漬物を子どもはいつから食べてよいの?漬物の知識や注意点を紹介
子どもが漬物を食べるときの注意点
あまり食べすぎないように
人の体は、細胞の浸透圧を一定に保つためにバランスよくナトリウムとカリウムを摂る必要があります。塩分を過剰摂取するとナトリウムばかりが増え、バランスが崩れてしまいます。カリウムも摂取するとナトリウムが尿から排出され、減塩するのと同じことになります。
葉物野菜の漬物には、お酢を少し使うと風味が増すので、減塩することができます。また、ぬか漬けはカリウムを多く摂取できるので、バランスを保ちやすくなりますよ。
食中毒に気をつけよう
食中毒を防ぐには、調理器具や手、野菜を十分に洗うことが大切です。
特にきゅうりは単に水で流すだけでなく、スポンジやブラシなどでこびりついた汚れを落とす必要があるといわれています。
調理器具を介しての汚染を防ぐためには、普段から食材ごとの使い分けや洗浄、消毒をするようにしましょう。漬物は漬けている間に汚染が広がることもあります。食べる分だけ作るようにし、余った漬物は清潔な容器に入れて冷蔵庫で保管して早めに食べきってくださいね。
妊娠中のママも注意が必要
妊娠中に塩分を摂りすぎると、むくみ、高たんぱく尿、高血圧の心配が出てきます。塩分の摂りすぎで妊娠高血圧症になってしまう妊婦さんも少なくはありません。
早産や流産、発育不全など、赤ちゃんへの影響もあります。ママの腎臓に負担がかかると、胎盤を通じて赤ちゃんに行く栄養が阻害されてしまうのです。
漬物が欠かせないママは、塩分控えめの漬物が食べられたら嬉しいですよね。漬物は浅漬け、塩漬け、酢漬けを選び、食べ過ぎないようにグラム数を量るとよいですよ。塩分量が増えてしまうので、醤油をかけて食べるのはやめましょう。
まとめ
漬物は塩分を含むものなので、子どもや妊娠中のママは特に注意しましょう。生活習慣病は治すのが大変です。子どものころから気をつける習慣をつけるとよいですよ。
しかし、漬物は野菜をたくさん食べることができますし、ご飯のお供には最高ですよね。健康に与える嬉しい効果もあるので、量に注意しながら食べてくださいね。