家族を守るために防災グッズの準備を!備蓄品はおしゃれに収納しよう
特に大型店であればあるほど品揃えが豊富なので、生活用品や救急用品、雨具や防寒着など取り扱っている商品が幅広いです。また、ヘルメットや防災ずきんなど、日常生活ではあまり使用しないアイテムを販売している店も多いです。
店舗によっては防災コーナーを設けているところもあるので、なにから揃えたらよいのか迷ったときはまずホームセンターへ行ってみてください。売り場の係員の方に相談しながら買い揃えていくと、必要なものが効率よく揃えられるでしょう。
安く揃えたいときに便利な100円ショップ
そこで、便利なのが100円ショップです。防災コーナーを設けている100円ショップもあり、災害時の必須アイテムともいえる携帯ラジオや懐中電灯などはもちろん、ろうそくやライター、ウェットティッシュ、飲用水タンクなどといったものまで揃えられますよ。
「100円商品では品質が不安」という場合には、消耗品は100円ショップで買い揃えて、そのほかのものはホームセンターなどの専門店で購入するという使い分けがおすすめです。
忙しいときはネットサイトで購入も
そんなときは、ネットサイトを利用しましょう。ネットサイトでも膨大な数の商品の中から、必要なものを探しださねばなりませんが、あらかじめセットにされた防災グッズがあったり、購入者のレビューを見たりできるので、効率よく買い揃えることができます。
実店舗で購入するよりも安く手に入れることができる場合もあります。
また、重い荷物やかさばる荷物は持ち帰るだけでも大変ですが、ネットで購入すれば自宅まで配送してもらうことができるので便利ですね。
Amazon|防災セット 地震対策30点避難セット
火災時の延焼を防ぐ防炎素材を使用。日本防炎協会認定品。地震による停電でも設置場所がわかるよう、持ち手部分に暗闇で光る畜光材付き。夜間の避難の安全性を高めるため、全面と肩ベルトに反射材付き。火や水に強く、汚れにくい素材を使用。
防災グッズはどこに収納しておくの?
家族がわかりやすく取り出しやすい所が基本
ましてや、そのしまってある場所をママしか知らなければ、ママの不在時に災害が起こってもだれも防災グッズを取り出せないという状態に陥ります。これでは、せっかくの防災グッズを活用することができません。
そこで、災害時にスムーズに防災グッズを持ち出して避難するためにも、防災グッズの収納場所は、「家族のみんながわかりやすくて取り出しやすい所」を基本としましょう。
なお、災害はいつ起こるかわかりません。夜間の災害に備えて、防災グッズは寝室か玄関に置いておくことがベストです。
備蓄の水や食料は普段から使う場所に保管
そこで、あえて普段から使う場所に分散させて保管するという方法があります。
たとえば日常的に食べる食料と一緒に備蓄品もパントリーに収納して、期限が古いものから食べていくのです。食べた分を買い足せば、常に賞味期限の更新ができて、いざというときに賞味期限切れ…ということを防げます。
また、玄関や廊下の収納、クローゼットなどに分けて置いたり、1階と2階に分けて置いたりするのもおすすめです。こうしてリスクを分散させることで、災害時にどこの場所にいても水や食料を確保できます。
家の外に収納する方法も
このように、防災グッズを家の外に収納するという方法も有効です。
同様に、車の中に置いておくのも一つの手段です。 最低限、生活に必要な水や食べ物、防寒具などを保管しておけば、一時的に車内を避難所として過ごすことができます。
また、勤務先で災害にあう可能性もあります。そのため、職場のロッカーや机の中に備蓄品を置いておけると安心ですね。
家の外に備蓄品を収納するという方法なら、リスク分散ができます。ただし、存在を忘れがちなので、定期的に保管場所の様子をチェックすることが大切です。
防災グッズをおしゃれに収納するには?
収納スペースを確保して普段は見せない
とはいえ、家族分の防災アイテムや備蓄食料をまとめると、ある程度の広さの収納スペースを確保する必要があります。ただし、前述のとおり、クローゼットの奥などにしまいこんでしまうと、必要になったときにすぐに取り出せません。
そこで、廊下の納戸や玄関のベンチ兼収納、階段下の収納など、毎日使うわけではないけれど、いざというときアクセスしやすい所に、防災グッズの収納スペースを確保しましょう。
家の中の避難経路の途中で取り出しやすい場所に収納しておけば、慌てて避難するときでも忘れず持ち出すことができます。
防災グッズを入れるケースを工夫する
おすすめは、オシャレなスーツケースに防災グッズを収納することです。ビンテージのような見た目のものなら、雰囲気のあるインテリアづくりに最適ですし、スーツケースなので避難時にはそのまま持ち出せます。
また、木目調やデニム地など凝ったデザインのボックスに、防災グッズがセットになっている「緊急時にすぐ持ち出せること」がコンセプトの「bibo(ビーボ)」という商品もあります。リビングに設置しても部屋の雰囲気を邪魔しません。