親子で一緒に楽しみたい5月の絵本!年齢別におすすめリストを紹介
14ひきシリーズのなかでも人気のある「14ひきのぴくにっく」は、春のある晴れた日のピクニックでの出来事が書かれています。ぜんまい、やまぶき、ふでりんどう、ちょうちょう、バッタ、ヒキガエル、そしてカエルの卵と、ページをめくるたびに発見があります。
この本を読んだ後は、ピクニックの計画を立てたくなるのではないでしょうか。
【4~6歳】運動会や遠足が楽しくなる絵本
笑えるしかけがたくさん「よーいどん!」
この「よーいどん!」は、かけっこでスタートする緊張したシーンから始まります。ですが、次のページをめくるとダジャレのオンパレード、先ほどの緊張は何だったの?と、こちらがこけてしまいそうです。言葉遊びや物探し、子どもを楽しませる箇所があちこちにちりばめられていますので、最後まで楽しく読めるでしょう。
運動会は誰もが楽しいと思っているわけではありませんよね。雨で中止になればと願う子どもだっているはずです。また、かけっこが苦手の子どももいますし、球技が不得意の子どももいます。そんな運動会が好きではない子どもでも楽しめる絵本です。運動会の前日、不安になっている子どもにこそ、読んで欲しい一冊です。
よーいどん! (ピーマン村の絵本たち) :中川 ひろたか/村上 康成 - 童心社
よーいどん! 中川 ひろたか/村上 康成 かけっこ、とび箱、あみくぐり。おやおやこんどは水泳だ。楽しい応援団もいっぱいの愉快な運動会。
想像力をはぐくむ「ぐりとぐらのえんそく」
野ねずみのぐりとぐらはお弁当の入ったリュックを背負い、水筒をもって野原へ出かけます。お昼まで時間があるのでマラソンをするのですが、毛糸に引っかかって転んでしまいます。その毛糸が気になり、たどっていくと、森の中の家に着きました。その家はくまさんの家で、その毛糸はくまさんのチョッキからほどけていたものでした。くまさんもマラソンに誘い、一緒に野原まで戻り、おべんとうをいただきました。
子どもは毛糸の先がなんなのか、想像力を膨らませます。そしてその先にあったのはくまさんの大きなお尻です。インパクトのあるシーンですので、期待しながら読んでみましょう。
夢いっぱいなストーリー「ぼくのえんそく」
「ぼくのえんそく」は、当日風邪をひいて遠足に行けなくなってしまった「ぼく」の気持ちだけが体から飛び出し、遠足に行きたいネコとジュースと「ぼく」が雨雲に乗っかり、遠足に行くという、不思議でいて楽しい作品です。
雨雲からジュースの雨が降ってくるシーンは、子どもの大好きなところです。この本を読んでしばらくの間は、雨が降るたび、開いた口を空に向けて、ジュースかもしれないと味を確かめる子どもが続出することでしょう。
遠足の前の日に読んであげると、当日体調を崩さないように、ママの言うことを聞いて早く眠ってくれるかもしれませんね。
まとめ
運動会や遠足の前日にどんな気持ちだったか、覚えていらっしゃいますか?子どもたちの気持ちはドキドキとワクワク、期待と不安でいっぱいになっています。そんなときに絵本を読んであげることで類似体験でき、不安よりも期待のほうが膨らんでくるかもしれませんね。