ハーブティーの入れ方は意外と簡単?親子でおいしく楽しむ方法とは
ハーブティーにはリラックス効果があるため、子育てでお疲れのママにおすすめの飲み物です。ハーブティーの入れ方はそれほど難しくないため、自宅でも手軽に楽しむことができますよ。そこで今回は、そんなハーブティーの基本の入れ方や子どもと一緒に楽しむことができる入れ方など、さまざまな入れ方をご紹介します。
知っておきたいハーブティーの入れ方飲み方
基本となるホットハーブティーの入れ方
はじめに、お湯を沸かします。沸騰したらティーポットとカップにお湯を注ぎ、入れ物を温めましょう。温まったらティーポットのお湯を捨て、ポットにハーブを入れ、お湯(95℃以上)を注いでください。次に、蓋をして蒸らします。蒸らす時間はハーブによって違うので、それぞれに合った時間しっかり蒸らしましょう。
蒸らし終わったら、カップに入れておいたお湯を捨てます。濃さを均一にするために、ポットを水平のまま軽く揺らし、カップに注げば完成です。おいしく入れるためには「沸騰したお湯を使う」「蒸らす」がポイントですよ。
アイスハーブティーは少し多めに作るのがコツ
入れ方はホットと同じく、沸騰したお湯でハーブを抽出します。アイスにする場合は、氷で薄まるので、お湯の量をホットの1/2~1/3に減らして濃いめに出しましょう。
おいしいアイスハーブティーは、少し多めに作るのがコツです。アイス用に濃いめに出すため、ホットのときよりお湯の量が少なくなります。お湯が少ない場合、うまくハーブが抽出できないことがあるため、アイスハーブティー2~3人分の量を目安に作ってみましょう。1杯目はストレートで、2杯目はカルピスなどで割って飲むのもよいですね。
色を楽しむなら、水出しがおすすめ
水出しで作るときは、ハーブの種類によって量は変わりますが、一般的に水750mlに対してティースプーン山盛り3杯、3~4gのハーブが目安です。常温または冷蔵庫で、ゆっくり抽出しましょう。水出しするときは、水でも出やすく色がきれいなハイビスカスやブルーマロウがおすすめですよ。きれいな色で、見ているだけでも癒されます。
オレンジピールなどの果物の皮やフェンネルのような硬いハーブは、水では抽出しにくいため水出しには不向きです。ブレンドハーブを使うときは、水出しに向かないハーブが入っていないか確認してから使用しましょうね。
簡単、楽しい、おいしい!入れ方いろいろ
忙しいときにはティーバッグやお茶に混ぜて
飲み方は基本のホットハーブティーと同じく、沸騰したお湯を使います。ティーバッグを入れてからしっかりと蒸らしましょう。このとき、ティーバッグを揺らすと余分な雑味が出るので、揺らさないようにしてください。ティーカップを事前に温めるのも忘れずに。
また、普段作るお茶にハーブを混ぜて手軽にハーブティーを始めるのもよいですね。お茶と混ざることで、ハーブティー初心者でも飲みやすくなります。酸味のあるハーブは、紅茶に混ぜるとフルーティーになりおすすめです。
子どもが喜ぶ、目で見て楽しむハーブティー
フランスでは「夜明けのお茶」とも呼ばれ、お湯を注ぐと鮮やかな青色のお茶になります。そしてこのお茶は、時間とともに青から紫、ピンクへと変化するところが特徴です。さらにレモンを加えるとサッと鮮やかなピンクになります。別名「サプライズティー」と呼ばれているのも納得ですね。
また、ブルーマロウは花部分を使ったハーブティーなので、お湯の中で少しずつ開いていく花びらにも、子どもは興味を持つことでしょう。ホットでは、鮮やかな青色は早く消えてしまいます。長く青色を楽しみたいときは、水出しするとよいですよ。
甘味を出したいなら砂糖よりもハチミツ
ハーブティーに甘味を出したいなら、砂糖よりもハチミツを入れてみましょう。ハーブの栄養だけでなく、ハチミツの豊富な栄養も同時に取ることができます。ハチミツといっても、蜜源となる花の種類によって味も香りも違うものです。色々と組み合わせを変えて、お気に入りのハチミツ入りハーブティーを見つけてみましょう。
ハチミツは妊娠中や授乳中のママでも使用できますが、乳児ボツリヌス症予防のため、満一歳までの子どもは摂取してはいけないものです。間違って口に入れてしまわないよう、十分注意しましょうね。
もっとハーブティーをおいしく楽しむために
ハーブを買うときの注意点
さらにハーブの名前には、よく似ているものがいくつかあります。表示欄にかかれている「学名」でしっかりと見分けるようにしましょう。購入する場合は、品質の低下を抑えるためにも大量に買わず使い切る量を買うようにすることも大切です。
ハーブティーには様々な効能があり、人によっては避けた方がよいものもあるので、しっかりと確認してくださいね。