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地震から赤ちゃんを守る準備を!震災前後の対応策や防災グッズを紹介

地震から赤ちゃんを守る準備を!震災前後の対応策や防災グッズを紹介

地震の多い昨今、もし今大きな地震が起きたら赤ちゃんとどう避難したらよいのか、赤ちゃんの安全をどうやったら守れるのかを考えることがありますよね。今回は、赤ちゃんを守るためにできる地震が起きる前の対策、地震が起きたときの行動のしかたなどをご紹介します。万一に備えて準備する助けになればと思います。

地震が起きる前にやっておきたいこと

避難経路や連絡方法を事前に確認しておく

日中はママと赤ちゃんが一緒に過ごし、パパは会社にいることが多いです。もし大きな地震が起きたときは、パパとなるべく早く会えたら一安心できますよね。

そのために、パパとの集合場所を話し合っておきましょう。いつも家にいるとは限りません。家から少し離れた病院や実家など、普段よく行く場所で被災した場合の集合場所も話し合うことが必要です。

打ち合わせていた集合場所にいられないこともあります。その場合、ポストに行先のメモを入れておく、災害用伝言ダイヤル「171」を利用するなど、連絡方法を決めておきましょう。

地震の後、狭い道で古い家や塀が崩れてくる場合があります。パパと一緒に、赤ちゃんを抱いて逃げやすい安全な避難経路を調べておくことも大切ですね。

防災グッズと備蓄品を買いそろえておこう

かつては地震の備蓄品は3日分といわれていました。しかし、現在では巨大地震が起きると、3日では支援が届かない場合が予想され、7日分以上備蓄することが推奨されています。

被災直後の3日間は、避難できなくなっている人たちの救助が中心になり、その後、避難できた人たちへの支援が行われるからです。以前は水と食料があればよいともいわれましたが、今は地域で自活する備えが必要とされています。

とはいえ、避難するときは7日分の備蓄品をすべて持ち出すのは難しいです。震災直後には当座に必要な水や食料などの「防災グッズ」を持って逃げます。その後、避難生活が続く場合に必要な水や食料、携帯トイレや充電器、カセットコンロなどの「備蓄品」を分けて保管するとよいですよ。

家具や家電の落下および転倒対策を

地震が起きたときに家の中で怪我を負う原因の多くが、家具や家電の転倒や落下です。家具の下敷きになるだけでなく、飛び散ったガラスの破片も危険です。

家具の固定で行政が推奨するのは、L型金具をビスで壁に固定する方法です。しかし一般的な住宅の壁の場合、工務店に依頼するなど費用や手間がかかります。壁に傷を付けずに対策として取りやすいのは、家具の下に耐震マットを敷いた上で天井と家具に突っ張り棒を取り付ける方法です。

薄型テレビやパソコンは地震で飛んでくる可能性があります。これらもベルトや耐震マットなどで固定する必要があります。

また、窓ガラスの前にテレビなどが置かれていると、ぶつかってガラスが飛散し危険です。ガラスの近くに家具を配置しないことも大切ですね。

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地震が発生した際に赤ちゃんを守る方法

揺れを感じたら瞬時に赤ちゃんの元に行く

大きな地震が起きる直前に小さな揺れを感じることがあります。しかし、地震が多いこの頃は、小さな揺れのままおさまることも多いので、様子を見たり、とりあえず玄関を開けたりすることがあるかもしれません。

しかし、小さな揺れの後に大きな揺れがきたときは、赤ちゃんに近寄りたくても身動きができない状態になります。少し揺れたときや緊急地震速報が鳴ったときでも、すぐに赤ちゃんの元に行くようにしましょう。

また、直下型地震の場合は最初の小さな揺れがなく、いきなり大きな縦揺れがきて身動きがとれません。緊急地震速報も間に合わない場合があります。

赤ちゃんが寝ている場所の地震対策を入念にして、普段からなるべくママの近くで遊ばせるようにするとよいかもしれませんね。

落下物に注意しながら抱っこをして守る

大地震では家具などが飛んできたり、外では看板などが落ちてきたりする場合があります。ママは赤ちゃんを抱っこして守りましょう。

家の中では、赤ちゃんが寝ていたら覆いかぶさる、遊んでいたら抱っこして赤ちゃんの身を守ることが必要です。ベビーカーで外にいて抱く余裕がなければ、そのまま覆いかぶさります。

普通に抱っこすると赤ちゃんが飛び出す可能性があります。ある程度大きくなった赤ちゃんは、ママと向かい合わせ、赤ちゃんの頭のてっぺんがママのお腹にくるようにします。そしてママは、赤ちゃんのお尻を抱きかかえるように覆いかぶさって体を丸めるとよいですよ。

ママが大ケガをすると赤ちゃんを助けられません。極力、家具やガラスから離れ、自分の頭を守るようにしましょう。

ケガがないか確認し安全な場所へ避難しよう

地震がおさまっても赤ちゃんから離れず、抱っこして行動しましょう。万が一赤ちゃんが大きなケガを負っても、救急車がすぐにこないことがあります。

大声や防犯ブザーで助けを呼びつつ、ママが応急処置をする可能性があることも考えて、救急箱を準備するだけでなく、人工呼吸や心臓マッサージを習っておいた方がよいでしょう。ご近所との関係を作っておくことも大切です。

家の倒壊や火災で危険な場合を除き、慌てて外に飛び出ず、ラジオやテレビの正確な情報を元に避難するかどうか決めます。外にいるときは、塀など余震で物が落下しそうな場所からはすぐに移動しましょう。

商業施設などでは、出口に殺到すると赤ちゃんがおし潰される恐れもあります。係員の誘導に従った方が安全といえます。

地震が起きたときの対応策とは?

火の元を確認し電気のブレーカーを落とす

揺れがおさまったら火の元を確認します。その後避難する場合は、火災防止のために電気のブレーカーを落としガスの元栓を閉めます。鍵も忘れずにかけましょう。

玄関が開かなければ窓かベランダから避難しますが、高層階の場合、赤ちゃんを抱えてベランダから逃げるのは大変です。地震で玄関が開かなくなるのを防ぐ装置があるので、施工を検討してもよいかもしれませんね。

火を使っていた場合、すぐそばにいれば揺れた瞬間に消せるでしょう。しかし、揺れている最中は赤ちゃんを守ることで精一杯ですし、火に近づくのは危険です。

消火は揺れがおさまった後にします。ただし、天井まで広がるような自力で消せない火の場合、無理をして逃げ遅れることがないようにし、周りの人に助けを求めましょう。
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