1歳でできることって何?子どもの身体と心の変化を見守ろう!
1歳になると体も心も成長し、赤ちゃんから幼児へと成長していきます。言葉やしぐさを覚える事でママとのコミュニケーションもスムーズにとれるようになっていきます。しかし同時に自我が強くなるので、ママが困る事も!今回は、1歳頃の子どもにはどんなことができるか、ママと一緒に楽しめる遊びなどをご紹介していきます。
1歳の身体と心の成長はどんなもの?
1歳児の平均的な身長や体重
1歳の子どもの身長や体重は個人差が大きいので、平均的な範囲に収まらない子どももいます。ママは心配かもしれませんが、母子手帳で確認し、生まれてからの成長が順調であれば特に問題ありません。
友人Aさんの赤ちゃんは生まれた時から体が小さくて、1歳になるまで平均よりも体重が軽く、心配だったそうです。健診で先生に聞いてみると「あくまで数字は目安だから、気にしなくて大丈夫」と言ってもらえて安心したと話してくれました。
言葉を少しずつ覚えてくる時期
例えば絵本で犬が出てくると「わんわん」と指をさしながら言えたり、ごはんを見て「まんま」と言ったりできるようになります。興味のある事に対して楽しそうに言葉を話しているのを見ると、パパやママは嬉しくなりますよね。
友人Bさんは「わんわんがいるね」「ぶーぶーが通ったね」と赤ちゃんの頃から会話するように、散歩をしていたそうです。そのおかげか言葉をたくさん覚えたそうですよ。
感情が表現できるようになってくる
例えばママが視界からいなくなった時に、赤ちゃんの頃はただ泣いてママを呼んでいたのが、うずくまって不安な表情をし、キョロキョロとママを探すようなしぐさをする子もいます。また自分の思い通りにならない時に、おもちゃを投げたり、物を下に落としたりと怒りの表現をする事もありますよ。
マイナスな感情だけではなく、楽しい事や嬉しい事も表現できるようになります。楽しい時や嬉しい時に満面の笑みで、バンザイしたりピョンピョン足を動かしたりと、かわいらしい表現がたくさん見れてパパやママは癒されますね。
1歳児とのコミュニケーションのコツ
「良いこと」「悪いこと」を教えてあげよう
この頃の子どもは興味をもった物を触る前に、ママやパパにこれは触っていいものなのか?悪い物なのかを尋ねるようなしぐさをする事があります。そのようなしぐさをした時は、キッパリと良いものか悪いものかを伝えましょう。
例えば高い所にある物に子どもが触ろうとして、ママに確認するしぐさをした時です。少し怖い顔をしながら触ってはいけない理由を伝える事で、子どもは善悪を学んでいきます。
伝えるときは体を使って単語でわかりやすく
友人に聞いてみると、お腹がいっぱいになってごはんがいらない時は、手を前で合わせてごちそうさまのポーズをするように教えているそうです。毎回ごはんの時間に教え続けると、自然と子どももできるようになったと話してくれました。ごちそうさまのポーズができると、食べるのをやめても遊びたいだけなのか、お腹がいっぱいなのかが分かりやすくておすすめだそうです。
また「ワンワンちた(犬がきた)」と短い言葉で話せるようになる子もいます。短い単語を使って会話してみましょう。
イヤイヤ期は1歳からも始まることも
1歳になるとママの言いなりではなく「自分でこうやりたい」と言う気持ちが強くなっていきます。しかしママは危ない事は「だめ」と伝えますよね。「こうしよう」と言っても「イヤー」と反抗しだすと第一次反抗期、つまりイヤイヤ期の始まりです。
この頃はまだはっきりと言葉で自分の意思を伝える事が難しいので、「イヤー」と反抗されても何が嫌なのかママは分かりづらい事が多いです。大体の子どもは、言葉が上手に話せるようになる頃にはイヤイヤ期が収まるので、ママは気長に受け止めてあげましょう。