いつからモグモグ期に進める?タイミングの見極め方や注意点
離乳食を始めているママは「うちの子の進み方はこのくらいでよいの?」「モグモグ期にはいつから移るの?」など、分からないことも多いでしょう。ここでは、離乳食中期のモグモグ期に入るには、どのように離乳食を進めるとよいのかや注意することなどをご紹介します。
離乳食中期の「モグモグ期」について知ろう
離乳食の量と授乳の回数
1回の離乳食の量は8枚切りの食パン半分、野菜20g、豆腐大さじ1杯くらいです。離乳食を食べる量は赤ちゃんによって違いがあるので、赤ちゃんの食べている様子を見ながら量を調節するとよいですよ。
離乳食中期は、まだまだミルクや母乳から栄養を摂っている時期です。授乳の回数は赤ちゃんによっては少しずつ減っていきますが、必要な分の栄養はミルクや母乳で与えるようにしましょう。離乳食後や寝かしつけのときなど、赤ちゃんがほしがったときに与えても問題ないですよ。
食材の大きさと硬さの目安
食材の大きさは、はじめは2mm角くらいのみじん切りで。慣れてきたら少しやわらかめの3~4mm角くらいの大きさのみじん切りのものを食べることができるようになります。固さは、舌と上あごでつぶせるくらいで、豆腐のようなかたさを目安としましょう。
すりつぶしたおかゆやじゃがいもなどの食材のなかに、みじん切りにした人参やかぼちゃなどの食材を混ぜて噛みごたえをつけていきましょう。あごや舌の成長は赤ちゃんによっても違うので、成長に合わせて調整するとよいですよ。
食べられる食材も多くなる
この時期に食べられるものは、炭水化物ではお米やそうめん、うどん、食パン以外にも、コーンフレークやオートミールなどがあります。ビタミン・ミネラルを含む食材では玉ねぎやブロッコリー、アスパラガス、きゅうり、えんどう豆なども大丈夫ですよ。
たんぱく質では、白身魚以外にも鮭やめかじきなども食べられるようになります。粉チーズや納豆、鶏ささみなどを使ってもよいため、料理のレパートリーが増えそうですね。
モグモグ期への移行のタイミングと注意点
いつから移行するかは赤ちゃん次第
先輩ママの話では、離乳食を始めて2カ月が経っても、おっぱいばかりをほしがって離乳食はほとんど食べてくれなかったそうです。周りの赤ちゃんは順調に離乳食が進みモグモグ期に入っていたそうで、「うちの子はなんで」と焦っていたと話してくれました。
離乳食の進み具合はほかの子と比べて焦るママも多いかもしれませんが、「いつかは食べてくれる」と信じて気長に待ちましょう。
慣れるまでは前のメニューとミックスする
離乳食は初期はすりつぶす、中期はみじん切りにするなど、「こうしなければならない」という決まりはありません。中期に入って急にすりつぶしていたものをみじん切りで食べさせてしまうと、赤ちゃんも食べづらく感じるでしょう。
赤ちゃんが少しずつモグモグ期の大きさや硬さに慣れていけるように、今まで出していたメニューと混ぜながら進めていくことが大切ですよ。
うまくいかないときは元の硬さに戻す
離乳食の進め方で重要なのは、赤ちゃんがたくさん食べるかどうかではなく、赤ちゃんが食べる楽しさを知ることです。無理に嫌なものを食べさせていると、赤ちゃんは食べることが嫌いになる可能性があります。
モグモグ期に入って急に食べなくなったときは「進める時期が早かったんだな」と思うようにし、今までと同じ硬さのものでしばらく様子を見ましょう。
モグモグ期のよくある悩みと解決策
食べてくれない食材は好きなものと混ぜる
食べてくれない食材がある場合は、食べないものをメインで調理するのではなく、好きな食材と混ぜて調理するとよいでしょう。好きなものが目の前にあると食欲が湧いてきますよね。好きなものと混ぜることで苦手な食材にもチャレンジしやすいですよ。
また、好きなものと混ぜるときは赤ちゃんの苦手なものはすりつぶすか、細かく刻むとより挑戦しやすいかもしれませんね。