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育児のストレスを解消したい!ママの心を元気にする具体的な方法

育児のストレスを解消したい!ママの心を元気にする具体的な方法

出産前と違い、育児中は予想外な出来事の連続です。その上、パパが忙しく誰にも頼れないワンオペ状態だったりなんでも完璧でないと気がすまない性格だったりすると、ママもストレスが溜まるのではないでしょうか。そこで、育児中のストレスを少しでも解消し元気になる方法をご紹介します。

育児にストレスを感じるのはなぜ?

自分の時間を持つことができないから

2017年の調査によると、育児中にストレスを感じたことがあるママは9割以上に上るようです。この結果が示すように、育児とストレスは切っても切れない関係であることが分かるでしょう。

育児中にストレスを感じる原因はそれぞれですが、その一つに自分の時間を持つことができないことが挙げられます。時間がないといっても家庭により事情が異なりますが、子どもがママのお世話しか受けつけなかったり、共働きなのにパパの協力がなかったり、子どもが多かったりなどの理由があるようです。

自分の時間を持てないと、睡眠不足や疲労の蓄積に繋がります。これらが続くと、ストレスを感じることは容易に分かるでしょう。そのため、30分でもよいからひとりになりたいと思っているママは多いですよ。

物事が思いどおりにいかないから

子どもに手が掛かる、忙しいなどにかかわらず、しなければならないことはあります。独身時代や夫婦ふたりの時期なら、自分のペースで事を運ぶことができたでしょう。しかし、子どもがいるとそういうわけにもいきません。

子どもが生まれると、スムーズに物事が進む方が珍しいくらいです。家事が寸断されたり、用事をこなせなかったり、出かけるのを中止せざるを得なかったりなど枚挙に暇(いとま)がありません。

中にはハプニングを楽しめるママもいるでしょう。しかし、多くの場合は育児中かそうでないかに関係なく、自分の思いどおりに物事が進まないとストレスを感じるものです。また、思いどおりにいかないことを周りから注意されることで余計にストレスが溜まるママもいます。

パパの育児への理解が低いから

育児はパパとママが協力して行うものという考えは昔よりも理解されていますが、実際はママの負担の方がかなり大きいといわれています。

共働きなのにパパが育児や家事に参加してくれなかったり、専業主婦なのだからすべてやって当たり前と思われ息抜きの時間がまったくなかったり、子どものお世話で手いっぱいなのにパパのお世話まで求められたりなど、家庭により様々な状態が考えられるでしょう。

夫婦だけのときは共働きでも家のことやパパのことにも手が回っていたママも、赤ちゃんが生まれて環境が変われば以前のようにはできないものです。そのことを理解せずに以前と同じレベルを求めてきたり、パパの育児参加や労いの気遣いがなかったりすると余計にストレスが溜まるのではないでしょうか。

育児のストレスはどう解決する?

自分のストレスの原因を具体的に把握する

「最近、ストレスが溜まっている気がする」と感じるママも、具体的に何が自分のストレスの元になっているのか分かっていないこともあります。そこで、何がストレスの原因なのか考える時間を作ってみましょう。

・睡眠不足
・パパが育児や家事をしない
・ずっと子どもとふたりきり
・イヤイヤ期や反抗期などの対応に疲れている
・親族からの子育てへの干渉
・周りとの繋がりが薄れたことへの不安

上記のように、ママの負担になっていることを文字にして書き出します。個々により別の理由もあるでしょうから、自分の原因を探り把握することが大切です。そうすることで、今までもやもやしていたものがはっきりして気持ちがすっきりしたり、対応策や解決策を考えたりすることができるようになりますよ。

人に話して共感やアドバイスをもらう

ママの中には、悩みやつらさを誰かに聞いてもらうだけで気持ちが楽になり、心の重しが軽くなるという人もいますね。その相手がパパなのか、実母や義母なのか、友だちなのかは人により違いますが、そういう相手を作っておくことは大切なことかもしれません。

初めはイライラする原因が曖昧でも、言葉にすることで自分の心の中が見えてくることもあります。そうすると、気持ちの整理がついたり、自分がどうすればよいのか、どうしてほしいのかが分かってきたりするものです。

顔見知りではない方がよいなら、保健師や助産師などでもよいでしょう。誰かに話すことで気持ちが楽になるだけでなく、先輩ママや専門家としてのアドバイスやパパから解決へのヒントなどが聞けるかもしれませんよ。

ストレスの解決についてパパとよく話し合う

ママのストレスの原因を探って書き出しをしたら、次は一番身近な存在であるパパと話し合う機会を作りましょう。ストレスが溜まっているということは、ママひとりでは解決できなかったり、行き詰まったりしている証拠だからです。

ママのストレスの多くが、パパの協力があれば解決できます。例えば、家事や育児の担当配分を検討する、仕事が休みの日は子どものお世話を交代する、ママに日ごろの感謝の気持ち表すなど、実務だけでなく気持ちを軽くする方法をパパに考えてもらいましょう。

そのためには、ママが何に対して不満を持ちストレスを溜めているのかをパパに分かるようにしなければなりません。言葉だけでなく表などを作ったり、箇条書きにしたりして視覚的に分かるようにしましょう。

ママの気持ちが楽になる具体的な方法

ひとりの時間を意識してとる

育児に行き詰まりストレスが溜まってきていると感じたら、なんとかしてひとりの時間を作ってみましょう。一番よいのは、パパや祖父母に協力を仰ぐことです。

外出だけがひとりの時間ではありません。例えば、日曜日は朝寝坊をしてもOKにする、寝かしつけはパパの役目にして、その間はママが読書をしたりゆっくりお風呂に入ったりする時間にするなど、自宅でもいくつか考えられます。

家の中ではやっぱりくつろげないというなら、パパや一時預かり保育に頼んでカフェでゆっくり過ごしたり、映画を観たりするのもよいかもしれませんね。

小さい子どもがいると、ひとりの時間をつくるためには協力者が必要です。そのあたりをどうするかは、パパと話し合ってみましょう。
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