3歳までの教育が大事な理由とは？早期教育やパパママの関わり方

2019,11,21 更新

子どもの行動の先回りや制限をし過ぎない

子どもが失敗することに対して、つい先回りしてしまいたくなることはないでしょうか。実は子どもにとって「失敗」は大切な経験です。

失敗をしないと「どうしたら次にうまくいくのだろう」と考えたり自分から解決したりする機会を得ることができません。場合によっては困難なことに直面したとき、親に頼ってしまう子になる可能性もあります。

親が心がけるのは、子どもが自由に動いて自由に考えられる場所を提供することです。そうすることで子どもの自主性や積極性、好奇心を育てることができます。

もちろん先回りしないことと放置することは違います。危ないことはきちんと教えつつ基本的には見守って、子どもが自ら達成したらしっかり褒めることが大切です。

たくさん愛情表現やスキンシップをする

3歳ごろまでは自分の気持ちが不安定になったことを、泣いたりぐずったりすることで訴えます。この訴えに応えてもらえないことが続くと、成長してから他人に対して不信感を抱きやすくなるといわれています。

子どもは愛されて育つことで情緒が安定して自己肯定感が高まります。とくにパパやママから愛されていると実感することで、自信を持てる子に成長できるのです。

具体的な愛情表現には「大好きだよ」「大切だよ」など言葉でしっかり伝えることや、絵本の読み聞かせをすること、ふれあい遊びをすることなどがあります。またスキンシップも大切で、抱きしめてお互いの体温を感じることで子どもの脳は刺激され、満ち足りた気持ちで成長できるのです。

まとめ

人は3歳ごろまでに、人としての様々な土台が作られていきます。早期教育がすすめられるのはしっかりした土台を作るためです。

早期教育をすることで記憶力や得意分野を伸ばすことができたり、子どもの学習能力が向上したりするといわれています。一方で、成長とともに早期教育を受けていない子どもとの差が無くなることも指摘されています。

早期教育以外では、パパやママの関わり方が子どもの成長に影響を与えることがわかっています。愛情をもって接し、様々な経験をのびのびできるよう見守ることが大切です。