動く赤ちゃんの体温を正しく測ろう!体温計の種類と使うときの注意点
使い終わったらきれいに拭いてからしまう
病院で電子体温計を使うときには、消毒液で拭き取ることを徹底させています。それは、体温計の使用によって感染症が広がらないようにするためです。
人間のわきの下には、ブドウ球菌などの皮膚常在菌という細菌が住みついています。これらの細菌は、健康な大人であれば問題はありませんが、乳幼児や高齢者、体力が落ちてしまった人に対しては病気を起こしてしまうことがあります。
また、インフルエンザやノロウィルスなどが流行しているときには、体温計を介して感染をすることもあるので、注意が必要です。
きちんと測れないときは違うタイプに変える
電子体温計の中には、検温するたびに測定結果が変わってしまうものもあるようです。このような体温計では安心して使うことができません。
また、赤ちゃんによってはわきで測るタイプの体温計よりも耳やおでこで測れるタイプの体温計の方が適しているということもあります。
きちんと測れないと感じたときには、別のタイプの体温計や新しい体温計に買い換えた方がよいでしょう。また、いつもは耳やおでこで測るタイプの体温計を使い、熱が心配されるときにはわきで測るタイプの電子体温計を使うという方法もあります。
まとめ
なお、赤ちゃんの体温を測るときには、それぞれのタイプの電子体温計の特徴を知って、赤ちゃんに合った体温計を選んであげてください。また、正しい測り方や体温計を使うときの注意点にも気をつけて、赤ちゃんの毎日の体調管理に役立ててください。