バスタオルの使い回しはあり?快適なバスタオル生活を過ごすコツ
バスタオルの使い方や洗う頻度は、各家庭により様々でしょう。バスタオルは普通のタオルより大きいので洗うのも干すのも、かさ張ってしまいますね。そのため、洗う頻度を減らしたいママもいる半面、使い回して大丈夫か不安になるママもいるでしょう。そこで、バスタオルの使い回しのメリットとデメリットをご紹介します。
バスタオルを使い回すメリットとデメリット
洗濯物の量が減ってママの負担が減る
また、雨の日や天気が不安定な梅雨も困りますね。晴れの日はベランダや庭に干せても、雨の日は部屋干しや浴室干しになりスペースが足りなくなることがあるでしょう。
その点、バスタオル1枚を家族全員で使っている家庭の場合は、洗濯物の量もあまりかさ張らずにすみますね。バスタオル1枚なら干すスペースも確保しやすいので、ママの負担も減ります。家族の人数が多いほど、スペース確保の効果はあるでしょう。
菌が繁殖して感染症のリスクが出てくる
そのため、使用後のバスタオルは皮脂や石鹸などを養分にして雑菌が繁殖することになるのです。雑菌が繁殖したバスタオルを使い回すということは、使った家族に細菌などが付着する恐れがあるということですね。
また、子どもがかかることが多いはやり目やプール熱、手足口病などの病気だけでなく、性感染症が家族間でうつる危険性もあります。タオルなどから感染する性感染症には、梅毒、毛ジラミ症、膣トリコモナス感染症、膣カンジダ症などがありますので気をつけましょう。
赤ちゃんがいる場合は別にするのがベター
それなのに、バスタオルだけ家族と同じものを使い回すのはおかしな話ですね。赤ちゃんの繊細な肌を守るには、大人が使うようなタオルではなく柔らかく、体を包み込めるものがよいとされています。正方形の大判で一気に拭くことができ、肌触りのよいガーゼタオルは赤ちゃんにぴったりですね。
とはいえ、ガーゼタオルなら家族で使い回してもよいというわけではなく、抵抗力の弱い赤ちゃんには余計なものがついていないきれいなタオルを別に用意しましょう。
理想の洗濯頻度と菌を増やさない方法
バスタオルは毎日洗うのが理想
お風呂場も石鹸やシャンプーのカスが残ったまま換気もせずにいると、カビが生えてきますよね。そう考えると湿気を含み汚れたタオルを放置するのは、怖いことだと気づくでしょう。
夜のお風呂上がりに使って朝の洗濯まで放置するだけでも雑菌は増えますが、朝に洗えば問題ないでしょう。しかし、これが3日も置いておけばあっという間に雑菌が数億に増え、そのタオルでまた拭くことを繰り返しますから、想像すると恐ろしいですね。
そのため、タオルを気持ちよく安心して使うためには毎日洗うのが理想でしょう。
毎日洗えない場合の雑菌の対策方法
大切なのは使用後ですね。湿気の少ない風通しのよい場所に広げて干します。このとき、ほかのタオルと重ならないように気をつけましょう。広げるだけでなく、扇風機などの風を当てると早く乾きますよ。
雑菌を減らす洗濯方法もありますよ。水を多めにして洗い、洗剤量は適量で柔軟剤はなるべく使わないようにします。また、脱水後はすぐに干します。干す場所は、直射日光が当たる場所が望ましいでしょう。
洗濯が負担ならバスタオルを使わないのも手
バスタオルの目的は、お風呂上がりの水滴を拭き取ることです。そう考えると、大きいものではなくてフェイスタオルでも問題ないのではないでしょうか。
普通のタオルならハンガーに掛けて1枚ずつ別の場所に干すこともできますし、連結ハンガーを使って干すことも可能ですね。フェイスタオル1枚では拭く量が足りない場合は、2枚を使うなどして対応すればすみます。
赤ちゃんなら寝かせて一気に拭く、小さい子どもならウロウロし始める前に頭からかぶせて1枚ですませてしまえばママも楽ですよ。そこは臨機応変に考えましょう。