子どもがいる家族5人分の防災グッズは?万が一に備えて準備しよう
最近は巨大地震などの確立が高まっているため、防災グッズを準備しておいたほうがよいのでは?と感じているママも多いでしょう。しかし家族の人数が多いと、なにをどのように準備すればよいのかわかりづらいですよね。今日は5人家族の防災グッズを準備する方法やいざというときに役立つグッズなどを紹介します。
家族5人で防災グッズはどれだけ必要?
乳幼児がいるママは荷物の重さに注意しよう
一般的に女性が持って逃げることができるのは10kg程度だといわれています。2Lのお水のペットボトルが5本分なので、結構重たいですよね。
赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんと防災セットの合計が10kg以下になるように調整しましょう。重たすぎると逃げ遅れたり、途中で疲れてしまったりしますよ。
乳幼児期の赤ちゃんの成長は早いものです。どんどん体重が増えていくので、赤ちゃんが重たくなったと感じたら防災セットの中身も見直してくださいね。
持ち出すものは、優先順位を付けて選びましょう。
持ち出し用グッズで用意しておきたいもの
・身分証明書
・現金
・ランタン
・ホイッスル
・水
・ビスケットなどの非常食
・ウェットティッシュ
現金は10,000円札より1,000円札や小銭を準備しておきましょう。停電になるとお店のレジが使えず、お釣りをもらえないことがあります。
お水はコップがなくても飲める350~500mlなどのペットボトルを準備しておくと便利です。クラッカーや飴など軽くてカロリー補給ができる非常食も入れておきましょう。
ノンアルコールのウェットティッシュは子どもの手や口を拭くことができます。
リュックが背負えるなら子どもの分も用意
赤ちゃんがいるときはおむつやミルクも持って逃げなくてはいけませんし、避難所で子どもが退屈しないように、おもちゃやお菓子の準備もしておきたいですよね。
しかしパパとママが持てる荷物には限界があります。先ほどお伝えしたように、一般的な女性が持てる荷物は10kgなので無理はできないものです。
自分で歩くことができる子どもがいるなら小さいリュックを準備しましょう。おむつやお菓子など、軽いものを子どものリュックに入れて背負えるようにするよいですよ。
震災を体験したママが役立ったもの
子ども用マスクと飲み物
たとえばマスクは2~3歳の子どもが大人用を使うのでは大きすぎます。東北の被災地では「子ども用のマスクがほしい」と思っていたママが多かったようですよ。
また避難している人が多ければ、水を飲むコップが足りないこともあるかもしれません。一つのコップで回し飲みするのは衛生的にも心配ですよね。
子ども用に小さい飲み物を準備しておきたいものです。常温でも保存できるボトルや紙パックの飲み物があれば安心です。
お水だけでなく、果物などのジュースも持っておくとよいですよ。食欲がないときに飲むことができます。
まとめてあった保険証や貴重品
保険証のコピーを防災グッズに入れておくと、いざというとき役立つでしょう。家族全員の保険証のコピーをまとめておくとよいですよ。
保険証のコピーは、クリアファイルに入れたりジップロックなどのビニール袋に入れたりしておくと安心です。雨などから保険証を守ってくれますよ。
先ほどもお伝えしたように、災害のときは1,000円札や小銭を準備しておくと便利です。お札は雨に濡れると破れやすくなりますので、保険証のコピーと一緒にビニール袋に入れておくとよいですよ。
ラップ、ウェットッテッシュ、レジ袋
ラップをお皿に敷いて使うとラップを外すだけでお皿がきれいになります。5人分の食器を洗うにはたくさんの水がいるのでラップを使うと便利です。
ウェットティッシュは子ども手や口を拭くことができるとお伝えしましたが、それだけではなく台ふきとしても使えます。また赤ちゃんのおしりふきにもなります。
レジ袋は汚れているものや臭いのするものを入れるのに便利です。水を汲むこともできますし、汚いものを触るときは手袋の代わりにもなります。
レジ袋とタオルなどを組み合わせると簡易的なおむつとしても使えます。