思い出の品を捨てる基準とは?捨てられない理由から対処法まで
人生経験も豊かになると、その分思い出の品が増えていきますね。子どもが生まれるとその数も急増し、家の中が乱雑になってしまうこともしばしばあります。いらない物は捨てたいと思うものの、思い出が頭をよぎってなかなか捨てられないママへ、うまく断捨離する方法をご紹介します。
物が捨てられない主な理由三つ
捨てることに罪悪感がある
そんな人は、包装紙や紙袋なども捨てられずにたくさんため込んでしまう習性がありますが、必要なときにはみつからないという残念な事態も起こしがちです。なんとなく取っておいたけれど何に使うか分からないものがいっぱいになっても「まだ何かに使えるかも」と思うことできっぱり捨てるに至らないことが多々あります。
趣味ではなかった貰い物なども、くれた人の顔が浮かんで罪悪感から捨てることができなくなってしまう人も多いようです。
もったいない精神で捨てられない
ただ、使えるものを捨てることはもったいないことですが、長期間しまいっぱなしで使う予定もない物をいつまでも持っていること自体は無駄ですね。違う言い方をすれば、家の中の収納スペースを無駄なものに使ってもったいないともいえるのではないでしょうか。
断捨離は、物に対していちいちもったいないと思っていると成功しません。もったいないだけで捨てない選択をすることは多いですが、何にいつ使うかも分からないものはママにとって価値のない物である可能性の方が高いですよ。
思い出や思い入れがあるから捨てられない
中には一文字一文字が愛おしく捨てるに捨てられない大事な手紙もあるかもしれません。断捨離でも、それほど大切な気持ちが湧く手紙であれば、無理に捨てることはありません。しかし、プレゼントやいただき物を捨てるとなると、なんだかくれた人の気持ちを裏切るような気持になってしまうことがあります。
実際には物に気持ちが宿るのではないので、捨てるのが申し訳ないという気持ちは不要です。贈ってくれた行為そのものに感謝をし、物は物として判断しましょう。
物を捨てるための基準を作ろう
子ども服など使えなくなったものは捨てる
サイズアウトした子ども服は、どう頑張ってももう着られるようにはなりません。まだ子どもが欲しいママは次の子のためにとっておきたいかもしれませんが、今妊娠中でもない場合、数年後の使い古しの子ども服が役立つとも思えません。
子どものおもちゃも破損していたりパーツがそろっていないものなどは捨てましょう。壊れて動かない電化製品などはしまっておいても回復しませんので、まとめてゴミとして回収してもらうことで家も気持ちもスッキリし、断捨離の弾みになりますよ。
似たようなものは一つだけ残して捨てる
いくつあっても、結局は気に入っている方だけ使ってしまうものです。それならば一つは断捨離しても困らないはずです。
ただ、ママにとって困るのが子どもが幼稚園や保育園の工作の時間で作ってきた作品や絵です。これらは持ち帰る頻度も高いですが、捨てるとなると悪い親のような気がして仕方ありません。しかし、子どもの方は作品を忘れてしまうことも多いので、しっかり鑑賞したら特別な作品を残して捨てることも必要です。
新品でも使わないものは捨てる
誰か使ってくれそうな人がいたら譲ってもよいですし、寄付できるものであればそれも誰かの役に立ちます。タンスや引き出しの中を見回して、1年以上使っていないものがあればそれも断捨離候補にしましょう。中身が分からない段ボールも無駄な物の巣窟になっている場合がありますよ。
「いつか」は大概やってこないものです。シーズン限定で使うものはありますが、1年以上タンスに寝かせているものは、これからも出番はないでしょう。
どうしても捨てられない場合の対処法
期限を決めていったん保留にする
そんなとき、迷う時間を節約するために「保留BOX」を作っておきましょう。後で再考するための箱を用意しておき、半年、1年などの期限を設定しておくと改めて必要か必要でないかの判断がしやすくなります。
また、使っていないキャンドルや試供品など、いつかのためにとっておいたものを率先して使い切るコーナーも作るとよいですね。試供品などは使用期限もあるので、切れているものは迷わず捨てられます。