪の毛などが少しあるだけでも汚い印象を与えてしまいます。そこでフローリングの場合はフロアーワイパー、絨毯やフロアマットの場合は粘着クリーナーをこまめに使うと綺麗な状態がキープしやすいでしょう。

これらの便利アイテムは片手でも掃除できるので、気がついたときにサッと取り出しやすく、ながら掃除にもぴったりです。時短の掃除テクニックですが、目立つところだけでも綺麗にしておけば掃除機をかける頻度を減らすことができるかもしれませんね。

言葉がけを工夫してパパにも協力を促そう

ママも働いている場合、パパにも家のことを積極的に手伝ってもらいたいですよね。家事の分担を心がけていても、男性であるパパにはなかなか家事をすることが習慣づかないものです。

ママはかつて頼んだことがある家事、以前指示を出した手伝いなら、言わなくてもやってくれるだろうと思ってしまいがちですが、そう簡単にはいきません。やってくれないからといって機嫌が悪くなったり、怒ったりしてもパパには気づかれずに余計にストレスがたまってしまいます。

ここはおおらかな気持ちを取り戻して、手伝いを頼むたびに明確に指示を出しましょう。その際には「◯◯をやってくれると助かるな~、お願いね」と可愛く伝えるようにすると、お互い気持ちよく片付けできますよ。

片付けをするタイミングを決めて習慣に

「朝起きたとき部屋がごちゃごちゃ」「仕事から帰ってきたら床に足の踏み場もない」なんて悲劇ですよね。そうならないためには逆算していつ片付けをしたらよいか見極め、タイミングを決めて日々の習慣にしておくのがよい解決方法です。

このとき、家族も巻き込んでみんなで片付けタイムを楽しむようにすると、家族の一体感も味わえ、家の綺麗を維持しようという意識も芽生えやすくなります。5分でも10分でも、家族で片付ければ意外としっかり片付けられるものです。

とくに出かける前に少しでも片付けをしておくと、帰ってきたときの安堵感が違います。食事の前や就寝前など、一日の中で数回部屋をリセットする気持ちで片付けをする習慣を身につけましょう。

掃除と片付けをしやすい部屋作りのコツ

物を減らすことでゆとりが生まれる

必要最低限の物だけ持つ暮らしをミニマムライフなどといいますが、物が少ないので部屋の中がスッキリ見え、片付けも楽になるそうです。そこまで極端に物を減らす必要はありませんが、棚の上やテーブルの上にまで物があふれているようならば少し物を減らす努力をしてみましょう。

物を少なくするためには捨てる勇気が必要です。新しいものを買って収納しようとするのではなく、今ある収納に入らない物は捨てるなど、物を増やさない工夫も同時にしていきましょう。

飾り棚や見せる収納部分に物がたっぷりあるとごちゃごちゃした印象を与えます。目に入る部分にはお気に入りを一つだけ置いて、空間を飾ることでおしゃれでゆとりのある暮らしが生まれてきますよ。
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