2歳の女の子が楽しめる遊び方とは?発達に合わせたおもちゃの選び方
2歳の女の子は、どのような遊びが好きなのか知りたいママはいませんか?2歳は「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」などといわれているように、成長とともに自己主張が強くなる年齢ですよね。ここでは、2歳の女の子の遊び方の特徴や、一緒に遊ぶときに心がけることなどをご紹介します。
2歳児の発達の様子と遊び方の特徴
運動能力が高まり動く範囲が広がる
また、足腰もしっかりしてきて、早歩きや走る、ジャンプする、くるくると回るなどの動きができるようになります。できることが増えることで、子どももさらに活発になるでしょう。
動きが活発になるだけでなく、自我が強くなる時期でもあります。好奇心を伸ばす遊びを取り入れることで、自発的に何かをしようとしたり、感性を養っていくこともできたりするのではないでしょうか。遊び回る子どもを見守るのは大変ですが、成長するためと思って優しく対応してくださいね。
自我が芽生えイヤイヤ期が始まる時期
自分で挑戦したいという気持ちは大事ですよね。「これがやりたい」と始めたことは、成功しなくても子どもの気が済むまでやらせてみましょう。その結果、失敗して泣いたり怒ったりしても、子どもを責めずに「悔しいね」と共感する言葉をかけることが大切です。そして、うまくいったときは「やったね」「頑張ったね」と、思いっきり褒めましょう。
イヤイヤ期は、自己主張ができるようになった成長の証です。ママは大変ですが、優しく見守り共感してくださいね。
手先が器用になり、遊びの幅が広がる
自分でボタンをかけることができるようになる、お絵描きでも目や鼻や口を描けるようになり、人や動物のような絵を描けるようになる子もいるなど、成長を感じられるでしょう。ただし、成長のスピードは個人差があるので、ほかの子と比べないようにしたいですね。
ママのことをよく見ている女の子はお手伝いをしたがったり、お化粧道具に興味を持ったりします。また、今まではお世話される側だったのがお世話する側に回り、ごっこ遊びのときはママになりきってぬいぐるみのお世話をするでしょう。
2歳の女の子の遊び方のポイントとは
自分でやりたい気持ちを大切にしよう
好奇心も旺盛になるのが2歳児です。2歳児の好奇心は、3~5歳に伸びる知的好奇心へつながっていきます。興味を持ったことは子どもの気が済むまで、とことんやらせてみるのも大切ですよ。
「やりたい」と子どもが言ったとき、「後にして」とつい言ってしまうときもありますよね。しかし、子どもの好奇心は「今」が大切です。親の都合で後回しにすると、子どもが「やりたい」と言ったことを忘れるときもあるでしょう。子どもの「やりたい」を叶えることが、何事にも挑戦する精神を育てられます。
指先を使って五感を刺激する遊びを
・ビーズでマラカス
空のペットボトルにビーズを入れ、シャカシャカ振ると音の出るマラカスの完成です。ビーズは指でつまんだりスプーンを使ったりするなど、工夫して入れましょう。ビーズは音を楽しむこともできますが、色使いが五感を刺激するのでモンテッソーリの遊びの中でも定番のものです。ビーズは小さいので、誤飲には気をつけてくださいね。
・片栗粉で作るねんど
「市販のねんどは心配」というママにおすすめなのが、片栗粉と水だけで作るねんどです。水の量で様々な感触を楽しむことができ、汚れても丸洗いできて後片づけも簡単です。
ママのお手伝いや、おままごとが楽しい時期
例えば、おもちゃの包丁でリンゴをザクっと切ってみたり、お魚をさばいてみたりと、最初は簡単な遊び方から始めましょう。女の子はママが家事をしている様子をよく見ているので、お鍋の中に切った具材を入れてコンロの上で煮込む、フライパンで目玉焼きを作るなど、普段ママがよくしている行動をおままごとで真似して遊びますよ。
また、遊びの中で「どうぞ、召し上がれ」「熱いから気をつけて」など、やりとりを楽しむこともできます。会話をしながら遊ぶと、おままごと遊びがさらに楽しくなるでしょう。