親の不注意で子どもが洗濯中に泣く!洗濯時に起きやすい事故例と対策
ママにとっては日常の家事の一つの洗濯ですが、その洗濯中に子どもが泣いてしまう事故が起こることがあります。ママが少し気を付けるだけで洗濯中の事故は防げます。洗濯中にはどのような事故が起こる可能性があるのか、事故をどうしたら防げるかをご紹介します。また、子どもに危険を教える方法もまとめました。
洗濯時の不注意から起きてしまう事故例
ベランダなどからの転落事故
高い場所に洗濯物を干しているママを見て、子どもも真似をしてみたいと思い、少しでも高い場所に手が届くよう工夫をすることがあります。ちょっとした踏み台になるものや、エアコンの室外機などがあれば、子どもはよじ登ってしまうといったことも起こりうるのです。
まず危険なのが踏み台からの落下事故、さらに怖いのがベランダからの転落事故です。ベランダの柵よりも子どもの頭が高い位置にくると、頭が重たい子どもはバランスを崩し転落する危険があります。柵に頭を挟む事故も多くありますよ。
ドラム式洗濯機に子どもが閉じ込められた
1歳くらいの子どもでも、踏み台さえあればドラム式洗濯機の洗濯槽には入り込める高さになっています。秘密基地のようにも見え、子どもにとっては魅力的な場所ともいえますよね。
ドラム式洗濯機のふたが何かの拍子に閉まってしまうと、子どもの力では内側から開けられないものも多いため、窒息の危険性が高くなります。静音性が高い洗濯機も多いため、閉じ込められてしまった中で子どもが泣いていても、ママが気付けないこともありますよ。
洗濯物を干すときに閉め出されてしまった
ママが洗濯物を干すためにベランダに出ていたり、庭に出たりする場合には、開いている窓を閉めて鍵まで掛けてしまう子どももいます。子ども側からすると、ママが行っている戸締りを真似しただけかもしれません。ですがママの側から見ると、閉め出されてしまった状態になる、という事故例もあります。
鍵を閉めることはできても開けられない子どももいますし、そもそも外でママがどうして慌てているのかわからないケースもあります。そこにママがいるのに近くに来ないことで泣いてしまうこともありますよね。
ママがベランダに閉め出された実例と予防法
子どもが鍵を閉めて家で1人泣く
ですが、ママが慌てている様子や、洗濯物を干し終わったのに自分の近くに来てくれない状況になった場合、子どもは不安を感じてしまいますよね。にこにこの笑顔から一転、ぽろぽろと涙を流しながら泣いてしまうかもしれません。
泣き出した子どもはパニック状態なので、ママがどんなにジェスチャーで鍵を開けるように頼んでも、伝わらなくなってしまいます。
窓が完全に閉まらないような工夫をしよう
簡単な方法としては、サッシに障害物を置く方法があります。子どもが簡単に移動できないようなものを置くことで、閉め出されることを防げます。
ホームセンターなどに行くと、便利グッズとしてサッシ用のストッパーなども販売されているため、購入して利用することもおすすめです。ストッパーは下に挟むよりも、子どもの手が届かない上の方に挟むようにするとよいですね。ただし、せっかく購入してもストッパーをするのを忘れたら意味はなくなりますよ。
子どものいる部屋の安全確保にも気を付けて
ベランダに出るときには短時間でも火の元を消したり、包丁やハサミなど、子どもが興味を持ちそうで危険性が高いものは手が届かない場所に置いておいたりすることが必要です。
夏はエアコンを前もってつけておくようにすれば、室温上昇による熱中症を防ぐこともできます。閉じ込みが短時間で済まない可能性もしっかりと考えて、子どもの安全がしっかりと確保できるように気を付けておきましょう。
事故が起きないため「危険」について確認を
ママの後追いで洗濯のときに注意したいこと
赤ちゃんも必死なので、ちょっとした段差でつまずいたり、後追いをしてベランダに出てきて転落をしてしまうといった危険が高くなってきます。赤ちゃんの後追いが激しいときには、だっこひもやおんぶひもを活用して、洗濯物を干すときにはおんぶをするといったことも必要です。
ママが自分のそばにいないことが不安な時期なので、おんぶが難しいときは洗濯物を干しながら常に声がけをするようにするとよいですよ。