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思い出の品を捨てる基準とは?捨てられない理由から対処法まで

思い出の品を捨てる基準とは?捨てられない理由から対処法まで

人生経験も豊かになると、その分思い出の品が増えていきますね。子どもが生まれるとその数も急増し、家の中が乱雑になってしまうこともしばしばあります。いらない物は捨てたいと思うものの、思い出が頭をよぎってなかなか捨てられないママへ、うまく断捨離する方法をご紹介します。

物が捨てられない主な理由三つ

捨てることに罪悪感がある

物が捨てられない人の感情の中には、捨てることへの罪悪感が存在していることが多いものです。「なんでもポイポイと捨てるのは悪いこと」という考えは、物を大切にするエコな人ということもできますが、度が過ぎると家の中が無駄な物ですぐにあふれてしまいます。

そんな人は、包装紙や紙袋なども捨てられずにたくさんため込んでしまう習性がありますが、必要なときにはみつからないという残念な事態も起こしがちです。なんとなく取っておいたけれど何に使うか分からないものがいっぱいになっても「まだ何かに使えるかも」と思うことできっぱり捨てるに至らないことが多々あります。

趣味ではなかった貰い物なども、くれた人の顔が浮かんで罪悪感から捨てることができなくなってしまう人も多いようです。

もったいない精神で捨てられない

「もったいない」という言葉は日本語独特の表現のようで、外国語ではこの精神を一言では伝えられないともいわれています。物を徹底的に無駄なく使うことは、昔から日本人に受け継がれてきた精神なのかもしれません。

ただ、使えるものを捨てることはもったいないことですが、長期間しまいっぱなしで使う予定もない物をいつまでも持っていること自体は無駄ですね。違う言い方をすれば、家の中の収納スペースを無駄なものに使ってもったいないともいえるのではないでしょうか。

断捨離は、物に対していちいちもったいないと思っていると成功しません。もったいないだけで捨てない選択をすることは多いですが、何にいつ使うかも分からないものはママにとって価値のない物である可能性の方が高いですよ。

思い出や思い入れがあるから捨てられない

古い雑誌やパンフレット、写真や手紙など、見返せば思い出がたくさんあふれてくるような物は使えないけれど捨てられないものの代表となります。十年以上の前の年賀状が束になって保管してあるなんてこともあるのではないでしょうか。

中には一文字一文字が愛おしく捨てるに捨てられない大事な手紙もあるかもしれません。断捨離でも、それほど大切な気持ちが湧く手紙であれば、無理に捨てることはありません。しかし、プレゼントやいただき物を捨てるとなると、なんだかくれた人の気持ちを裏切るような気持になってしまうことがあります。

実際には物に気持ちが宿るのではないので、捨てるのが申し訳ないという気持ちは不要です。贈ってくれた行為そのものに感謝をし、物は物として判断しましょう。

物を捨てるための基準を作ろう

子ども服など使えなくなったものは捨てる

断捨離を始めたいと思ったら、まずは捨てやすいものから捨てていきましょう。なんといっても、使えないものや壊れているものは保管しておく必要がない物なので真っ先に断捨離候補になります。

サイズアウトした子ども服は、どう頑張ってももう着られるようにはなりません。まだ子どもが欲しいママは次の子のためにとっておきたいかもしれませんが、今妊娠中でもない場合、数年後の使い古しの子ども服が役立つとも思えません。

子どものおもちゃも破損していたりパーツがそろっていないものなどは捨てましょう。壊れて動かない電化製品などはしまっておいても回復しませんので、まとめてゴミとして回収してもらうことで家も気持ちもスッキリし、断捨離の弾みになりますよ。

似たようなものは一つだけ残して捨てる

好きなものや好みがはっきりしていると、買う服も似たようなテイストのものが多くなり「黒いシャツなら何枚も持っている」などという人もいるのではないでしょうか。毎日同じ服装になりたい人は別ですが、鞄や帽子など同じ形や色、サイズのものは一つあれば十分ですね。

いくつあっても、結局は気に入っている方だけ使ってしまうものです。それならば一つは断捨離しても困らないはずです。

ただ、ママにとって困るのが子どもが幼稚園や保育園の工作の時間で作ってきた作品や絵です。これらは持ち帰る頻度も高いですが、捨てるとなると悪い親のような気がして仕方ありません。しかし、子どもの方は作品を忘れてしまうことも多いので、しっかり鑑賞したら特別な作品を残して捨てることも必要です。

新品でも使わないものは捨てる

引き出物や粗品など、一度も封を開けないでしまい込んでいるものがあったら、これからも使う可能性は低いので捨てましょう。一度も使っていない新品を捨てるのに罪悪感が湧くかもしれませんが、物もしまい込まれているだけでは存在価値を失ってしまいます。

誰か使ってくれそうな人がいたら譲ってもよいですし、寄付できるものであればそれも誰かの役に立ちます。タンスや引き出しの中を見回して、1年以上使っていないものがあればそれも断捨離候補にしましょう。中身が分からない段ボールも無駄な物の巣窟になっている場合がありますよ。

「いつか」は大概やってこないものです。シーズン限定で使うものはありますが、1年以上タンスに寝かせているものは、これからも出番はないでしょう。

どうしても捨てられない場合の対処法

期限を決めていったん保留にする

物が捨てられない人は優柔不断な場合も多いので、断捨離中にスパッと捨てるか捨ないか決められないかもしれません。一度捨てるスイッチが入ると気持ちよく断捨離できることもありますが、迷いのポイントにぶつかってしまうと手が止まってしまいます。

そんなとき、迷う時間を節約するために「保留BOX」を作っておきましょう。後で再考するための箱を用意しておき、半年、1年などの期限を設定しておくと改めて必要か必要でないかの判断がしやすくなります。

また、使っていないキャンドルや試供品など、いつかのためにとっておいたものを率先して使い切るコーナーも作るとよいですね。試供品などは使用期限もあるので、切れているものは迷わず捨てられます。
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