初めての子連れ海外旅行!快適に過ごすために知っておきたいこと
育児のリズムがつかめてきたところで、初めての子連れ海外旅行を計画しているママも多いことでしょう。海外で子どもに色々な経験をさせて、一緒に楽しい思い出を作りたいですよね。そこで今回は子どもと海外旅行に行くにあたり、どんな準備をしたらよいか、現地ではどう過ごしたらよいかについてお話しします。
旅の良し悪しは準備段階で決まる!
運命の分かれ道?飛行機の座席選びのコツ
まだ乳児で、身長が65~85cm前後、体重が10~15kg前後の場合、バシネットと呼ばれる壁に取り付けるタイプのベビーベッドが使えます。これが使えればフライト中の抱っこが減るので、特に食事の時など助かりますよ。
バシネット利用希望の場合、航空会社に直接問い合わせましょう。数に限りがあるので、事前に申し込みが必要です。
それ以外では、座席は通路側のママとパパ用2席がおすすめです。窓際だと通路側に誰かいると出入りがしにくくなり不自由です。3歳以上は航空券が必須です。この場合、窓から3席もしくはスクリーン前の席3席がおすすめです。
家族でお得な海外旅行保険
しかし、家族全員で各自ばらばらで旅行保険プランに入ると、割高になってしまいます。そこで、必要な補償のみセレクトして加入するか、賠償責任や持ち物への保険等を家族共通にした家族型のプランがあれば、そちらを利用した方がよいでしょう。
海外に行くと、水でお腹を壊したり、天候の違いなどで体調を壊すこともしばしばです。特に小さい子どもの場合、環境に適応するのに時間がかかり、体調不良を訴えることも珍しくありません。
万が一に備え、事前にお得な海外旅行保険プランを調べ、入るようにしましょう。
いる?いらない?子どもの持ち物リスト
現地では手に入らさそうな離乳食やパウダータイプの赤ちゃん向け麦茶など、特に生活用品は持参したほうがよいかもしれません。子どもが寝るときに使うタオルケットなども、使い慣れたものの方が子どもは安心します。
お気に入りの玩具なども何点かあると便利です。子どもにとって海外旅行は日常生活と環境ががらりと変わってしまい、わくわくと楽しい反面、不安も感じています。できるだけ子どもが使い慣れたものを何点か持ち物リストに加えましょう。
これでバッチリ!快適に機内で過ごす方法
ここが肝心!搭乗前の過ごし方
成田空港では、第1から第3の各ターミナルに複数の「キッズパーク」があるほか、羽田空港にも第1と第2の各ターミナルに「キッズコーナー」があります。いづれも利用は無料です。
しかし託児所ではなく、あくまでも遊びスペースなので必ず親が同伴するようにしましょう。また機内食が出る場合でも、搭乗してから機内食が出るまでに多少時間がかかります。
食事時のフライトの場合は、子どもがお腹を空かせぐずることがないよう、搭乗前に何か食べさせる方が賢明です。ちなみに機内のキッズメニューは事前申し込みが必要です。
子どもを飽きさせない便利グッズ
その際、既に持っている玩具ではなく、できれば新しい玩具を購入するとよいでしょう。子どもは物珍しさに興味を示してくれると思います。
3歳以降なら、指先もだいぶ上手に動かせるようになっているので、塗り絵やシールブックがおすすめです。ついでに水ぶきで消せるタイプの塗り絵ペンなら間違ってテーブルにはみ出しても安心です。
新しい絵本もよいでしょう。ママが読み聞かせる際は、周りの人の迷惑にならない音量を心がけるようにしたいですね。タブレットに、子どものお気に入りアニメ動画をダウンロードしておくのもおすすめです。
周囲の人への気配りも忘れずに
どんなに注意をしていても、子どもが前の座席の背もたれを蹴ってしまったり、玩具が落ちて後ろの座席まで移動してしまったり、など小さなトラブルは尽きません。できるだけ周りの人に迷惑をかけないよう、フライト中は細心の注意を払うよう心がけたいですね。
子どもが何かしてしまっても、その時の親の対応によって周囲の人が見守る目も変わるものです。その都度、周りに迷惑をかけたことを謝り、子どもにはきちんと注意することが大切です。子どもも、機内では大人しく静かにしなければならないことを学んでいくことでしょう。
子連れならでは?現地での過ごし方
旅行中は、なによりも子ども優先で
例えば、頻繁にあちらこちらを訪ねるタイプの旅行の場合、子どもが体調を崩した際、キャンセルなどの手間もかかってしまいます。旅のプランはなによりも子どものことを考え、あまり詰め込みすぎず余裕を持たせるようにしましょう。
滞在中、荷物を抱え子どもを連れて毎回ホテルを変えるのは想像以上に体力と時間を使います。子どもが小さいうちは1カ所滞在型のプランがおすすめです。
また、ホテル室内の温度は、大人ではなく子どもに合わせるように気をつけたいですね。食事も、子どもが食べられるものを選ぶようにしましょう。