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酸素系漂白剤で食器を衛生的に!子どものいる家庭で大活躍の除菌方法

酸素系漂白剤で食器を衛生的に!子どものいる家庭で大活躍の除菌方法

混ぜても危険ではないが効果が減ることも

漂白剤や洗剤のパッケージには「混ぜるな危険」という表記がされているものがあります。酸素系漂白剤をほかの洗剤と混ぜるとどうなるのでしょうか。

酸素系漂白剤はほかの洗剤と混ぜても特に危険はありません。塩素系漂白剤は酸性の洗剤と混ぜると塩素ガスを発生することで知られていますが、混ぜるのが過酸化水素水の場合は酸素が発生します。

また、過炭酸ナトリウムは塩素系漂白剤と同じアルカリ性なので化学反応が起こりません。重曹と混ぜると過炭酸ナトリウムとしての効果は減りますが重曹としての効果は上がります。

酸性洗剤やクエン酸と混ぜると二酸化炭素と食塩水などになり、アルカリの効果が弱まります。洗浄力が低くなるので注意しましょう。

酸素系漂白剤が使えない素材をチェック

粉末タイプの漂白剤は水に溶かすとアルカリ性になるため、アルカリに弱い素材に使用すると変色や劣化の原因になってしまいます。

食器や調理器具で注意したいのがアルミ製のコップやスプーン、お鍋などです。アルミは酸にもアルカリにも溶ける性質を持っているため、漬け置き洗いをすると変色やくすみを起こす可能性があります。

また、メッキとして使われる亜鉛やスズもアルカリに溶けやすいほか、真鍮や銅もアルカリに弱い性質を持っています。ステンレス以外の金属類への使用は避けたほうがよいでしょう。

ウールや革などの動物性素材、大理石にも使用できません。液体タイプの漂白剤は弱酸性なので動物性素材にも使えますが、金属や大理石への使用は避けたほうがよいでしょう。

まとめ

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤のようなにおいがなく、刺激も比較的少ないので小さな子どもがいても安全に使うことができます。

お湯に溶かして漬け置きするだけで汚れ落としと除菌ができるので、時短にもなります。食器だけではなく、コンロの五徳やまな板などにも幅広く使うことができるので、キッチン周りの掃除にも最適です。

ただし、アルミなどの金属や大理石など使用できない素材もあるので注意が必要です。上手に使って食器を衛生的にお手入れしましょう。
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